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花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

風邪にかかったおかげさまで、TV三昧の幸せ

2017-12-17 20:03:23 | Weblog

クリスマスのテーマで、アイスショウを楽しみました。

青春時代に還り、クリスマス気分になりました。

とうちゃこ、、、、宮崎も、、、

赤ひげ、、、も

相棒も、、、

欣也ちゃんの時代劇も、、、

南極大陸の、大王イカに負けない巨大イカも、

さすがに、、、目薬を入れました。

江戸時代なら、どんなお姫様も、こんな贅沢な

ただいま風邪ひき中、、、の、贅沢な気分は 

味わえなかったでしょう!

この、平和ボケした時間が、、、

いつまでも続きますように。

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仕事に起きる前日の、、昨日は、、

カズオ イシグロ、、、インタビュー番組。

遠い山波の光が、、、長崎の原爆投下の思い出から

日本を忘れられない 浮世の画家

映画で、原節子さんの、ozuyasujirou作品で

日本人離れした美貌を懐かしく観ました。

ボブディランの、

「花はどこへいった、、、」を歌いながら

軽井沢の合宿で過ごした青春時代の戦後の復活の日々を

思い出させる、

ジョンウエズりーハ-ディグ、、、に夢中だったという

ロングヘヤーの作家の若き日の姿。

歌手の中に文学が歌われていることに

心から感動されている様子が観えました。

映画になった、、、日の名残り、、、

充たされざる者

私が孤独だったころ

私を離さないで

。。。。。

そして、万人が恐れる、、、クローン人間と臓器移植。

これらの作品を生む間の二本作家との交流や、

村上春樹さんの作品の

異なった方向の作品が全部まとめると

指さしている方向など、

参考にされたようであるが

一貫して「平和」への願いが感じられる番組だった。

 

1990年、、、

ユーゴスラビアで、仲良く暮らしていた人間同士の間に

戦争が起きた、、、忘れられた巨人

、、、、、****************、、、、、、

人は何をおぼえているのか?

負の記憶を巨人に例えた、、、忘れられた巨人

そして、、、印象に残ったのが

私たちは「過去と向き合う」ほど、、、強いか!?、、、という一言。

日本は、全て忘れて、、、忘れたふりをしてしまったのかわからないが

彼が指摘するように

民主主義と平和に見える今日に、、、

人は、、、平和ボケと言うが。。。。

文学はなぜ必要かという、、、彼なりの考えに、、、傾聴した。

基準や真実を維持する、、、文学とは、、、

いつ忘れるか?

いつ思い出すべきか

、、、、、、

今、アメリカには「人種」という、、、巨人が居るとも言っていた。

葬り去られたはずの負の記憶が思い出される。

南北戦争で、解決したはずではなかったのか?と、、、社会音痴の私は思う。

もう、いかなる国も「ファシズム」の恐怖を知っているはず。

多くの暗い記憶を乗り越えて

日本は平和になるまで、

陛下のご苦労は、凡人の私には発言するのも畏れ多い事ですが、

敗戦した日本の民とともに、在りつづけて下さったお心が

日本の破壊された国土とは異次元の

「日本人」であることを、失う事にはならなかった。

日本人は、陛下が、耐えがたきを耐えて、

ともに在りつづけてくれた歴史が

日本人であることを、、、失わなかった。

そして、孤独でいらっしゃった皇太子さまの恋は

敗戦で、、、夢を失っていた青春の素晴らしさを

日本中に思い出させてくれました。

軽井沢のテニスコートは、

日本の若き世代に感動と、希望と、素敵な未来を約束してくれるようでした。

皆、、、元気に、、、上を向いて、復興の道を

まっしぐらに進み始めました。

団塊の世代が、めちゃ元気な復興を背負ってくれた元気は

日本は何千年前から、、、天皇様が歴史の中にいつもいらっしゃって

記憶も、忘却も海の波のように渦巻いても

日本の国民を孤独にしない「今」に

いつもともにいらっしゃった事が、、、「日本人」

昭和生まれの、、72歳の、、、アナログ時代に生きた私は

日本が民衆主義を手に入れた大きな要因は

「心の中に、いつも、陛下の存在があったことだと思うのです。」

学識のある方々の、思想だとか、イデオロギーとは違いますが

理由なんてありません。

陛下が膝をついて被災地のご訪問をされる姿を見て、

日本人は皆、頑張る力をいただいたと思うのです。

、、、、

高度なノーベル文学賞を語る脳みそは

私は持っておりませんが、

この作家さんの言葉には

ノーベル賞は平和を願う賞だから

いただいて嬉しいという言葉がありました。

一貫して、人類、、、全種族に於いて

心の問題で、平和な地球を願っていることだけは

脈々と伝わってきました。

グローバル化に、大きな問題意識を投げかけていました。

イギリスの「EU離雑」に哀しい出来事と言う表現をして

考え直すべきとも言っていました。

もし、、、私が,、、風邪をひいてくたばっていなかったら、

寝そべって、、、こんな高度なTVの番組を観たかどうかはわかりません。

時には、風邪にかかって、テイシュの紙束を造りながら

くたばって寝る絶望の時間に

病気が吹っ飛んでしまう贅沢なインタビュー番組に出逢う事もあるのですね。

今日は、、、病気も上向きで、、、ぼやけた頭で

日記帳に残しておこうと

キーボードをたたいている、、、

73歳の

昭和10年代生まれの

戦争中に生まれた、、、

平和を願う一人の日記です。