日曜日の朝のお楽しみは、Eテレの「日曜美術館」


今朝は、司会者が流行りのリモート出演!
スタジオのアナウンサーと会話しながら進めるという、落ち着いたこの番組には超珍しいパターンだった。
内容は「疫病を超えて 人は何を描いてきたか」
中世のイタリアでは、当時の疫病ペストの流行を経てルネッサンス美術が生まれた。
日本では疫病を「鬼」の姿で表した。病を可視化することで制御し、折り合おうとした。
また、SNSで話題の妖怪「アマビエ」も紹介された。
それらをみているうちに、なぜか心が前を向くような気持ちになった。美術には不思議な力がある。見てよかった。
今はコンサートだけではなく、美術館も休館している。チケットを買って財布に入れてある展覧会も、多分行けないと思っている。
TVやネットが伝えてくれる美術や音楽には、大きな力をもらっている。
Do you live without music?
あなたは音楽なしで生きられるのか。
と聞いたのは、92歳のN響桂冠名誉指揮者のブロムシュテットだ。
「音楽」を違う言葉に変えてもいいだろう。
あなたの大切にしているそのものに。
そして「こういう時だからこそ、私たちは音楽を渇望するのだ」と言う。
家で仕事をしながらでもいい。キッチンにいる時でもいい。鼻歌を歌おう。子どものために歌ってあげるのもいい。
そして時が来たら、みなさんのためにコンサートホールで演奏をしたい。
と力強く言った。その日を待とう。

昨日はテイクアウトだったので、今日はおいしいものを作ろうと思っていた。
取れたばかりの瑞々しい新玉ねぎ。
豚ミンチ。帆立貝柱は粗く切って、混ぜる。
塩、こしょう、ごま油。片栗粉は少しだけ。
もうこれだけで、すごくいい匂いだ。
それを皮に包んで、最後近くなった庭のレタスを敷いたフライパンに並べて、蒸し焼きにする。

フライパンから直接食べる「しゅうまい」は熱々で、とってもジューシーだった。
高価な材料は一つも使ってなくても、こんな家庭料理は本当においしいなぁ。