
夕方、のんびりしていたら雨の音。
でも、何か聞き慣れない硬い音だ。
慌てて洗濯物を取り込む。

もしや、と思ったが、やっぱりヒョウだった。
直径1cm弱くらいのものが、ぱらぱら降って、地面で跳ねていた。私は余りヒョウを見たことがなかったので、つい見とれてしまっていた。
そのうち、雷も何度も鳴った。
雨も強くなった。
「大雨警報」が私の街(だけ)に出ていた。

風もあったのか、1mもあるうちのウッドデッキの一番奥まで雨が降り込んできていた。
これは滅多にないことだ。

すぐ上がりそうに見えて、意外に長い間雨は降り続けた。
しかし、いつの間にか雨は止み、家の庭の木の上の方に、夕日が差していた。
蒸し暑い日だったが、これで涼しくなった気がする。
ヒョウが当たって作物の被害が出ることもあるが、今日の場合はそれほどではなかったかと思う。
それでも私は慣れていなかったので、突然のヒョウにはちょっと驚いた。
そんな日もあるのだな。