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国際観光・交流について、考えよう !

2011年03月15日 23時11分40秒 | その他
平成23年3月13日(日)午後1:30~4:45,松山市コムズ大会議室で標記イベントを開催いたしました。
50超の人々の集まっていただきました。そして、3人の方に発表していただきました。

最初の発表は、滝川祐子 (香川大学農学部 多田研究室 技術補佐員)さんで、「江戸時代の博物図譜と瀬戸内海の生物について」お話をしていただきました。高松松平藩の博物図譜は美術的価値に加え、生物学・科学史上の資料的価値が高いこと。またシーボルトを通じて日本の科学者に大きな影響を与えたこと等の報告がありました。滝川氏は平成23年スペインバルセロナで開催された「第4回欧州科学史学会国際会議」でも本テーマを発表しています。

二番目の発表は、原田久(愛媛県経済労働部 観光国際局 国際交流課 国際交流係長)さんで、「北米、南米における愛媛県人会の現状について」お話いただきました。米国カリフォルニア及びブラジルで活躍する日本人移住者及び二世、三世並びにその家族たちの現地での活躍の様子や県人会等組織の果たす役割、及び今後の課題(県人移住者子弟の県内受入れ等)について発表していただきました。

最後は私で、「観光資源の再評価と発見、及び通訳案内士の仕事の楽しさ・魅力」についてお話させていただきました。例えば、道後温泉椿の湯の前に建つ伊予湯岡碑文に残された聖徳太子の言葉の国際観光資源化(梅原猛氏の現代語訳を基に英文資料化)、道後公園入口の漱石、子規の句碑前で、子規が現代日本語散文構築に第一の貢献者であることの説明、一茶の句碑の前で江戸時代から松山が俳諧の盛んだったこと、武家屋敷内の連歌の会人物模型が観光資源として活用されるべきである等についてお話させていただきました。
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