定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

春の訪れ

2015-03-09 08:47:28 | 別荘周辺

 最近の気温は例年と異なりかなり高い日が続いており、雪もあまり降りません。

 

 別荘周辺の屋根はすっかり雪が落ちてしまいました。周辺の木々にも雪が積もっていませんので、つまらない景色になっています。3月の今頃こんな景色を見ることはかってありませんでした。道路わきの雪の壁はまだ3mほどの高さのままですが・・・

 

 我が家の窓から見える花園スキー場のコースには、あまり人影が見えません。3月に入ってから外人の数が急激に減りました。オーストラリアではそろそろ夏休みが終わるのでしょう。

 雪が降らず風も強いとあまりスキー場へ行く気にならず、今期60回のままで止まっています。

 明日からしばらくブログをお休みします。写真をたくさん撮ってきたいと思っていますので、すこしお待ちください。

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アンヌプリ山頂からの眺め(続)

2015-03-07 06:39:26 | スキー

 昨日は啓蟄。土の中から虫が出てくる頃と言いますが、さすがに北海道はまだ、実感がわきません。しかし、確実に昨年よりは温暖化が進んでいる感じで、気象の変化が約1か月ほど早くなっているようです。

 今朝は珍しく少し雪が積もっていますが、4,5日間はゲレンデのコンディションがイマイチで、風が強い日が続いているため、このところすっとスキーはお休みしています。(足の指もまだ腫れが残っています。)

  

 先日(2月26日)、アンヌプリ山頂に登った時の写真がまだ、たくさん残っていますので、紹介したいと思います。

 上の写真はアンヌプリの南峰に登っているボーダーの姿です。私はまだ、南峰には登ったことがありません。

 

 山頂からはあちこちのコースに滑る人たちが居て、思い思いのコースを選んでいます。

 

 鞍部から真っすぐ滑り下りる人たちもいて、比較的楽なコースになっています。

 

 北斜面のコースは雪質がほとんど良い時が多くて、パウダースノーを愉しむことが出来、人気のコースです。

 東尾根の方から眺めた北斜面。かなりの傾斜があります。

 

 山頂から東尾根の方を直接眺めて撮った写真です。山頂付近は硬そうですが、そこを過ぎると柔らかな斜面が待っています。

 

 お天気が良いと岩内町や日本海側が良く見えます。

 

 目の前に見えるイワオヌプリです。良く晴れた日にはここにもたくさんのシュプールが見えることがあります。山頂までは急斜面をひたすら登らなければなりません。私は4年ほど前にスノーシューを履いて左側から登ったことがありますが、視界が悪くて雪も降り出し、7合目ぐらいで 断念したことがあります。

 

 

 

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鹿島槍ケ岳の油絵

2015-03-06 06:28:20 | 登山

 神戸の友人I夫妻から、大きな油絵(130cm×130cm)が届きました。先日我が家に逗留されていたのですが、お父様が登山家で、「我が家に鹿島槍ケ岳の大きな油絵があるが、マンションに転居したので、飾る場所も無くなってしまった。もし欲しいということでしたら、お送りします。」と、言って下さったのです。

   

 額は「福島 清」作の「群青鹿島槍ケ岳」というタイトルがついていて、鹿島槍ケ岳を五竜岳の方から捕えて描かれたものです。手前の月明かりに鹿島槍が岳が聳え、上部の安曇野平野と空が群青色に染まり、左上にはオリオン座が輝いています。

 福島 清は1948年生まれの画家で、造形家、登山家でもあり、あちこちの山を単独登攀されており、この絵は1989年(平成元年)に書かれたものです。

 鹿島槍ケ岳は後立山連峰の中央に聳えており、後立山の盟主とされています。山頂は南峰(標高2,889 m)と北峰(標高2,842 m)からなる双耳峰であり、吊尾根と呼ばれるなだらかな稜線で繋がっています。

  Iさんのお父様は著名な登山家で、ヒマラヤ遠征の前に厳冬期の鹿島槍が岳にアタックして登頂された思い入れのある山だったようです。と、Iさんは語っていらっしゃいます。

 夫は学生時代の3月に画面左側の東尾根から雪山の鹿島槍ケ岳に登頂して、長野県側に下りたことがあり、私も大学2年の夏に後立山連峰の縦走をしたことがあります。吊尾根近辺は登山道がとても狭くて、こわごわ通り過ぎたことが思い出されます。

  

 この大きな額をどこに架けるかが問題で、結局大きなタペストリーの横に架けることにし、夫と二人で半日がかりで何とかこの場所に収めました。天井が高いので、良く似合っているようです。

 きっと我が家を訪れる友人達がこの絵を眺めて感嘆してくださることでしょう。

  

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スキー合宿2)ノルマの雪投げ

2015-03-05 07:42:27 | スキー

 スキー参加のHさんは、まだ現役で仕事をされているので休暇が取れず、3日目にはお帰りになりました。3月1日2日共に積雪がほとんどなく、風も強かったため、花園スキー場のあちこちのコースを3人で滑りました。

 Hさんは今年は少し幅広のスキーを新調されての参加でしたが、夫が少しアドバイスすると、みるみる上達されてご機嫌で滑っていらっしゃいました。

 

 合宿参加のノルマは我が家の階段の雪投げです。今年はあいにく雪が少ないので、時間もかからずに終了しました。

  

 最後の日はニセコ町の昆布温泉の方まで車で行き、秘湯の一つである鯉川温泉にお連れしました。温泉も気持ち良く、露天風呂の前には小さな滝が流れ込み、ひなびた温泉宿という感じでした。

  

  

 玄関を入ると、目の前に雛段が置いてありました。3日は雛祭りですので、嬉しくなりました。

  

 

  帰りに近くの甘露の湧水に立ち寄り、お水を口に含ませて飲んでみると、水質が柔らかくて少し甘みがある水で、Iさんも美味しいと言って、たくさん飲んでいました。周囲はさすがに雪に覆われていました。

 

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スキー合宿1)深雪から樹林コースへ

2015-03-04 06:19:45 | スキー

 2月27日から私達の大学山岳部OB会のスキー合宿が始まりました。毎年少人数で行っているのですが、もう10年間も続いています。

 今回は3人参加の予定でしたが、そのうちの一人Nさんが他のスキー場で2週間ほど前に、ボーダーと接触して腕と手首の骨折をしてしまい、不参加となりました。残念です。

  

 翌28日は良いお天気となり、4人で滑り始めました。IさんとHさんはスキー経歴も長く、Hさんは昔1級を取得された腕前です。初日ですので花園スキー場からヒラフのあちこちのコースを案内しながらゲレンデスキーを愉しみました。

  

  昼食後、一人乗りリフトもだいぶ乗る人が少なくなってきましたので、列に並んで乗り込み、深雪スキーをトライしようということになりました。長い斜滑降をして東尾根まで滑り、膝近くまで潜りながら深雪の上を滑り始めました。

  ところが、あまり深雪に慣れていないIさんは、どうしても転ぶ回数が多くなり思うように滑ることが出来ず、疲労も出て足が動きません。やはり深雪は慣れが必要のようです。

 

 

 樹林コースに入ると、だいぶ慣れて快適に滑っています。

 

 

 樹林の中は樹影が青く伸びて、とても美しい景色です。

 

 やっと東急ゴルフ場の方に下りてきました。時間がかかってしまいましたので、足が相当疲れてしまったようでした。

 

 

 

 ふと、池の方を覗きこむと、気温が高くなってきたためか、だいぶ凍った池が融け始めて水が真っ青で、石が丸いマシュマロのようになって並んでいました。素敵な光景です。

  

 やっと、花園308レストランの前まで到着し、この日のスキーは終了しました。ニセコ以外ではこのような深雪を滑ることがなく、とてもいい体験になったようでした。

 

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ニセコアンヌプリからの滑降3)北斜面を滑る

2015-03-03 22:40:11 | スキー

 さあ、いよいよ北斜面からの滑降です。

 

 北斜面の突端まで下りると、五色温泉側に滑るグループが、インストラクターの説明を聞いているようでした。私達はこの右側の斜面に入りました。

 

 話に聞いていた北斜面ですが、上部はかなり急なこう配があり、夫と二人で必死で滑り下りました。アンヌプリの影になっているため、いつでも雪が柔らかくて、人気がある斜面のようです。

 

 北斜面の左よりのコースを滑り、手前の東尾根の方に回り込みました。

 

 東尾根を横切って滑りましたが、こちらはあまりシュプールも無くて快適な滑りでした。

 

 東尾根の上部の斜面です。

 

 目の前にイワオヌプリが横たわり、いつも眺めている姿とは後ろ側が見えていました。

 

 イワオヌプリの横にはワイスホルンがなだらかな山容を見せています。

 東尾根からのコースは何回か滑ったことがあり、右の方に大きく回り込んで東急ゴルフ場に滑り下りて、この日のスキーは終了となりました。いいコンディションになれば、また挑戦してみたいコースでした。

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アンヌプリ山頂からの滑降2)山頂からの眺望

2015-03-03 22:27:01 | スキー

 ニセコアンヌプリ山頂からは360度のパノラマを眺めることが出来ます。  

  

  ニセコ連山の彼方に日本海が見え、岩内町や積丹半島を望むことが出来ます。

  

  

  

  山頂からニセコ連山が連なり、皆感慨深げに眺めていました。すぐ後ろは滑りたいと思っていた北斜面で、すでにたくさんのシュプールが出来ていました。

  

  山頂から見ていると、スキーヤーやボーダーが次々に滑り下りており、深雪がとてもやわらかそうです。

  

 北峰から南峰を眺めると、何人かがピークに立っていました。アンヌプリ国際スキー場の方に滑降する人もいるようです。 

  

 私達の後から後から登っている列が続き、手前にシュプールが描かれ、どこでも滑ることが出来そうです。

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アンヌプリ山頂からの滑降1)山頂を目指して

2015-03-01 13:50:39 | スキー

 2月26日は雪が少し積もり風も無いので、早めにスキー場へ。花園第3リフトまで上がって少し待って最後の一人乗りリフトに乗って一番上部へ行きました。

 山頂ルートはすでにオープンになっていましたので、思い切って山頂まで登ることにしました。南峰と北峰の中央の鞍部までの道のりが大変で、後ろから登ってくる元気な若者達にせかされながら、自分を励まして休まずに、20分ほどで鞍部に到着しました。

 

 昨日に引き続き好天に恵まれ、山頂に向かって長い列が出来ていました。私も今回2年ぶりに登りました。1昨年は夫が骨折し、昨年はなかなかチャンスに恵まれず、今回は何とか北斜面を滑りたちという一心で、頑張りました。

  

  暗部から西側の方は五色温泉が見えており、五色温泉に向かっているシュプールが出来ていました。五色温泉まで下りてしまうと、誰かが車で迎えにいかない限り、帰りが大変になるため、大半の人々は迂回してスキー場の方へ戻ってきます。

  

  

 暗部から山頂までは緩やかな上りが続きますが、長い列になっていました。10分弱で山頂(1789m)に到着しました。山頂は次々に登るスキーヤーやボーダーで踏み場もないほど混んでいました。

  

  山頂にある避難小屋です。

  

  そのそばに「ニセコ観測所跡」なる石碑が建っています。 これは第二次世界大戦の冬季に北海道大学の中谷宇吉郎教授らの研究チームにより、軍事研究である零戦を使った着氷実験が行われた場所なのです。

  

 私が先に着いて、周囲の写真を撮っている頃に、やっと夫が少しくたびれ気味に上ってきました。カメラが重く、望遠レンズも持っていましたので、重かったようです。

  

 この日は羊蹄山も良く見えていました。山頂からのこの眺めは上って見ないと撮れないけしきです。

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