“絆”

株式会社リンクモア 平安閣 スタッフの日々徒然

方角のおはなし

2008-04-25 15:51:14 | Weblog
お寺によっては、ご本尊様を納めている「内陣」と言う場所に、五色の幕を張っているのをご存知でしょうか?
仏教は中国を経由して日本に伝来したので、古代中国の影響らしいのですが、この五色は方角と関係があります。

「東」・・・色は「青(紺色に近い)」、守り神は「青龍」、季節は「青春」。青春と言う言葉は、実はここからきているのです。

「南」・・・色は「朱」、守り神は「朱雀」、季節は「朱夏」。平安京の南側の門を朱雀門と言いますが、南の守り神からとったものです。

「西」・・・色は「白」、守り神は「白虎」、季節は「白秋」。会津の白虎隊や、詩人の北原白秋の語源ですね。

「北」・・・色は「玄(くろ。深緑をもっと濃くした、黒に近い色です)」、守り神は「玄武(亀のことです)」、季節は「黒冬(緑冬ということもあります)」。
古代では黒と緑は同一色として扱われていたようで、「緑の黒髪」という不思議な表現もこれが元になっているようです。
なぜかドイツにも「黒い森」と呼ばれている森林地帯があります。
弘前城の北側の門を亀甲門と言いますが、守り神の玄武からとったものです。玄武岩という岩石も、濃い緑色なのでこの名が付きました。
ちなみに、初心者のことを「素人(しろうと)」といいますが、「しろ」の反対色が「くろ」なので、ベテランの人を「玄人(くろうと)」と言う訳です。

「中央」・・・色は「黄」。おそらく中国黄河文明の影響だと思われますが、全ての中心になっている色です。
黄色は皇帝しか身に着けることが出来ない色だったそうです。

この五色の幕がお寺の内陣に張ってあるのは、「東西南北全ての世界に、御仏の御慈悲がありますよ」という意味のことらしいのです。

お葬式で祭壇に飾っている仏具に関しても、方角と関係しているものがあります。
次の機会にご紹介したいと思います。(山坊主)

焼酎「JAPAN」

2008-04-23 15:42:43 | Weblog
暖かい日が続き、桜の花が満開になりました。
ここで池田海さんイラスト入りの焼酎「JAPAN」を紹介致します。
宝酒造(本社・東京)は青森市在住の墨彩画家池田海さんのイラストが瓶を飾った焼酎を発表しております。

「一杯飲めば心がほぐれ
二杯飲めば笑顔になれる
三杯飲んでしあわせしあわせ」 

県内の酒店で販売しています。

会員様のお話

2008-04-10 15:27:55 | Weblog
昔の話をしながら、
「世の中どうして こんなに人を殺したり、悲しい事故が多いのでしょうかねぇ~。」
と嘆いていました。

その会員様も4月が誕生日。

ディ・サービスに行った時にもらったマーガレットとガーベラの花を見ながら

「毎年、誕生日にディ・サービスで花をもらっているけど、今回の花が一番いいですよ。」
と玄関に飾った花を大変嬉しそうに眺めていました。