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しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
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日曜美術館と しゅうまい

2020-04-19 21:51:00 | 美術館めぐり
日曜日の朝のお楽しみは、Eテレの「日曜美術館」

今朝は、司会者が流行りのリモート出演!
スタジオのアナウンサーと会話しながら進めるという、落ち着いたこの番組には超珍しいパターンだった。

内容は「疫病を超えて 人は何を描いてきたか」

中世のイタリアでは、当時の疫病ペストの流行を経てルネッサンス美術が生まれた。

日本では疫病を「鬼」の姿で表した。病を可視化することで制御し、折り合おうとした。

また、SNSで話題の妖怪「アマビエ」も紹介された。

それらをみているうちに、なぜか心が前を向くような気持ちになった。美術には不思議な力がある。見てよかった。

今はコンサートだけではなく、美術館も休館している。チケットを買って財布に入れてある展覧会も、多分行けないと思っている。

TVやネットが伝えてくれる美術や音楽には、大きな力をもらっている。



Do you live without music?

あなたは音楽なしで生きられるのか。

と聞いたのは、92歳のN響桂冠名誉指揮者のブロムシュテットだ。


「音楽」を違う言葉に変えてもいいだろう。
あなたの大切にしているそのものに。


そして「こういう時だからこそ、私たちは音楽を渇望するのだ」と言う。

家で仕事をしながらでもいい。キッチンにいる時でもいい。鼻歌を歌おう。子どものために歌ってあげるのもいい。
そして時が来たら、みなさんのためにコンサートホールで演奏をしたい。

と力強く言った。その日を待とう。





昨日はテイクアウトだったので、今日はおいしいものを作ろうと思っていた。


取れたばかりの瑞々しい新玉ねぎ。
豚ミンチ。帆立貝柱は粗く切って、混ぜる。
塩、こしょう、ごま油。片栗粉は少しだけ。
 

もうこれだけで、すごくいい匂いだ。


それを皮に包んで、最後近くなった庭のレタスを敷いたフライパンに並べて、蒸し焼きにする。






フライパンから直接食べる「しゅうまい」は熱々で、とってもジューシーだった。


高価な材料は一つも使ってなくても、こんな家庭料理は本当においしいなぁ。