社名

2009年04月25日 10時29分50秒 | 自分の意見の陳述
私はおもに経済関係の記事を読んで自分の英語能力をはぐくんできたと思っていますが、社名については、英文記事ではふつう最初は正式の名称を記し、以降は簡略化します。例えばトヨタの場合は、最初Toyota Motor Corporation であとはToyota です。この流儀で行くと、社名が出てくるときは、正式の社名をおさえたほうがいいと思います。それはGoogle で検索可能です。実際の通訳の本番では、わからない時は、簡略形式で行くしかないでしょうが。
通訳の現場で一番大事なのは、情報を適格に把握する能力でしょう。すなわち、情報で提示される内容で、登場人物(主体)と場所をおさえる。あとは登場人物間の関係。表現すべき関係がはっきりしているのに、表現できなければ、それは英語能力が不十分ということです。ですが、もし不十分だと認識できれば、その表現方法を探せばいいわけです。不十分の認識があり、そのあと苦労して覚えた表現方法は、これまた私の言い方でいえば、自分なりに肉体化された表現なので忘れない。
英語が出来るできないという、一般論を言うよりも、その種の具体的な、営みが、英語能力の伸長には重要なのです。外国で暮らして英語がうまくなるということは、例えば、そうした事の繰り返しではないでしょうか。そのことは国内でも出来るのです。

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