田植えが済んでほんの数日すると何処から出てくるのか
田んぼの中を忙しそうにカブトエビが走り回ります。
ちょっとここでカブトエビのことを書きますね。
淡水産の甲殻類で、3億年前の古生代石炭紀の化石が
見つかっているそうです。
生きている化石とも言われるわりには、あちこちに生息しています。
別名「草取り虫」とも言われます。
何故かと言うと水田の中をたくさんの足で走り回り、土の中にもぐったりする時に雑草の根を浮き上がらせます。
そうすることで水が濁り太陽をさえぎることで、雑草の光合成を阻害してくれます。
そんなわけで私たちにとっては非常に有難いわけです。
しかし何処にでもいるかと言えばそうではなく、何故か家の田んぼにはいっぱいいるのですが、まったくいないところもあります。
360日ほど稲の株の中で眠っていて、ほんの1週間ほど仕事をして、また卵で暑い夏を越え、寒い冬を耐えじっと潜んでいるようです。
泳いでいる所の写真は旨く撮れませんでした。
見難くてごめんなさいね。