秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

自他共楽

2006-04-02 | 少林寺拳法
今日の大阪は雨模様。天満橋から大阪湾へ下る北浜のほうを望んだ大川沿いの桜は、3分咲きで小雨にけぶっていました。お招きいただいた少林寺拳法の後輩の結婚式の帰りに写しました。

いずれ結婚通知状が皆に届いた頃に、今日のお式の画像に差し替えます。
今の所はまだ口外禁止、喉元まで出掛かっているのを押しとどめるのがつらい。

新郎・新婦は少林寺が取り持つ縁で出会われましたので、恐れ多くも乾杯の音頭役が回ってきました。
乾杯前の長い挨拶はうんざりですから、お二人の6年半に渡るエピソードを長々とご披露するわけにいきません。

それで少林寺拳法の修行の目的を、1分間だけ辛抱して聞いてもらうことにしました。

第2次世界大戦後の荒廃した国土と人心を取り戻すために、少林寺拳法を創始した開祖・宗道臣は、二つの大きな目標を掲げました。

一つは自己錬鍛、日々の稽古をとおして体を鍛えると同時に、くじけない強い心を作ること。

二つ目は自他共楽。これは開祖の造語で、世界中でも珍しい理念だそうです。

自分の利益や幸せだけを追い求めるのは利己的過ぎる、かといって自分はいいから周りの幸せをというのも偽善的過ぎる。

自己の幸せを願う半分を他のものに向けれる余裕をもちたいというのが、開祖の願いであり、少林寺拳士の目的となりました。

少林寺の教えを忘れずに、幾多の困難を乗り越えていってほしいと思います。
お二人の末永い幸せと皆様方のご健康とご多幸を祈念し、自他共楽に乾杯!

「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」