聖書から人生を考えよう

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聖書から「人生」について真剣に考えてみませんか?

★「聖書」とはどんな本ですか?

2004-12-17 | 「聖書について」

        

 私が「聖書」を初めて手にしたのは、まだ20代前半の青年時代でしたが、聖書とはどんな本なのか、全く分かりませんでした。ただ、キリスト教の経典くらいにしか考えていなかったのです。一体、聖書とは、どのような本なのでしょうか、少しだけ紹介したいと思います。

 聖書は「神の図書館」であるとも言われています。それは、聖書は一冊の書物でありながら、66巻の別々の書物から出来ているからです。創世記に始まり、ヨハネの黙示録で終わっているこの書物(神のことば)は、大きく分けると二つに分けられます。前の部分(39巻)はイエス・キリストがこの世に来られた以前に書かれたもので、旧約聖書とよばれ、後の部分(27巻)はキリストがお生まれになってから後のもので、新約聖書と言われています。

 さて、聖書は一体だれが書いたのかということですが、聖書はBC(紀元前=キリスト前)1.500年頃から約1.600年の間(AD<紀元>100年頃まで)に亙って、少なくとも36人以上の人々によって書かれました。その著者には、一例を上げると、王(ダビデ)、学者(エズラ)、漁師(ヨハネ)、医者(ルカ)、羊飼(アモス)など、いろいろの身分、職業、学識の人々がおり、またその書かれた時代には、時に1千年もの隔たりがありますが、時が移り変わっても、その内容は完全に一致と調和を保っているのです。

 そして、これらの聖書の著者は、イタリーからバビロンにいたる広大な地域に散らばっていて、ほとんどの人が、お互いに会ったこともないのです。このように地位や環境がそれぞれ異なった著者により、風俗、習慣も違う広大な地域で、長年月にわたって記録されたものであるにもかかわらず、お互いの間に矛盾がないばかりか、驚くほどの調和と統一があるのです。しかも、その内容にはそれぞれ特色がありながら、一貫性があるのですから、まことに不思議と言わざるを得ません。一体、これは、どのように説明できるのでしょうか。

 それは、聖書自身が語っているように、各著者の心の背後には、すべての者を真理に導く神(創造者)の聖霊の偉大な働きがあったことを示しているのです。これらの人々は神の直接の支配の下に書いたので、その原語の一つ一つの言葉が神に導かれて記されているのです。次の聖句は明らかに聖書が神の霊感に導かれて書かれたものであることを証ししています。

●「なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。 」(Ⅱペテロ1:21)。

●「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。 」(Ⅱテモテ3:16)。


 このように、聖書は神の言葉そのものなのです。聖書には、神のことばが含まれているというのではなく、聖書のあらゆる部分が神の霊感によって書かれているのです。聖書こそは、神が人類に与えられた唯一の啓示の書なのです。そして、その故に、神は聖書に付け加えたり、省いたりすることを固く禁じているのです。どうか、あなたも、神の言葉である聖書をお認めになられますように。
その聖書は、神の御子イエス・キリストの十字架の贖いによる救いが主題となっているのです。

             

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