“絆”

株式会社リンクモア 平安閣 スタッフの日々徒然

甥・姪

2018-02-19 15:11:48 | 仏事全般


最近、故人の甥・姪が喪主になることが
多くなってきたと感じます。

故人には、奥様、子どもさんがなく、兄弟がいても高齢で、
「喪主を務めることができない」との理由です。

家族葬の形は色々ありますので、
親戚の方との繋がりも大事にしたいですね。






チビタ

旅立ちの準備

2017-11-06 16:29:17 | 仏事全般
私たちがお手伝いする儀式の中で

「納棺」 があります。

故人様の旅支度をととのえ、お棺に納めさせていただく儀式です。
今日は納棺の中でも湯灌について、お話を少ししたいと思います。

湯灌(ゆかん)
実は昔からある儀式で、江戸時代の文献にも
「湯灌」という言葉がでてきます。

当社では ボディーシャワー とよんでおります

・入院が長くなり、なかなかお風呂に入れなかった
・とにかくお風呂が大好きだ!
・だって女性だもん
・奥さんと天国で久々のデートの前に、オシャレして行こう
 …などなど
ボディーシャワーを行うご遺族様の理由は様々です。

ご安置しているお部屋(ご自宅や平安閣)に
簡易式のバスタブを持ち込ませていただき
シャワーをしながら洗髪や、お体をお清めいたします。
お肌はなるべく見えないようにしてますので
女性の方でも安心です。

表情が柔らかくなったり
お肌がワントーン明るくなったり
故人様が、何となくですが安心したような表情をしてらっしゃいます。

ゆっくりと時間をかけてお手伝いいたしますので、
見守るご家族様も、泣き笑いしながら
故人様にできる最後のお世話
ボディーシャワーという儀式を通して
心の中で今までの感謝を伝える時間を
お過ごし頂けると思います。

心の絆を大事に。
世界にひとつだけのお見送りをお手伝いいたします。

                     つっちー

「お葬式のネット配信」

2015-02-06 12:29:37 | 仏事全般
「お葬式のネット配信」が米国で増え始めているそうです。

ある米国の葬儀会社によれば、
いま顧客の約4分の1が葬式のネット配信のオプションを
選ぶようになっているということです。

遠い場所で暮らしている人は、葬儀に参列したくてもできなかった。
ですがネット配信の導入によって、
そうした人たちもバーチャルな形での参列が可能になったとのこと。

米国ならではなのでしょうか、時代を反映している気がします。

ちなみに料金は100~300ドル(約1万1150円~3万4500円)程度だそうです。

(yode)

ワイン葬

2014-10-30 15:21:38 | 仏事全般
最近は、故人の好きだったもので最後をおくりたいとう家族が増えています。

その中で「ワイン葬」という形式もあるようです。

お別れ会のような形式や、法事・ビッフェなどの立食形式で御食事をするなかで、飲物は故人の好きだったワインを

会葬者の方々が、故人の思い出話しをしながらワイン飲むといった形式の葬儀の形もあるようです。


個人らしさが求められている中で、様々なケースに対応していかなければと勉強しました。

当社も色んなケースに対応していくように勉強していきます。


  

    【 RIP 】

終活セミナー

2014-10-27 16:12:20 | 仏事全般
ある年齢を過ぎたからでしょうか、

それとも
こういったお仕事に就いたからなのでしょうか

老後のことや自分が他界してからのことを
よく考えるようになりました。

まだ早い、とは思わなくなったのです。


当社では
「終活セミナー」なども開催いたしております。
「終活セミナー」では葬儀のことはもちろん、
万が一のときのために準備すべきことなど
詳しくご説明いたします。


ぜひ一度「終活セミナー」参加されてみてはいかがでしょうか?


<yode>

「暑さ寒さも彼岸まで」・・・彼岸の意味とは?

2014-09-25 15:26:05 | 仏事全般


このお彼岸期間中に、お墓参りに行かれた方も、多いのではないでしょうか?

一方、「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句もあります。

つい先日までは暑い!暑い!と言っていたのが嘘のようで、ここ青森では、朝夕などは、もうすっかり寒くなってきました。

今日は9月25日。明日26日で、もう秋の彼岸も終わります。




       <写真・彼岸花>


そもそも、「お彼岸」とは、どういう意味なのでしょうか?

彼岸には春彼岸と秋彼岸があり、それぞれ、春分の日(3月21日頃。その年により変動)、秋分の日(9月23日頃。その年により変動)を中日として、その前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。

【 秋彼岸 】 

9月20日:彼岸入り

9月23日:彼岸の中日(=秋分の日。祝日)

9月26日:彼岸明け


春の彼岸を「彼岸」「春彼岸」と呼ぶのに対し、秋の彼岸を「のちの彼岸」「秋彼岸」と呼び分けることもあります。


春分と秋分は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日ですが、お彼岸にお墓参りに行く風習は、この太陽に関係しています。

仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。

そして、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。


では、お彼岸は日本だけのものなのでしょうか?

お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。

日本では、正月など神道にまつわる行事を行う一方、仏教を説いた釈迦の教えも受け入れてきました。

お彼岸は「日願」でもあるため、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったという説もあります。

また、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。


彼岸の中日である「春分の日」「秋分の日」は国民の祝日です。

祝日法による趣旨は……

・春分の日=『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』

・秋分の日=『祖先を敬い、亡くなった方々を偲ぶ日』

という意味があります。


では、何故「暑さ寒さも彼岸まで」と私たちは言うのでしょうか?

秋の彼岸を過ぎると、太陽の出番が少なくなり、暑さも和らぎます。春はこの逆ですね。


春分と秋分は、いずれも二十四節気のひとつで、暦の上では春と秋の折り返し地点となります。

そして、春分と秋分に昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、秋分以降は秋の夜長に向かいます。


●春分は春(立春~立夏の前日)の折り返し地点

⇒春分以降、昼が長くなってゆく⇒寒さが和らぎ暖かくなる

●秋分は秋(立秋~立冬の前日)の折り返し地点

⇒秋分以降、昼が短くなってゆく⇒暑さが和らぎ涼しくなる


ただし、昼と夜の長さが同じだからといって、春分と秋分の気候が同じになるわけではありません。


暑さの名残で秋分のほうが10度以上も気温が高いのですが、厳しい残暑や寒さも目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。


お彼岸は迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じる時でもあります。


自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、彼岸のころには和らいで楽になるように……

「暑さ寒さも彼岸まで」には、励ましの意もあったのです。


さらに、仏教的に突っ込んで言うと、お彼岸(ひがん)には、


煩悩を離れて悟りの境地に至ろうとする仏教思想と、日本の伝統的な先祖供養の信仰が結びついて、祖先の霊を供養する日となりました。


「お彼岸」は、「彼岸会(ひがんえ)」とも言います。

「お彼岸」は「彼岸会」の親しみを込めた一般的な呼び方で、その内容は変わりません。

彼岸という言葉は梵語(古代インド語、サンスクリット語)の「パーラミター(波羅蜜多)」のことで、 本来の意味は[彼岸に到る]という意味があります。

そして、お彼岸はいつから行われているのでしょうか?

古くは『日本後記』の中に大同元年(806)に、早良親王のために僧を集めて法要を開いたとあります。

千数百年前から、脈々と「お彼岸」の営みは、続いているのですね。

あいにく今日、日本列島は、お天気が悪いようですが・・・・

今晩あたり、たまにはゆっくりと夜の空を眺め、ご先祖様たちの生き方に思いを寄せてみるのもいいかもしれませんね。。。