よく、祭壇に家紋入りの「ちょうちん」を飾っているのを見たことがあるかと思います。
名字と家紋は密接な関係があるようで、青森にお住まいの「佐藤さん」の家紋は9割方、「源氏車」という家紋です。
(源義経の家来に、佐藤という名字の兄弟がいましたので、そこからきてるのかなと思うのですが?)
「阿保さん」・「阿部さん」は、神道・神社関係からの出身者が多いようで、「日の丸扇」の家紋がよく使われているみたいです。
「藤田さん」など、「藤○」という方々は、名字同様「上り藤」・「下り藤」の家紋の方が多いようです。
「工藤さん」は「丸に木瓜(もっこう)」の方が多いかも。
逆に、家紋から、昔の職業や出身がわかるものもあります。「巴(ともえ)」という家紋(一見、ひとだまのような形)は、馬具が変形した紋様で、武士出身の方がよくつけている紋です。
以前、私が葬儀を担当したお宅で、江戸時代に庄屋だった方がいたのですが、そこの家紋は「枡(ます)」でした。
庄屋さんと、お米を計る枡、納得です。
青森で多い家紋は、「丸に木瓜」・「丸に隅立四目(すみたてよつめ)」ですね。
私の家も「丸に木瓜」らしいです。
先日、この家紋をつけている有名人を知りました。
新撰組の「沖田総司」です。
もちろん、私の家とは何の血縁もないのですけれど(笑)。
(山坊主)