ダブルブッキングとは、乗り物などで同一座席の切符を2人の客に売ってしまう二重予約のこと。ホテルの予約などでも起こります。
1人の人が同一時間帯に2つの予定を入れてしまうことでもあります。
それとよく似ていますが、オーバーブッキング、
これは航空会社がキャンセルなどで空席がでないように、定員数よりも多めに航空券を発行してしまうために生じる現象です。
キャンセル待ちの人を乗せて満席になってから正規の客が来て乗れなくなったりもします。
数年前にアメリカの西、ラスベガスから東のナイアガラへ移動するとき、途中ミネアポリスで乗り換えのとき遭遇しました。
予定時刻が来てもなかなか搭乗させてくれません。
英語のアナウンスでよくは分からなかったけど、
「12名ほどのオーバーブッキングのため、出発を後発便に延ばしても差し支えのない方がおられませんか」
「出発を一日延ばしていただいた方には、ホテル代金、ホテルまでの移動、食事代などを全て当航空会社が負担いたします」といった内容だったらしい。
そのチケットを高く買い取ってくれたりもするので、こうした待遇を当て込んでわざと混む便を狙って予約し、この利ざやを稼ぐ人たちがいるとのこと。
私たちのツアー一行は添乗員が粘り強く交渉し、全員がその便に乗ることができました。
しかし何人かの預けた荷物は数時間遅れて到着しましたけど。
さすが飛行機大国のアメリカやぁ~と思っていました。
ところがこの日本でも、オーバーブッキングの体験をすることになりました。
今度の正月明け、エミレーツ航空を使って中近東へ出かける予定を立てていました。
もうすでに1ヶ月を切っているのに、旅行社から案内が来ないのでヤキモキして問い合わせてみたところ、このオーバーブッキングで対応に追われていたようです。
関空から深夜便でドバイに向けて飛び立ちますが、これが過剰予約で乗れなくなったそうです。
そのため中部セントレア空港出発となってしまいました。
東京から出発される方々は、もともと羽田より関空まで来るのが、新幹線で名古屋へ行き中部空港へと変わります。
しかし大阪在住ものは、関空発着が中部に変更は大問題です。
羽田・関空の国内線はもともとエミレーツもちだったそうで、乗らないからといって安くなりません。
よかったら東京でご集合ください、なんてアホちゃうか、でしょう。
後日新幹線の切符が送られてくるそうです。
普通なら中部セントレア空港へ行くことなんて、今後もまぁないと思うから見学兼ねてと思うしかない、ですね。