夕方のTVワイドショーで、今までずっと不可解だった郵政の現況を知ることができました。
けっこうニュースは見てるし新聞も読んでますが、ここまでとは…
2003年度で郵便貯金は227兆円、簡易保険もあわせると330兆円!
ちなみに三井住友銀行は60兆円に届かないとか。
これらの膨大なお金は民間には流れることなく、ありあまりすぎて高速道路や橋を作るはずが、いろいろ無駄使いされてたんですよね。
そしてさらにもう一点、びっくりしたデータです。
25,000ある郵便局のうち特定郵便局は23,000箇所。
印紙税、住民税、法人税が無税だって知ってました?
固定資産税は半額で、これらが民間と同様支払われると、その額なんと9,027億円!
預金保険料というものを民間の銀行は国に0.08%支払うそうですが、
郵便局はただなので、これまた支払うとなると1,944億円!
明治政府が富国強兵で、国民に貯金を奨励し保護した政策が面々と続いていたのです。
なぜこうした数字を開示することなく郵政民営化反対するでしょうか?
過疎地の郵便局がなくなって不便だから、
日本が誇る郵便制度をなくしてはいけないから、
こうした理由だけでは納得いかんなぁと思っていましたが、今日合点がいきました。