私たち「青森冠婚葬祭互助会」は、「心の絆をだいじに」という経営理念のもと、冠婚葬祭という儀礼を通じて「人」と「人」との絆を深めることに喜びを共有したいと考えています。
しかし、その「絆」を作り出すことは、現代社会ではとても難しいと言わざるを得ません。
2010年にNHKが「無縁社会」という番組を作りました。
家族・地域・会社といった縁が希薄になり、孤独死や引き取り手のない遺骨の行方などを取材した「無縁社会」は、多くの「おひとりさま」のみならず、日本中の老若男女に衝撃を与えました。
ここ青森でも、いわゆる「おひとりさま」で、かつ生活困窮者であり、亡くなっても、親族のサポートが受けられない方が増えてきています。
しかし、お金があろうとなかろうと、身寄りがあろうとなかろうと、御縁のあるすべての方に、私たち「青森冠婚葬祭互助会」は誠意をもって冠婚葬祭という儀礼に臨みたいと考えています。
先日も、高齢の男性が、私たちの青森冠婚葬祭互助会・平安閣の遺体安置室に運ばれてきました。
親族(ご遺族)はいるものの、さまざまな事情があり、亡くなった故人様に関わることが難しく、私たち青森冠婚葬祭互助会のスタッフでご遺体を安置し、後日、火葬場にお運びし、私たちだけで拾骨をさせて頂きました。
少子高齢化・核家族化・単身化・晩婚化、離婚や非婚の増加により、もはや「おひとりさま」は、少数派ではなく、多数派(日本の老若男女・全世帯の約3割が単身世帯です)となりました。
また、家族がいても当てにできない、子供がいない等、現代の家族は多様化してきています。
「サザエさん」のような大家族で、家族間でお互いに支えあって生活しているような素敵な家族も、もちろん、たくさん、いらっしゃいます。
しかし、ここまで「おひとりさま」が主流になってくると、「その時」の事を誰しもが他人事ではなく、自分の問題として事前に考えておく必要があります。
葬儀について不安を感じていらっしゃる方、是非とも私たち「青森冠婚葬祭互助会」にご相談ください。
お金のあるなしに関わらず、誠意誠意をもって対応させていただきます。電話(017-735-1407)
(写真 ご遺体の前で、ボランティアで枕経をあげる僧侶)