映画「世界でひとつのプレイブック」を観てきた。
ダイハ―ドにしょうかと迷っていたのだが、テレビでやっていたダイハ―ドの予告編を観ながら・・・親切に・・・
妻が「最近の映画はほとんどCGやからね。この攻撃しているヘリなんかもそうやし、このブルース・ウイルスが爆撃の中を走ってるところも、撮影ではただ、ビルの中を走ってるだけやし・・・後ろ向いているブルース・ウイルスはスタントやろうし・・・」
で、分かっていながら目の前で言われて、急に見る意欲が失せてしまって、急きょ、「やっぱりアカデミー賞のノミネート作品を観ないと・・・」と・・・
妻の浮気相手に傷害事件を起こし、精神鑑定の結果、病院に収容されて退院してきた男が、街で夫に先立たれて生活を乱している女性と出会う・・・
両親・友人ともども、彼の病状の改善を手探りで進めるなかで、彼はその女性との交流を通して・・・彼女の献身的な誠意で離れがたかった妻への思いを徐々に絶っていく・・・
プレイブック・・・練習帳と訳せばいいのだろう。我々は、それぞれ一人一人が毎日を初めて経験する「新しい自分」として足跡を残して生活している。
後悔もあるが、「昨日」に戻ってやり直すことはできない。友人が成功したからと言って、自分が同じことをしてうまくいくとは保証できない。
皆が「たったひとつの練習帳」に毎日、記録を残しているのだろう。
ほのかなロマンスをベースに家族や友人の「愛」がぎっしり詰まった映画だった。
アカデミー賞で作品賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞に監督賞など主な8部門にノミネートされているのが良く理解できる。
勝手評価 ☆☆☆☆☆ とにかくジェニファー・ローレンスが最高に良かった。
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