強烈な暑さから少し解放された
日に焼けてぐったりした植物もほんの少しずつ元気を取り戻す
エアコンのそれではなく本物の天然の風が
カーテンを揺らして入ってくる
なんて気持ちがいいのだろう
しばらく忘れていた感触だ
マッサージチェアに座って本を読んでいると
窓越しに見える納屋の屋根あたりが騒がしい
ハッと気づき飛び出した私
すると
イチジクの木の中から20羽以上の真っ黒い(当たり前)カラスが飛び立った
それはすごい迫力だ
私は両手を打ち鳴らすしかできない
そのうちの何羽かは赤く色づいたイチジクを銜えているのだ
悔しい~~~~~~
やっと暑さが収まり美味しくなってきたのに・・・
私にこれ見よがしにお寺の屋根の上で食べるのだ
見事に赤く熟れたのは引きちぎられていた
すぐに相方に相談すると
「まだこれからも生るのならなんとかしようか」と言って
網をかけてくれました
すっぽりとイチジクの木を覆ってくれたのです
これで大丈夫だろう
そして昨日お昼過ぎにまたもやカラスが・・・
しかし
遠巻きから眺めて何やら話し合い
飛んでいきました
やったぞ~~~これで安心だ
向こうも必死だろうが私もまた必死なんだから
夕方に大根の種を蒔きました
まあちゃんが「私もする~~」と言って手伝ってくれた
きれいな手でぱらぱらと上手に蒔いてくれました
今年の大根は色が白くてスマートだろうなと思う
そして小さなキュウリが出来ているのを見て
ハート形に仕上げるんだと言って何やらカバーをしていました
はてさてどんなきゅうりになることやら
大騒動のカラス作戦でした