
午後から、久しぶりにリアルの研修に参加した。
この会場に来たのも久しぶりだった。

「高齢者・障がい者虐待対応研修会」というテーマで専門家の講師を招いて勉強した。
虐待という言葉だけで恐ろしく思ったりするが、事態も原因も様々だ。
地域住民として気づいた時に、一人で頑張らないで、多角的に支援者を増やすことが大切だと学んだ。
演習で同じグループになった福祉の専門家の人は、実際に事例に関わったことがあり、地域、役所、専門家など多様な人と連携して当事者を支えた、と言われていた。
そうだよね。
難しい問題には一人でがんばるより、たくさんの人の力を集めた方がきっとうまく行く。
何よりそれは、当事者の困りごとを軽くしていくのだろうと思う。
ただねー。
受講者は受付で検温消毒して部屋に入ったのに、この講師さんは「話しにくいから」と、講義が始まるタイミングで何とマスクを取ってしまったのだ。
マイクもちゃんと機能して、よく聞こえていたのに。
自分はこの一年半、同居する家族以外とマスクなしで話すことはしていない。
私は違和感を覚えたので、アンケートにその事を書いちゃった。
アンケート、そのまま講師に見せるかしら。
本人だけでなく、主催者も配慮するべき事だと思うんだけど。
もちろん、マスクなしで誰でも顔を見ながら話せる日が戻ってくる事を、心から願っているのだが。
私は旅行を楽しんだりするが、一人か或いは身内と。
同居でない場合は、食事もマスク会食スタイルだ。
個室でない場合は、隣のテーブルとどれだけ離れているか見るし、マスクなしで長時間話しているグループとは離れた席を用意してもらう。
それができない時はテイクアウトだ。
できるだけのことをして、好きな旅行を少しずつ始めている。
だからね。マスクなしの人は怖いの。
私の「できる事」を超えているの。
今日の講師は二時間の枠の間、マスクを外していた。
私はまだそれには抵抗があるのだ。

今日は昨日より風もなく、寒さをあまり感じなかった。
日差しもあり、昼間は暖かかった。