もうすぐ上海万博始まりますが、びっくりするほど発展した上海の街。
実際に訪れてみると、砂上の楼閣にならなければいいけどと危惧することもあります。
網の目のように走る高速道路、橋げた基礎工事にコンクリートではなくてゴミが詰められていたとか、あまりに簡単に完成する工事をみていると大丈夫かなと不安になります。
あの上海のリニアモーターカーも2年前に乗った時、日本の新幹線のような重量感がなくて大事故に繋がらないかとドキドキものでした。
中国製と聞くと、安かろう悪かろう的なイメージがあり、とくに毒餃子事件は衝撃的でした。
食品となるとゼッタイ買わないという方もおられることと思います。
かつての日本の高度成長期の時代のように、今や中国製は世界を席捲して世界の工場的スタンスです。
そして観光客としても世界的にじゃんじゃんお金を使ってくれるお金持ちの国です。
こうした発展を遂げる以前の中国製品にはとても手の込んだものがたくさんあります。
これは象牙の置物です。
顔もやさしくて丁寧に彫りこまれています。
年代を経ているため、象牙が少し黄ばみ彫り溝に少し埃がたまっています。
象牙★中国製/女人像置物、ただいま1,600円。
すずり裏に彫られた亀がユニークです。
唐硯★未使用中国産石硯(すずり)彫琢・龍と麒麟/亀
彫琢は龍、硯側に麒麟?、硯背に亀、硯銘入りなんですが、産地は不明。
こうしたすずりに不案内なものでも端渓なら知ってます。
どこかに書かれてないか丹念に調べましたが分かりませんでした。
どっしり重たいので石には間違いなさそうだし、手触りもいいです。
胡開文★未使用 中国産茶墨
古式の墨の製法を守っている製墨者、胡開文の名が入り金箔がほどこしてあります。
墨のブランドのようです。
清代製墨の「四大家」は曹素功、汪近聖、汪節庵、胡開文。
清代後は曹素功、胡開文が市場を席捲し、新中国成立後は公私合営、国営となったようです。
改革解放後、また民営化されました。
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