閉業のお知らせ
質店は2021年8月に閉店いたしました。
昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。
いちじく(無花果)、昔はどの家の庭先にも1~2本ほど植えられていましたね。
子供のころグミやいちじくなど、遊びながらよく食べました。
大人になっても、びわやいちじく、すもも、プラムなど、流し台の前で立ちながら口の周りをぐちゃぐちゃにしながら食べる果物が特に好きです。
マンデーさんのブログにいちじくを煮るお話がかかれていたので、早速試しています。
今日少し小さめの熟れすぎていないのが売っていたので、お試しで小鍋に7個並べて、適当に砂糖を振りかけて、弱火にかけました。
水は入れずにいちじくから出る汁で煮ますってことでしたが、心配で蓋をして10分後にのぞいてみた画像です。
いい匂いが漂っています。
さらに10分煮てヘタのあるほうを下にひっくり返してみました。
できあがるまでにいちじくについて調べたことを記しておきます。
西アジア、アラビア南部地方が原産で、紀元前3000年頃には栽培されていて、日本には1630年長崎に渡来したそうです。
一日一個熟すから、または果実がなってから一ヶ月で熟すから、「一熟」と名がついたとか。
いちじくはアルカリ性食品で、薬膳食材でもあり、実も葉も薬効と栄養価が高い果物です。
便秘に効果があり、お酒を飲んだ後に食べると二日酔いになりにくいらしい。
そのほか、炎症を抑えるはたらきもあり、喉の痛みを抑えたり、黄疸の治療にも効果があるそうですよ。
火を消してから10分ほど置いて、
これから試食してみます。
少し皮がざらつきましたが、これはこれで味わい深い。
たぶんレモンを絞れば風味が増すと思われます。
今日は家にはスダチしかないので。
簡単にできたので、今度は赤ワインと一緒に煮てみようと思います。
いちじくジャムはヨーロッパでは最高級のジャムといわれているそうですよ。