映画「96時間・リベンジ」を観てきた。
200年に出ている前作の「96時間」は観ていないが、結構人気があったようで、その続編になる。
主演のリアム・ニ―ソンも「シンドラーのリスト」のようなしっとり演じる役柄よりも、こういうアクションものが主流になってきている。
今回のストーリーは、かって息子の一人をブライアン(リアム・二―ソン演じるCIA局員)に殺された父親が復讐のためにブライアン夫婦と娘のキムに襲いかかる。
娘のキムの協力とブライアンの類稀なる観察力と行動力で復讐にやってきた一味を帰り討ちに合わせることになる。
ちょっと、前振りが長くて退屈だったが、アクションが始まってからは息もつかせない展開力で画面に夢中になって行った。
目隠しされながらでも距離や周囲の環境を把握していく下りはなかなかのものだ。
娘のキム役はテレビ映画の「ロスト」のシャロンを演じて脚光を浴びたマギーグレイスだ。
単なるアクション映画にはない、少し知的で上品な仕上がりになっている。リュック・べッソンの意図のようだ。
帰り際、前を歩いていた若い女性二人連れの会話・・・「殺されたお父さんには、まだ二人の息子が残っているし、また狙われるねえ」
なるほど・・・まだ続編があるそうだ。
勝手評価 ☆☆☆
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