“絆”

株式会社リンクモア 平安閣 スタッフの日々徒然

弔問時の服装(男性)

2014-09-29 13:10:56 | お葬式の作法(マナー)服装について

知っているようで知らない弔問時の服装についてご説明させていただきます。

本来参列する側は故人を偲ぶための正装をするという意味で、
略式の礼服を着用します。

ただ、時間がなくお香典だけ置かれる方は仕事帰りなどの洋服でいいと思います。

男性はブラックスーツが基本ですがお葬式に参列する場合は喪服を着用し、
シャツは白、靴は目立つ金具の付いていない黒にします。

結婚指輪以外のアクセサリーや派手な時計、ネクタイピンも外すようにしましょう。


これからの時期、上着を着る事も増えると思いますが、
革や毛皮のコートは「殺生」をイメージさせることからタブーとされています。

また、葬儀後にご遺族宅へ弔問する場合は地味な色合いの平服を心がけましょう。

その場合もアクセサリーなどはなるべく外します。

ご遺族は葬儀を終えられて日常に戻ろうとされていますので
葬儀を連想させる喪服や黒い洋服は避けるようにしましょう。

こうしてあげていくと色々な決まりがあるように思われるかもしれませんが、一番大事なのは
「ご遺族に失礼にならない心遣いができること」だと
思います。


分からないことがありましたら何でもご相談ください。

青森冠婚葬祭互助会(電話735-1407)








曹洞宗の仏事全般

2014-09-26 14:47:36 | (仏教教団)各宗派別の仏事


青森市内の葬儀のほとんどは、仏式で行われています。

青森市内限定で言えば、曹洞宗(開祖・道元)・浄土真宗(開祖・親鸞)・浄土宗(開祖・法然)の寺院が多いです。

その他、日蓮宗(開祖・日蓮)・真言宗(開祖・空海)等の寺院もありますが、数は少ないのが実情です。

今回のブログでは、青森市内でも寺院の数の多い「曹洞宗」についてご紹介します。

(次回のブログからは、浄土宗・浄土真宗などの他の宗派の仏事も紹介していきます)

青森市在住の方は「禅宗」と言う呼び方をする方が多いですが、禅宗には「曹洞宗」と「臨済宗」があります。

禅宗と言えばやはり「坐禅」が有名ですが、まずは曹洞宗の公式サイトから、曹洞宗の仏事全般について、そして曹洞宗の開祖・道元禅師の考え方や、坐禅・写経・精進料理等についても、見ていきましょう。

          

以下、曹洞宗の本山系の公式サイトから引用します。

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曹洞宗公式サイト 曹洞禅ネット

http://www.sotozen-net.or.jp/ 

曹洞宗 東北管区教化センター

http://soto-tohoku.net/

曹洞宗の葬儀とは?

http://www.soto-kinki.net/butsuji/chishiki_sougi.php

葬儀は故人との別れを惜しみ、死後の幸せを祈る厳粛な儀式です。

同時に、故人を送るものたちが死と直面することによって、生きていることの本質をみきわめるための大切な機会でもあります。

曹洞宗の葬儀では、菩提寺の住職が仏さまと故人との橋渡し役(「導師」と呼ぶ)をつとめ、故人を彼岸へ導く(「引導を渡す」という)。

そして故人は、いつまでも仏さまの世界から私たちを見守る存在となるのです。

したがって、葬儀は故人に対する儀礼であると同時に、参列者への導きの意味も成しています。

【遺族としての心得】

家族との最後の別れは言葉では言い表せないほどの深い悲しみがあります。

その中にありながらも、末期の水、湯灌(ゆかん)、死化粧(しにげしょう)、死装束(しにしょうぞく)、遺体の安置、枕飾りなど、故人の旅立ちの準備を進めなければなりません。

それが、故人を送るものたちの責任でもあるのです。

遺族の代表として葬儀を執り行い、故人にかわって弔問のあいさつを受ける喪主は、ふつう、故人が既婚者の場合はその配偶者がつとめ、配偶者がすでに亡くなっていたり、高齢・病気などの理由でつとめられない場合は、長男や同居している子供など、故人と縁の深い人がつとめます。故人が未婚者の場合は、親や兄弟がつとめることが主です。

喪主以外の遺族も、故人の心安らかな旅立ちのために喪主をしっかりと支えてあげたいものです。


【弔問・会葬者の心得】


近い親戚や親しい友人などの訃報には、とりあえず弔問に駆けつけます。この場合は、特別派手でなければそのままの服装でも結構です。

悲しみにくれる遺族の気持ちを思いやり、玄関先でお悔やみを述べて失礼します。故人との対面をすすめられたときは、遺族に一礼を述べて案内に従います。

一般の弔問の時期は、通夜は親戚や親しい間柄の人だけ、その他の人は葬儀・告別式に参列するのが本来の姿です。



曹洞宗の法要とは?


http://www.soto-kinki.net/butsuji/chishiki_houyou.php

一般的には法事と呼ばれ、この世に残ったものが、故人が仏国土で安楽になるように行う追善供養です。

また、故人の供養を通して先祖たちの恩を倣び、自分たちがいまあることに感謝するよい機会でもあります。

死亡の日から四十九日までを中陰(ちゅぅいん)または中有(ちゅぅう)といい、七日ごとに中陰忌法要が営まれます。

満中陰(忌明け)の四十九日(七七日)は、家族だけでなく親戚も招いて法要を行います。

また関西などでは「お逮夜(たいや)」といって、その前夜に法要が営まれるところもあります。

百ヵ日法要「卒哭忌(そっこくき)」は、悲しみのなかで過ごした遺族もこのころになると落ち着き、気持ちにゆとりもでてくるということから、悲しみの終わる日として供養します。

年忌法要は、一周忌(翌年)、三回忌(二年目、以下同様)、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、(二十五回忌)、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌、あとは50年ごととなります。


【法要参列者の心得】


法要に招かれたらできるだけ出席するのが礼儀です。服装は、一周忌までなら黒の略礼装ですが、それが過ぎたら施主にどうしたらよいか聞いておきましょう。

供物料(くもつりょう)や塔婆料(とうばりょう)の金額についても、自分と同じ立場の人に一応確かめておくのが無難です。とくに施主に近い立場にあるときは、なるべく施主の助けとなるように心がけたいものです。

会場に到着したら施主にあいさつし、まず仏前に手を合わせます。数珠は忘れずに持参しましょう。


曹洞宗の法事のマナー

http://www.soto-kinki.net/butsuji/chishiki_houjimanner.php


法事とは、本来お釈迦さまの教え、仏さまの心を知るということでしたが、しだいに仏事儀礼、行事、そして故人への供養(追善供養)を勤めることが、一般的に法事と呼ばれるようになりました。

したがって供養とは、施主が、仏さまに飲食や花をお供えし、また読経をすることによって、善根(良い行い)の功徳を積むことです。

その功徳を回向(えこう:たむけること)することによって、ご先祖さまや故人に対し、さらに、すべての人びとの冥福を祈り、あわせて、自分を含むすべてのものが仏道を成就することを願うものです。

心のこもった法事がとり行われるように、施主(せしゅ)としての準備とその実際を心得ておきましょう。


【日取りの決定まで】


年回法要は、故人の祥月命日またはお逮夜に営むのが正式です。しかし、諸事情により都合がつかない場合は、祥月命日に当たる日より前に行なうのがよいでしょう。

日取りが内定したら、まずは菩提寺に連絡し日程を調整します。

施主家の都合のよい日であっても、寺院のほうで諸行事が予定されている場合があるからです。

法事の日取りは菩提寺とよく相談したうえで、遅くても1カ月くらい前までには決めるようにしましょう。


【案内状の送付】


近親者だけの法事ならば、電話連絡だけでもすみますが、故人に縁の深い人びとを招く場合には、案内状を差し出すのが丁寧です。

法事の案内状に定型はありません。

法事の行われる場所(菩提寺等)までの案内図や塔婆建立の有無も書き添えておくとよいでしょう。


【服装と数珠について】


法事の際の服装は、施主の側は略礼服等を着用するのが一般的です。

また、参列者も華美にならないように心がけ、きちんとした服装で参列しましょう。

そして、施主も参列者も数珠(念珠)を忘れずに持参します。


【法要に際して】


自宅で法要を営む場合は、まずお仏壇を荘厳します。

準備が整いましたら、施主が「ただいまから○○○○(故人名または戒名)の○回忌を営ませていただきます」といった趣旨のあいさつを述ベ、導師(住職)の入場を待ち、入場の際には合掌にて迎えます。

正面の座についた導師の合掌礼拝にならい、参列者も礼拝します。

読経は、仏さまの教えを説く声であり、香のかおりが、わが身を清め、そして、立ち上る香は、私たちの思いや願いを亡き人のもとに届けてくれるといわれています。

身心を正し、心を静め、故人の冥福を祈るとともに、仏さまの心、故人の教えを改めてくみとっていただきたいと思います。

導師の「ご焼香を・・・」との言葉により、香炉を順に回すか、ご本尊の前に進んで焼香をします。

読経の後、導師の法話等がすみますと、これで法事としての式は終了ということになります。

施主は、無事終了した旨のあいさつを述べます。

「本日は、故人のために焼香をたまわり、誠にありがとうございました。親しい皆さま方のお元気なお顔を拝し、故人も心から悦んでいることと存じます。」といったような簡単なあいさつでよいでしょう。

各地方により慣習がありますので、事前に菩提寺によくお伺いしておくことがよいでしょう。


【葬儀・法事の表書き】


葬儀や法事に際して、いろいろな表書きがあります。

御供(おそなえ)葬儀の際、霊前に供える花や菓子、果物に使う。

御霊前(ごれいぜん)葬儀に際して故人の霊前に供える金品に使う。御香典(おこうでん)霊前に香を供えてくださいという意味で使う。

御香奠(おこうでん)「御香典」と同様に使う。

御香華料(おこうげりょう)「御香典」と同様に使う。

御供物料(おくもつりょう)「御供」の代わりに添える金包みに使う。

菊一輪(きくいちりん)軽小の金包みに使う。菊の花に代えての意。志(こころざし)通夜、葬儀の世話役などへのお礼に使う。

御布施(おふせ)葬儀、法事などでお寺や僧侶へのお礼の金包みに使う。

御法礼(ごほうれい)「御布施」と同様に使う。



施食会(お施餓鬼)って何のこと?

http://www.soto-kinki.net/butsuji/chishiki_sejikie.php


施食会(せじきえ)(お施餓鬼(せがき))のいわれ

仏教の世界には六道といわれる「地獄(じごく)」「餓鬼(がき)」「畜生(ちくしょう)」「修羅(しゅら)」「人間(にんげん)」「天上(てんじょう)」の六つの世界があります。

この六道の一つである餓鬼道(がきどう)に堕ちて苦しんでいる無縁仏様を供養する法要が施食会です。

多くのお寺では、百カ日法要や、ご先祖さまの霊を供養するお盆に行なわれますが、お彼岸や年回法要などにも行なわれます。

曹洞宗をはじめとする禅宗では、「生飯(さば)」という施食作法があり、これは食事のときに七粒ほどの米粒を供養するもので、これにより供養されない亡者(もうじゃ)や、生前に犯した罪によって飢え苦しむ餓鬼道に堕ちた仏様に施す作法なのです。

施食会にて読まれるお経は「甘露門」です。

全体は「奉請(ぶしょう)」「発願(ほつがん)」「施食(せじき)」「見仏(けんぶつ)」「発心(ほっしん)」「回向(えこう)」の組み立てになっています。

そのなかに、真言(陀羅尼「発菩提心真言」「大宝楼閣善住秘密根本陀羅尼」などが加えられ、施食会をより厳(おごそ)かなものにしていったと考えられます。


■幤 道紀(へい どうき)老師のおはなし (近畿管区教化センター統監)

お釈迦さま自ら弟子に直接説かれた教え(仏説)の一つ「仏説救抜口餓鬼陀羅尼経(ぶっせつぐばつえんくがきだらにきょう)」は、十大弟子のお一人である阿難尊者(アーナンダ)にまつわるお話です。

阿難尊者は、お釈迦さまのいとこで、常にお釈迦さまの傍らで、お釈迦さまの教えを一番よく聞かれた方です。「多聞第一」と称されます。当時のことゆえ、聡明な阿難尊者はお釈迦さまの教えを記憶によって覚えておられたそうです。

このお経には悪業の報いとして餓鬼道に落ちた亡者、口から炎を吐く口餓鬼が「汝は三日後に死ぬであろう…」というようなことを、阿難尊者に告げたという物語がお経にかかれています。


曹洞宗の坐禅


http://www.soto-kinki.net/zazen/

曹洞宗の教えの根幹は坐禅にあります。それはお釈迦さまが坐禅の修行に精進され、悟りを開かれたことに由来するものです。

禅とは物事の真実の姿、あり方を見極めて、これに正しく対応していく心のはたらきを調えることを指します。

そして坐ることによって身体を安定させ、心を集中させることで身・息・心の調和をはかります。

曹洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」、ただひたすらに坐るということです。

何か他に目的があってそれを達成する手段として坐禅をするのではありません。

坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であり、悟りの姿なのです。

私たちは普段の生活の中で自分勝手な欲望や、物事の表面に振りまわされてしまいがちですが、坐禅においては様々な思惑や欲にとらわれないことが肝心です。



坐禅の基本(準備・基本作法など)

坐禅する場所

僧堂(そうどう)・坐禅堂

修行道場においては坐禅をする専用の建物があります。それを坐禅堂・禅堂(僧堂)といいます。

そもそも僧堂は修行僧が生活するための場所で、「起きて半畳、寝て一畳」という言葉がありますが、一人ひとり決まったスペースが与えられ、坐禅・食事・就寝のすべてをおこないます。僧堂のない寺院では本堂で坐禅を行なうことが多いです。

坐禅堂

一般のご家庭では、坐れるだけのスペースがあればどこでも坐禅できますが、できれば仏間など静かな部屋を使用できればベストです。きれいに清掃し、できれば線香や香を焚いて清浄にすると良いでしょう。

坐禅のときの服装

坐禅の際は、身体を締め付けないゆったりとした服装が好ましいです。

特にジーンズやミニスカートなどは坐禅に適しません。一般のジャージや作務衣などが脚を組むときに無理がありません。靴下は履かず、裸足で行ってください。足がしめつけられて血行が悪くなります。

ネックレスなどの貴金属、アクセサリー、腕時計は身につけないようにします。警策をうけるときに邪魔になりますし、修行の際にそのように身を飾る必要はありません。

坐禅するときの手のかたち

合掌(がっしょう)

世界の仏教徒に共通の礼拝の作法です。手のひらを隙間の開かないようにピッタリとくっつけて、指先を伸ばします。

指先の高さを鼻の位置ぐらいまで上げ、かるく脇を開きます。鼻先から合掌まで握りこぶしひとつ分ぐらい離してください。

叉手(しゃしゅ)

立っているときや歩くときの手の作法です。左手の親指を握りこみ、そのこぶしを右の手のひらでおおいます。肘をかるく開き、みぞおちのあたりに手をあてます。

法界定印(ほっかいじょういん)

坐っているときの手の作法で「ほっかいじょういん」といいます。

右のてのひらの上に左の手のひらを乗せて、両手の親指を自然にくっつけます。そのときにできる円がきれいな卵型になるようにしてください。

手はすわっている脚のつけねに自然に置き、お腹にくっつけます。浮かさないようにしましょう。


曹洞宗のお経について

http://www.soto-kinki.net/okyo/ 

お経は、お釈迦より脈々と続く、教えや考えをまとめたものです。

日本へは、中国や朝鮮を経由し漢訳されたお経がたくさんもたらされました。

また、各宗派独自のお経もあり、例えば、曹洞宗では修証義が広く読まれています。

仏教には「八万四千の教えがある」といわれるように、膨大な数のお経がありますが、ご家庭においては般若心経など、馴染みのあるお経を読むことからはじめてはいかがでしょう。

読むお経の種類や順番に厳密な決まりがあるわけではありませんので、あまりかたく考えずに読経してみてください。

特に、修証義などの長いお経は、「今日は1章、明日は2章…」というように1章ずつ読んでもかまいません。

読経の際に木魚や鐘(りん)を鳴らしますが、これも和尚さんと同じようにできなくて当然ですので、最初に鐘を3回鳴らし、読経をされると良いでしょう。

日々の生活の中で、お仏壇に向かい、線香を真っすぐに立て、お経を読む時間をぜひつくってみてください。


写経のすすめ

http://www.soto-kinki.net/shakyo/

近年、テレビや書籍でも写経がとりあげられることが多くなり、ふたたび写経が見直されています。

写経とは読んで字の如く「お経を写す」、すなわち書写することです。

写経は私達の祖先から受け継がれてきた浄行として、現在も多くの人々によって根強く信奉されています。

昨今、あらためて仏教を学び、その教えにふれる方が増えており、その中ではじめて写経にとりくまれる方も多いようです。

わが国での写経は、天武天皇が白鳳2年(673年)一切経を川原寺で写さしめたのが始めといわれ、その後、聖武天皇のころ、 多くの写経所を設け、写経司を任命し、これら専門のものが書写して収蔵し、また、諸国の国分寺等に配布されました。

それが、おそらく平安時代ごろから、修行のためや、また、病気平癒、罪業消滅、先祖供養など祈りやねがいを目的にした個人的写経が始められたようです。

写経には長い歴史があり、多くの人の信仰生活に、心のやすらぎを与える糧となってきました。

それは身と心を整えて行うこの写経の心が、そのまま仏の心に通うからにほかならないのです。

現代に生きる私たちは写経によって、静かに落ち着いた時間を大切にすると共に、祈りやねがいを生活の中に活かしてゆく一つの証としたいものであります。

写し得たことにより、満ち足りる心、精神的なうるおいが、今日を生き抜く大きな力となるはずです。

『般若心経』は、初心の方にはもっとも適当ですので書写をおすすめいたします。


お墓参りのマナーは?

http://www.soto-kinki.net/butsuji/chishiki_ohakamairi.php

お墓参りは、まず墓石と墓地のお掃除から。特に汚れやすい水鉢や花立てなどは、念入リに清めます。

お墓がきれいになったら、清らかな水、線香、故人の好物などを供え、お寺に墓経をお願いして、まごころをこめ、合掌礼拝(がっしょうらいはい)します。

食べもののお供えは、お参りのあとで下げるようにしましょう。お供え物が悪くなリ不衛生になることは、誰も喜びません。また、無縁のお墓もきれいにし、お線香やお花を供える心を持ちたいものです。


【これだけは守りたい「お墓参りのマナー」】

●線香やろうそく、お花やお供えを用意しましょう。

●墓石以外も掃除しましょう。特に、草が生えたままにしないように。

●お供えは、持ち帰りましょう。そのままにして帰るとカラスなどに荒らされます。

●ゴミは持ち帰ることが基本。ゴミ箱がある場合は分別などルールを守りましょう。

●墓参できる時間帯など霊園や墓地の規則に従いましょう。

●寺院境内の墓地であれば、お寺のご本尊さまにもお参りしましょう。


※事情でお参りできない場合やお墓のことでお悩みの場合は、菩提寺(寺院)に相談しアドバイスをもらいましょう。家族や親族と協力して今あるお墓を守り伝えていくことがベストです。

お墓参りは、ご先祖さまや亡き人との出会いの場です。

「あなたのおかげで、今わたしがここにいます」ただひたすらに、感謝の心で手をあわす。

それは、いのちのルーツに手をあわすことです。

その不思議なめぐり合わせに思いをはせる時、あたりまえでない「私」のいのちを感じることでしょう。


なぜ、仏壇をまつるの?

http://www.soto-kinki.net/butsuji/chishiki_butsudan01.php


お仏壇をまつる意義

お仏壇をまつる最も大切な意義は、私たちが仏教徒として生きる信仰実践のよりどころである、ということです。

曹洞宗の信仰実践の基本は、端坐(たんざ)・合掌(がっしょう)・礼拝(らいはい)です。

静かな心で端坐し、お釈迦さまに合掌礼拝することにより、私たちの日々の生活を反省し、教えを生活の中で実践する活力を生むのです。

そして、その実践が心の安らぎへと連なっていくのです。

お仏壇にご先祖さまをおまつりし、おまいりするということは、生命が、生命から生命へと受け継がれ、今の私があるということへの報恩感謝の実践といえるでしょう。

それは、私が私ひとりで生きているのではなく、多くの生命によって生かされているのだ、と深く実践することでもあるのです。

このように、お仏壇は、ただ単にご先祖さまをおまつりするだけの場所ではありません。

お仏壇の中は仏さまのおいでになる世界、須弥山(しゅみせん)をあらわしており、中心に本尊(ほんぞん)さまがまつられています。

大きさは違いますがお寺の本堂と同じです。

つまり、お仏壇は「家庭の中のお寺」なのです。


精進料理(食べる・作る)

http://www.soto-kinki.net/dish/

調理のこころ

日本人の食事の文化には、禅の精神が数多く受け継がれています。

中でも、食事を作る時には、季節に応じた折々の食材を大切に扱い、調理に工夫を加え、真心こめて作ること。

これは人々が気持ち良く美味しく食べられ、身も心もが安楽になるための仏さまの教えからきているのです。

調理をする心がまえとして、道元禅師は、「喜心・老心・大心」の「三心」で行ないなさいと教えられています。

「喜心」とは、他人のために喜びの心で調理すること。「老心」とは、父母の心。つまり親がわが子を思う気持ちで調理すること。

「大心」とは、心を山のごとくどっしりと、また大海のように広々とさせ、一方に片寄ったりしない心で調理すること。

このように精進料理を作る際は、食材をムダにしない。飽きのこないよう調理を工夫する。

そして、食事をいただく人のために、心を尽くすことを何より大切にしています。

道元禅師の教え

一、生かされて、生かして、仕事を喜ぶ心=喜心

一、やさしさは、人にも物にも潤いを生む=老心

一、とらわれぬ、広い心でゆったり生きる=大心



弔問時の服装(女性、子供向け)

2014-09-26 09:44:20 | お葬式の作法(マナー)服装について


知っているようで知らない弔問の服装について、ご説明させて頂きます。


本来参列する側は故人を偲ぶための正装をするという意味で、略式の礼服を着用します。


ただ、時間がなくお香典だけ置かれる方は仕事帰りなどの洋服でいいと思います。


女性の場合、黒のワンピースかスーツが基本ですがサテンやリボンがあしらってあったり、刺繍が施してあるものでも問題なく、ストッキングは柄の入っていない黒にします。


髪型はシンプルにまとめ清楚にし、化粧は派手にせず身だしなみ程度にしましょう。


香水は控え、派手なマニキュアはタブーです。


また、アクセサリーは白や黒の一連の真珠やオニキスのネックレス、指輪は結婚指輪のみにします。(二連の物は重なる事を嫌う弔事では厳禁です)


足元はエナメルやスエード素材、目立つ金具が付いているものを避け、ヒールが高くない黒の靴を履きましょう。


お子様の場合、学生の方であれば制服を着用します。


なければ白いシャツ(ブラウス)に黒や紺やグレーなどの地味なブレザーやボトム、女の子であればワンピースでも大丈夫です。


靴は黒や紺、なければスニーカーでもいいと思います。


赤ちゃんについては白が望ましいですが、手に入るのであればグレーなどのモノトーンにし、赤い色は避けましょう。                                                                  

こうしてあげていくと色々な決まりがあるように思われるかもしれませんが、一番大事なのは「ご遺族に失礼にならない心遣いができること」だと思います。


分からないことは、青森冠婚葬祭互助会まで、何でもご相談下さい。


電話(017-735-1407) 

青森市内の斎場(火葬場)・霊園について

2014-09-26 09:44:20 | 青森市内の斎場(火葬場)・霊園

青森では、人が病院等でお亡くなりになると、ご遺体をご自宅や葬儀会館などに安置して、棺(ひつぎ)に納棺(のうかん)した後、通夜や葬儀を行う前に、まず火葬することが一般的です。


死亡→ご遺体を安置(ご自宅や葬儀会館等)→納棺→火葬→通夜→葬儀・告別式→埋葬(納骨)


今回のブログでは、青森市が管理する2つの斎場(火葬場)と、4つの霊園(遺骨を埋葬する場所)についてご紹介します。

一つ一つの斎場と霊園の詳細は、後日、順次、ご紹介するとして、まずは、青森市のホームページには、次のように書かれているので、以下、引用します。

東京を中心とする首都圏では、民間業者が火葬場をほぼ独占していることもあり、火葬料金だけで数万円もかかりますが、青森市民の方であれば、青森市の運営する火葬場で、故人様を無料で荼毘にふす(火葬する)ことができます。

また、ペット等の火葬料金等も以下、明示されていますので、ご参考になさってみて下さい。

私たち、青森冠婚葬祭互助会 http://www.e-gojokai.com/では、役所への火葬の手続きの代行はもちろん、青森市が運営する斎場(火葬場)から霊園(埋葬)までの付き添いなど、全て、ご遺族の方々の目線に立ってお手伝いさせて頂いております。

葬儀や法事などはもちろん、斎場(火葬)、埋葬など、どんなことでも結構です。

遠慮なく、私たち「青森冠婚葬祭互助会」までお尋ねください。

24時間365日、青森冠婚葬祭互助会(〒030-0822 青森市中央1-27-10)では、いつでもご相談を承っております。

電話 017-735-1407

誠心誠意、納得のいくまで、丁寧にご説明させて頂きます。


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○青森市内の斎場・霊園一覧


https://www.city.aomori.aomori.jp/info.rbz?ik=1&nd=130

青森市斎場(火葬場)

https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?cd=1687

(宗教・宗派を問わず、どなたでも利用できます。青森市による運営。青森市営斎場のため、斎場のスタッフに対して「心付け」「寸志」は必要ありません)




<写真・現在、青森市斎場の控室から見える風景。稲刈りの真っ最中でした>


施設概要

開場時間  午前8時15分~午後5時00分

休場日   1月1日及び8月16日

※この他に、火葬炉の定期修繕などで火葬を停止する場合があります。

所在地 青森市大字新町野字菅谷138番地1

電話番号 017-738-3206

開設年月 昭和47年9月

面積 敷地面積15,225m2 建築延面積1,470m2

場内施設 人体火葬炉7基 胎児火葬炉1基 動物火葬炉1基 拾骨室2室 控室4室 駐車場(普通車30台駐車可)

使用料

(1)人体火葬

申請区分/使用料 12歳以上 12歳未満 死産児 改葬のための火葬 人体の一部及びこれに類するもの

死亡者もしくは火葬申請者が青森市民の場合は無料


死亡者及び火葬申請者ともに青森市民以外 有料 (詳細はホームページでご確認ください)

(2)動物火葬

申請者が青森市民 使用可 3,750円


申請者が青森市民以外 使用不可

アクセス

青森駅から車で約30分、新青森駅から車で約40分。

青森駅から市営バスあり(最寄りバス停:斎場前。通過バスは、1日4便程度。)

詳細は、企業局交通部(電話:017-726-5459)へお問い合わせください。

連絡先

市民生活部 生活安心課 霊園管理運営チーム

TEL:017-734-5277
MAIL:seikatsu-anshin@city.aomori.aomori.jp 


青森市浪岡斎園(火葬場)

https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?cd=12119


(宗教・宗派を問わず、どなたでも利用できます。青森市による運営。青森市営斎場のため、斎場のスタッフに対して「心付け」「寸志」は必要ありません)

施設概要

開場時間 午前8時15分~午後5時

休場日 1月1日及び8月15日

※この他に、火葬炉の定期修繕などで火葬を中止する場合があります。

所在地 青森市浪岡大字杉沢字山元434番地

電話番号 0172-62-1130

開設年月 平成4年4月

面積 敷地面積9,414.90m2 建築延面積567.51m2

場内施設 人体火葬炉2基 胞衣焼却炉1基 動物火葬炉1基 拾骨室1室 控室2室 駐車場(普通車16台 大型車3台駐車可)

使用料

(1)人体火葬

申請区分/使用料 12歳以上 12歳未満 死産児 改葬のための火葬 人体の一部及びこれに類するもの

死亡者が青森市民  無料


死亡者が青森市民以外  有料(詳細は青森市のホームページをご覧ください)


(2)動物火葬料

申請者が青森市民 3,000円

申請者が青森市民以外 8,000円



○人体の火葬について


https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?nd=130&ik=1&pnp=120&pnp=130&cd=14085


火葬の申込み

火葬については、以下、青森冠婚葬祭互助会が全てご遺族に代わり、代行いたします


 火葬の申込みをされる場合には、火葬施設及び日時を事前に予約した後に、火葬許可を申請する必要があります。なお、使用状況によっては火葬まで数日お待ちいただく場合もありますのでご了承ください。

※火葬炉の定期修繕などのため、休場日以外に火葬を停止する場合があります。

予約及び申請方法

(1)予約

予約窓口において直接予約いただくか、電話で予約願います

(2)申請

 死亡届の手続と同時の申請になりますので、申請窓口に死亡診断書を提出願います。死亡届の手続終了後に許可証の交付を受けてください。

火葬当日の手続き

1 火葬開始前

(1)火葬施設の窓口へ許可証を提出していただきます。

(2)施設の使用料が有料となる場合は許可証の提出と同時に使用料を窓口へ納付していただきます。

(3)分骨(許可証の埋葬場所以外にも埋葬する場合)を希望される場合は火葬証明書を交付いたしますので、窓口で交付申請を行ってください。

(4)「ペースメーカー」が埋め込まれているかたを火葬される場合は窓口へお知らせください。

(5)火葬に支障をきたしますので、以下の行為を禁止しています。

・お棺の中に「硬貨・指輪・書籍及びガラス製品」などを入れること

・拾骨室及び火葬炉前での写真及びビデオなどの撮影行為

・火葬施設へお骨を預けること

2 火葬中

 火葬には1時間30分程度要しますので火葬終了の案内(放送)があるまで控室でお待ちください。

3 火葬後

 提出していただいた許可証に火葬執行済の証明印を押印してお返しします。火葬前に火葬証明書の交付申請をされていた場合は証明書も同時に交付します。

4 埋葬する際の手続

(1)埋葬する際には、火葬施設により火葬執行済の証明印が押印された許可証及び火葬証明書の提出が必要です。

(2)市営霊園・墓園に埋葬される場合には上記のほか、担当課より交付された「霊園(埋葬場所)使用許可証」も必要です。


青森市三内霊園

https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?nd=130&ik=1&pnp=120&pnp=130&cd=1688

施設概要

所在地 青森市大字三内字沢部353番地

供用開始年月 昭和17年4月

霊園総面積 241,719m2

墓地区画数 16,333区画

管理事務所開所期間

4月1日~11月30日 午前8時~午後5時30分

※12月1日~3月31日の冬期間は閉鎖します。

管理事務所電話番号 017-766-0609

霊園内施設 管理事務所、公衆便所6か所(管理事務所含む)、給水所11か所

連絡先

市民生活部 生活安心課 霊園管理運営チーム

TEL:017-734-5277
MAIL:seikatsu-anshin@city.aomori.aomori.jp 

青森市月見野霊園

https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?cd=1690

施設概要

所在地 青森市大字駒込字月見野281番地

供用開始面積 昭和45年7月

霊園総面積 453,828m2

墓地区画数 9,712区画

管理事務所

開所期間

4月1日~11月30日 午前8時~午後5時30分

※12月1日~3月31日の冬期間は閉鎖します。

管理事務所電話番号

017-743-3213

霊園内施設 管理事務所、公衆便所5か所、給水所12か所


連絡先

市民生活部 生活安心課 霊園管理運営チーム

TEL:017-734-5277
MAIL:seikatsu-anshin@city.aomori.aomori.jp 


青森市八甲田霊園


https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?cd=1689


施設概要

所在地 青森市大字大別内字葛野116番地2

供用開始年月 昭和58年8月

霊園総面積 619,056m2

墓地区画数 5,873区画

管理事務所 開所期間

4月1日~11月30日 午前8時~午後5時30分

※12月1日~3月31日の冬期間は閉鎖します。

管理事務所電話番号

017-729-2510

霊園内施設 管理事務所、公衆便所2か所、給水所32か所


連絡先

市民生活部 生活安心課 霊園管理運営チーム

TEL:017-734-5277
MAIL:seikatsu-anshin@city.aomori.aomori.jp 


青森市浪岡墓園


https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?cd=2033

施設紹介

 浪岡中心地から北東約3.5kmに位置する浪岡墓園は、昭和53年から造成し昭和54年に供用開始しました。

 青森空港アクセス道路沿いの高台にある当園は、南向きの傾斜地で眼下には津軽平野が広がる景観良好な墓地公園です。


主な施設

所在地 青森市浪岡字五本松字平野207番地

電話番号 浪岡事務所 TEL:0172-62-1140

開設年月 昭和54年7月

霊園総面積 9,170m2

墓地区画数 589区画

園内施設 あずまや1か所、公衆便所1か所

連絡先

浪岡事務所 市民課

TEL:0172-62-1140
MAIL:n-shimin@city.aomori.aomori.jp 


霊園管理料


https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?nd=130&ik=1&pnp=120&pnp=130&cd=12124

 霊園管理料は、市営霊園・墓園毎に埋葬場所の面積により下記のとおり定められています。

 納めていただく管理料は市営霊園・墓園のうち埋葬場所以外の共有地(園内道路、芝生など)の維持管理に充てられるものですので、忘れずに納期限まで納めましょう。

 なお、納付に関する相談は随時(開庁時間内)受付しておりますので、下記連絡先までお問い合わせください。

1 霊園管理料の金額

(1)三内霊園、月見野霊園、八甲田霊園

埋葬場所別面積  19.89m2

1年分の管理料   5,190円

埋葬場所別面積  12m2及び12.6m2

1年分の管理料   3,460円

埋葬場所別面積  6m2及び6.3m2

1年分の管理料   1,720円

埋葬場所別面積  3.15m2

1年分の管理料   1,020円

埋葬場所別面積  芝生6m2

1年分の管理料  3,460円

埋葬場所別面積  芝生4m2

1年分の管理料   2,200円


(2)浪岡墓園

埋葬場所別面積  6m2

1年分の管理料 2,100円


2 納付書発送時期及び納期限

(1)発送時期 7月中旬

(2)納期限  8月末(末日が土日・祝日に当たる場合はその翌日)

3 納付方法

(1) 発送された納入通知書により納付する。(青森県内在住の場合)

①納付場所は納入通知書に記載されています。

※記載されている場所のほか、4~11月の間は三内・月見野・八甲田霊園の各管理事務所でも納めることができます。

②納入通知書を紛失された場合は再発行しますので、下記連絡先までお問い合わせください。

(2)発送された郵便払込票により納付する。(青森県外在住の場合)

① お近くのゆうちょ銀行又は郵便局で払込願います。

② 払込票を紛失された場合は再発行しますので、下記連絡先までお問い合わせください。

(3)口座振替による納付

①繰越分の口座振替はできません。

② 現年度の管理料を引き落としするためには、下記の期限までに口座振替のお申込みをしてください。

 ・ゆうちょ銀行の場合・・・毎年7月10日まで

 ・その外の金融機関・・・毎年8月10日まで

③ 口座振替は下記の窓口でお申込みできます。

 ・下記連絡先

 ・青森市内の金融機関

 ・青森市内に本店のある市外の金融機関

 ・全国のゆうちょ銀行及び郵便局

④ 埋葬場所の使用権者を変更した場合は再度お申込みが必要です。

⑤ 登録口座よりの引き落とし日は納期限日となります。

⑥ 登録口座より引き落としされた場合は、9月に「口座振替済通知書」をお送りいたします。この通知書が領収証の代わりとなります。

⑦ 登録口座より引き落としができなかった場合は、9月に「口座振替不納のお知らせ」をお送りしますので、その通知書(県外在住のかたは同封の郵便払込票)で納付願います。

(4)前納制度について

①翌年度から4年分の霊園管理料を先払いできる制度です。

②浪岡墓園の管理料については当制度を利用できません。

③滞納のあるかた及び現年度が未納の方は制度を当利用できません。

④下記連絡先の窓口でお申込みいただいた後、前納用の納付書をお渡しいたします。

連絡先

市民生活部 生活安心課 霊園管理運営チーム   浪岡事務所 市民課 生活環境チーム

TEL:017-734-5277(生活安心課)  
0172-62-1140(浪岡事務所市民課)

MAIL:seikatsu-anshin@city.aomori.aomori.jp (生活安心課)
 n-shimin@city.aomori.aomori.jp (浪岡事務所市民課)

○埋葬場所の使用権者の変更

https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?nd=130&ik=1&pnp=120&pnp=130&cd=12123

 埋葬場所の使用権者の変更には以下の手続があります。これらの手続が行われないと、使用権者が居所不明になるなどの事態につながりますので、変更する事由が発生した場合は速やかに下記連絡先の窓口で変更手続願います。

1 使用権者の変更が必要な場合 

(1)使用権者が死亡した場合

→その相続人へ使用権者を変更できます。
 
(2)上記以外の理由で使用権者を変更する場合

→現使用権者からみて6親等以内の親族及び3親等以内の姻族及び内縁関係であった者へ使用権者を変更できます。

2 変更手続に必要なもの

(1)霊園使用権者名義変更申請書

①変更の申請書は窓口備付けのもの

(2)霊園(埋葬場所)使用許可証

① 紛失されている場合は、手数料150円で再交付を受けた後に提出していただきます。

②再交付の申請書は窓口備付けのもの

(3)戸籍謄本もしくは除籍謄本など新旧使用権者の続柄がわかるもの

※続柄によっては複数必要になる場合があります。 

(4)名義変更手数料 300円
   
《新使用権者が青森市外のかたの場合は以下も必要となります。》 

(5)新使用権者となる方の世帯全員分の本籍も記載された住民票

(6)代理人届

○郵送で手続される場合には、必要な手数料と同額の郵便小為替を同封願います。

3 現使用権者の住所のみが変更となる場合

 電話などで下記連絡先へお知らせください。

連絡先

市民生活部 生活安心課 霊園管理運営チーム  浪岡事務所 市民課 生活環境チーム

TEL:017-734-5277 (生活安心課) 

0172-62-1140(浪岡事務所市民課)

MAIL:seikatsu-anshin@city.aomori.aomori.jp  (生活安心課)
 n-shimin@city.aomori.aomori.jp (浪岡事務所市民課)

○埋葬などの手続


https://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?nd=130&ik=1&pnp=120&pnp=130&cd=12121

埋葬の手続

 市営霊園・墓園の埋葬場所へ埋葬する際には、必要な書類を下記窓口へ提出の上、埋葬願います。

 なお、埋葬場所へ埋葬できるのは、原則使用権者からみて6親等以内の親族及び3親等以内の姻族のかたの遺骨となります。

1 埋葬手続に必要なもの

(1) 埋火葬許可証


①死亡届を提出した自治体から交付されたものに、火葬施設の火葬執行済みの証明を受けたものをご用意ください。
(火葬執行済みの証明が無い場合、埋葬ができません。)

②紛失された場合は火葬を行った自治体などへお問合せの上、再交付などの手続を行ってください。(青森市斎場及び同浪岡斎園で火葬し許可証を紛失した場合は、施設の窓口へ申込みすれば「火葬証明書」が発行され、その書類で埋葬が行えます。)

(2)霊園(埋葬場所)使用許可証

①紛失されている場合は埋葬前に下記連絡先の窓口において手数料150円で再交付していただきます。

2 埋葬する際の窓口

(1) 青森市三内・月見野・八甲田霊園

①4~11月・・・各霊園の管理事務所(12~3月は冬季閉鎖)

②12~3月・・・市役所本庁舎 生活安心課霊園管理運営チーム

(2) 青森市浪岡墓園・・・市役所浪岡庁舎 市民課生活環境チーム

改葬の手続

 改葬とは、埋葬されている遺骨を他の埋葬場所(墓地)へ移すことをいい、次の手続が必要となります。

1 改葬の手続

(1)改葬許可証の交付を受ける。

① 埋葬されているのが市営霊園・墓園の場合

(イ) 下記連絡先の窓口において「改葬許可申請書」を提出の上、「改葬許可証」の交付を受けてください。

② 埋葬されているのが市営霊園・墓園以外の場合

(イ) 墓地(寺院や共同墓地)の管理者から遺骨が埋蔵されていることを証明する「埋蔵証明書」を交付してもらう。

(ロ) その後、下記連絡先の窓口において「改葬許可申請書」及び「埋蔵証明書」を提出の上、「改葬許可証」の交付を受けてください。

(2)「改葬許可証」を改葬先の墓地管理者(市営霊園は管理事務所、寺院、共同墓地はその管理者)へ提出し埋葬してください。

2 改葬の際の注意点

(1)同一の市営霊園・墓園内でも、別の埋葬場所へ遺骨を移す場合は改葬の手続が必要です。

(2)改葬により市営霊園・墓園の埋葬場所を使用しなくなった時は、埋葬場所を返還する必要があります。

分骨の手続

 分骨とは、埋葬されている遺骨1体の一部を他の埋葬場所(墓地)へ移すことをいいます。

 市営霊園・墓園から他の墓地へ分骨する場合は下記のとおり手続願います。

1 分骨の手続

(1)下記連絡先の窓口へ「埋蔵証明交付申請書」を提出の上、「埋蔵証明書」の交付を受けてください。

(2)「埋蔵証明書」を分骨先の墓地管理者へ提出し埋葬してください。

ペット(犬、ねこ等)の埋葬

 青森市ではペット(犬、ねこ等)の焼骨を埋葬する場として、三内霊園に「愛犬の墓」を設置しています。

 愛犬の墓に納骨される場合は、下記のとおり手続願います。

 なお、冬期間(12~3月)は閉鎖していますので納骨はできません。よって、納骨されるまで焼骨は各自ご保管願います。

1 納骨の手続

(1)下記のものをご用意願います。

①市の火葬施設で火葬した場合

→火葬許可の申請窓口より交付を受けた「斎場使用許可証」に火葬施設の火葬済みの証明を受けたもの。(火葬済みの証明が無い場合、埋葬ができません。)

②民間の火葬施設で火葬した場合

→火葬施設より発行された火葬済みであること証明するもの(レシートなど) 

(2)上記のものを三内霊園管理事務所へ提出し、職員の指示に従い納骨願います。


連絡先

市民生活部 生活安心課 霊園管理運営チーム  浪岡事務所 市民課 生活環境チーム

TEL:017-734-5277 (生活安心課) 
0172-62-1140(浪岡事務所市民課)
MAIL:seikatsu-anshin@city.aomori.aomori.jp  (生活安心課)
 n-shimin@city.aomori.aomori.jp  (浪岡事務所市民課)



「暑さ寒さも彼岸まで」・・・彼岸の意味とは?

2014-09-25 15:26:05 | 仏事全般


このお彼岸期間中に、お墓参りに行かれた方も、多いのではないでしょうか?

一方、「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句もあります。

つい先日までは暑い!暑い!と言っていたのが嘘のようで、ここ青森では、朝夕などは、もうすっかり寒くなってきました。

今日は9月25日。明日26日で、もう秋の彼岸も終わります。




       <写真・彼岸花>


そもそも、「お彼岸」とは、どういう意味なのでしょうか?

彼岸には春彼岸と秋彼岸があり、それぞれ、春分の日(3月21日頃。その年により変動)、秋分の日(9月23日頃。その年により変動)を中日として、その前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。

【 秋彼岸 】 

9月20日:彼岸入り

9月23日:彼岸の中日(=秋分の日。祝日)

9月26日:彼岸明け


春の彼岸を「彼岸」「春彼岸」と呼ぶのに対し、秋の彼岸を「のちの彼岸」「秋彼岸」と呼び分けることもあります。


春分と秋分は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日ですが、お彼岸にお墓参りに行く風習は、この太陽に関係しています。

仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。

そして、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。


では、お彼岸は日本だけのものなのでしょうか?

お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。

日本では、正月など神道にまつわる行事を行う一方、仏教を説いた釈迦の教えも受け入れてきました。

お彼岸は「日願」でもあるため、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったという説もあります。

また、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。


彼岸の中日である「春分の日」「秋分の日」は国民の祝日です。

祝日法による趣旨は……

・春分の日=『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』

・秋分の日=『祖先を敬い、亡くなった方々を偲ぶ日』

という意味があります。


では、何故「暑さ寒さも彼岸まで」と私たちは言うのでしょうか?

秋の彼岸を過ぎると、太陽の出番が少なくなり、暑さも和らぎます。春はこの逆ですね。


春分と秋分は、いずれも二十四節気のひとつで、暦の上では春と秋の折り返し地点となります。

そして、春分と秋分に昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、秋分以降は秋の夜長に向かいます。


●春分は春(立春~立夏の前日)の折り返し地点

⇒春分以降、昼が長くなってゆく⇒寒さが和らぎ暖かくなる

●秋分は秋(立秋~立冬の前日)の折り返し地点

⇒秋分以降、昼が短くなってゆく⇒暑さが和らぎ涼しくなる


ただし、昼と夜の長さが同じだからといって、春分と秋分の気候が同じになるわけではありません。


暑さの名残で秋分のほうが10度以上も気温が高いのですが、厳しい残暑や寒さも目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。


お彼岸は迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じる時でもあります。


自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、彼岸のころには和らいで楽になるように……

「暑さ寒さも彼岸まで」には、励ましの意もあったのです。


さらに、仏教的に突っ込んで言うと、お彼岸(ひがん)には、


煩悩を離れて悟りの境地に至ろうとする仏教思想と、日本の伝統的な先祖供養の信仰が結びついて、祖先の霊を供養する日となりました。


「お彼岸」は、「彼岸会(ひがんえ)」とも言います。

「お彼岸」は「彼岸会」の親しみを込めた一般的な呼び方で、その内容は変わりません。

彼岸という言葉は梵語(古代インド語、サンスクリット語)の「パーラミター(波羅蜜多)」のことで、 本来の意味は[彼岸に到る]という意味があります。

そして、お彼岸はいつから行われているのでしょうか?

古くは『日本後記』の中に大同元年(806)に、早良親王のために僧を集めて法要を開いたとあります。

千数百年前から、脈々と「お彼岸」の営みは、続いているのですね。

あいにく今日、日本列島は、お天気が悪いようですが・・・・

今晩あたり、たまにはゆっくりと夜の空を眺め、ご先祖様たちの生き方に思いを寄せてみるのもいいかもしれませんね。。。

       

綿衣装

2014-09-25 09:13:14 | 綿衣装

私たち青森冠婚葬祭互助会では、他社にはない故人様の旅立ちの儀式を行っております。

納棺後に綿花をあしらい、男性は羽織り袴姿、女性は白無垢姿にてお送りさせて頂いております。

男性であればたくましく、女性であれば一輪の生花を髪飾りとしてお付けしますので、かわいらしく見えます。







ご遺族の方からは

「男前になった」

「綺麗になった」

「天国でお父さんびっくりするだろうな」

「良くしてくれてありがとう」


など喜びの声をたくさん頂いております。


また、以前の葬儀の喪主挨拶の中で

「母は綿衣装を着てあの世で待つ夫の元へ

45年前と同じように嫁いでいきました」


という声もありました。






私たちは

「ご家族に寄り添い、一緒になって考える」

ことを忘れずに、故人様らしい旅立ちを心から願いお手伝いさせて頂きます。

何でもご相談下さい。

(青森冠婚葬祭互助会 017-735-1407)



生活困窮者のお弔い

2014-09-24 09:00:53 | 生活困窮者のお弔い


私たち「青森冠婚葬祭互助会」は、「心の絆をだいじに」という経営理念のもと、冠婚葬祭という儀礼を通じて「人」と「人」との絆を深めることに喜びを共有したいと考えています。

しかし、その「絆」を作り出すことは、現代社会ではとても難しいと言わざるを得ません。

2010年にNHKが「無縁社会」という番組を作りました。

家族・地域・会社といった縁が希薄になり、孤独死や引き取り手のない遺骨の行方などを取材した「無縁社会」は、多くの「おひとりさま」のみならず、日本中の老若男女に衝撃を与えました。

ここ青森でも、いわゆる「おひとりさま」で、かつ生活困窮者であり、亡くなっても、親族のサポートが受けられない方が増えてきています。

しかし、お金があろうとなかろうと、身寄りがあろうとなかろうと、御縁のあるすべての方に、私たち「青森冠婚葬祭互助会」は誠意をもって冠婚葬祭という儀礼に臨みたいと考えています。

先日も、高齢の男性が、私たちの青森冠婚葬祭互助会・平安閣の遺体安置室に運ばれてきました。

親族(ご遺族)はいるものの、さまざまな事情があり、亡くなった故人様に関わることが難しく、私たち青森冠婚葬祭互助会のスタッフでご遺体を安置し、後日、火葬場にお運びし、私たちだけで拾骨をさせて頂きました。

少子高齢化・核家族化・単身化・晩婚化、離婚や非婚の増加により、もはや「おひとりさま」は、少数派ではなく、多数派(日本の老若男女・全世帯の約3割が単身世帯です)となりました。

また、家族がいても当てにできない、子供がいない等、現代の家族は多様化してきています。

「サザエさん」のような大家族で、家族間でお互いに支えあって生活しているような素敵な家族も、もちろん、たくさん、いらっしゃいます。

しかし、ここまで「おひとりさま」が主流になってくると、「その時」の事を誰しもが他人事ではなく、自分の問題として事前に考えておく必要があります。

葬儀について不安を感じていらっしゃる方、是非とも私たち「青森冠婚葬祭互助会」にご相談ください。

お金のあるなしに関わらず、誠意誠意をもって対応させていただきます。電話(017-735-1407)


(写真 ご遺体の前で、ボランティアで枕経をあげる僧侶)


出棺の末期の水

2014-09-22 10:40:55 | Weblog
 青森冠婚葬祭互助会では、出棺の際
 お別れ花を入れた後、故人が好きだった
 飲み物をご用意していただき、ご家族の方に
 最後に、綿に含めた飲み物を、唇につけて
 飲ませていただいております。
 「好きだった飲み物は?」とお伺いすると
 「ビール」「お茶」「コーヒー」などいろんな
 お飲み物があげられます。中には、「ヤクルト」
 や「青汁」「リボピタン」等を、あげられる方もあり
 ご家族で、会話が弾みます。
 病院で、入院中、水分を制限されていた方もおり、
 「おじいちゃん、やっとビールが飲めたね」と、ご家族の方が、
 おじいちゃんに話しかけている姿を見ると、ジーンと目頭が
 熱くなります。また、「私の時は、お紅茶で」とご家族の方に
 リクエストされている方もあり、ご家族の中で、終活について
 話し合うきっかけになったとの、うれしいご報告も
 いただきました。
 今後も、葬儀のご依頼を受けた、お客様の出棺の際にお飲み物を
 お伺いし、お花と一緒に、綿もお持ちいたします。
                      (知)

松木屋のロゴマーク

2014-09-18 10:45:27 | Weblog
 青森市にお住まいの方で、知らない方はいないデパート・松木屋

 先日、平安閣で行われたA家の葬儀では、会場の入り口に松木屋のロゴマークが入った半天が飾られていました。





亡くなられた故人様は、長年、松木屋一筋で働いてこられた方で、故人を偲ぶもの=半天が、故人のお写真同様にロビーに展示されました。

ロゴは「松木」を図案化したものです。

青森ねぶた製作者・千葉作龍の父・千葉作太郎さんによって発案されたものだそうです。

ミスター松木屋のAさん、きっと今頃、あの世でも松木屋の半天を羽織ながら掛け声をあげていることでしょう。

松木屋一筋の商い人生、本当にお疲れ様でした。

「ご焼香」

2014-09-18 10:04:53 | Weblog
東北地方の一部では、

焼香の際に焼香盆に

数十円程度の小銭を添える

習慣があるそうです。

特に秋田県では広範囲に

この風習がみられるとの事です。

お香典とは別に、

小銭を添える習慣は

日本各地に点在して見られますが

故人があの世に旅立つ

お手伝いをするお金という

ニュアンスがあると考えられているようです。

                 (亀)