“絆”

株式会社リンクモア 平安閣 スタッフの日々徒然

近衛兵・・・

2016-04-29 17:02:43 | (仏教教団)各宗派別の仏事
葬儀担当させて頂いた方ですが、

戦時中に近衛兵として天皇陛下をお守りしていたそうで、

ご家族やご兄弟は誇りに思っていたそうです。

祭壇は、お花で近衛兵の帽章である星のマークで

飾らせて頂きました。

私も、その方の葬儀の担当をさせて頂いて

誇りに思います。

           ちび太


時代とともに変化していくお葬式

2016-04-22 10:38:51 | (仏教教団)各宗派別の仏事

近年、色々な種類のお葬式が増えている、と耳にしました。気になって調べたところ、興味深いお葬式がいくつかありましたので少し紹介していきます。

まずは自由葬と言って、宗派を問わず、故人が好きであった音楽を流したり、映像や光の演出などこれまでの葬儀の概念を覆すような形式の葬式です。
これは故人の好きなもので、魂を供養することを第一に考えた新しいタイプのお葬式です。

そして次に近年人気を集めているのが自然葬です。
自然葬の中には海に遺骨を粉状にしたものをばらまく散骨や、樹木の元にまく樹木葬など、遺骨を自然に返して、自然界に再生させるという意味の葬式スタイルです。
これは簡素でありなから、遺された遺族の負担が少ないということもあり、近年では大変急増してきている葬式のタイプです。

また珍しいものでは、「生前葬」というものがあり、まだ生きている間にお葬式をあげるというものもあります。
これは日本の考え方からすると少し考えにくいところがありますから、あまり浸透してはいませんが、「死人に口なし」と言いますから、生きている間に、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えたり、家族に遺したい言葉などを伝えることの出来るお葬式です。

今までのお葬式と比べ、故人の意思が強く反映されていることが分かります。私も自分でこのようにお葬式をしてもらえたら自分自身もうれしいし、参加していただく方も飽きさせずに来てもらえるだろうなと思いました。

もし今後、このようなお葬式をしたい!というご要望がきたのならば、それにお応えできるように精一杯尽力して、ご納得いただける形にしたいと思っておりますので、どんどんお申し付けください。

世界で一つだけのお葬式づくりをお手伝いいたします。




〈ぱりぱりのり〉

世界の葬儀つづき・・・

2016-04-19 09:53:15 | (仏教教団)各宗派別の仏事
世界中にはいろんな葬儀がありますが、
日本も地域によっていろんな葬儀の風習があります

例えば、
六文銭の代わりに100万円を燃やす:岩手
といっても、本当に燃やすわけではなく、六文銭の代わりに「100万円」と書いた紙を入れています。
六文銭とは三途の川の渡し賃として広く知られ、もし渡せないと船に乗せてもらえないとか。
地獄の沙汰も金次第とはよく言ったものです

清めの塩と一緒に鰹節をかける:茨城
葬儀から帰宅した後、玄関先で清めの塩を体にかける事は一般的ですよね。
これは身にまとわりついた穢れを家に持ち込まない為なのですが、実は仏教に穢れという考えはありません。なぜなら故人は「仏様」ですから。
穢れという概念は神道の考えで、茨城で鰹節をお清めとして用いるのも、神道のお葬式の際に鰹節をお供えする風習から来ているとされています。

お葬式でお赤飯を食べる:福井
ちょっとお葬式の場に似合わないように思えますが、もちろん意味があります。
説として有力なのは2つ。

一つ目は「天寿を全うされた方をお祝いするため」。
二つ目は「死という災いを福に変える、縁起直しのため」。
どちらにしても、昔からお赤飯は特別な食べ物だったようです。

地域によっていろんな風習がありますね
他にもまだまだありますので次回お知らせします

          ユン