かなり前の話で恐縮ですが、あるお客様から
「お葬式のときに祭壇の写真を撮影したら、遺影写真が真っ白になって写っていた。何か悪いことがあるのでは?」と、ご相談を受けました。
その写真を見せてもらいましたが、天井の蛍光灯と、カメラのフラッシュが遺影写真に反射したものでしたので、ご説明したところ
「ああ、そうなんだ。よかったぁ。」と安心した様子でした。
普段はあまり気にしない様なことでも、仏事に関することとなると、お客様の心配事も多くなるようです。
聞いた話ですが、フィルムカメラからデジタルカメラに変わって、いわゆる「心霊写真」と呼ばれるものは少なくなっているそうです。
大きな理由としては、デジカメは失敗した写真をすぐ消去できるから、だそうです。不思議なものが写っていたとしても「失敗した写真」として消去して撮り直す方が多いので、写真として残りにくいのだとか。
ほかには、カメラの裏蓋を開けないのでゴミ・ほこりが入りこまない、レンズ設計がデジタル専用になり性能が良くなったなどの理由があげられるようです。
逆に言えば、デジカメで不思議な写真が写ったら、それは、本物の心霊写真かも・・・しれませんね。
話が変わりますが、子供のころ、「オバケのQ太郎」が大好きでした。
最近、本屋で探してみたのですが、何処にも売ってません。作者の藤子不二雄は、藤本氏と我孫子氏の共同ペンネームだったことはご存知かと思いますが、「オバQ」は著作権の内訳が二人の間で確定していないため、現在、絶版状態のようです。キャラクター商品も見かけないのです。
近頃は、オバケが出にくい世の中になったようで・・・。
(このオチが言いたかったのです。すみません。)(山坊主)