映画「ゼロ・ダーク・サ―ティ」を観てきた。
アカデミー賞作品賞にノミネートされており、監督のキャスリン・ビグローはイラク戦線でのアメリカ爆弾処理班の映画・ハ―トロッカーで作品・監督賞を獲っており、同じ戦争物?ということでちょっと興味をもって観にいったのだが・・・
正直、この映画が何故アカデミー賞にノミネートされたのか理解ができない。
映画の内容はオサマ・ビン・ラディンの捜索と発見、そして殺害までのCIAの動きをドキュメントタッチで映像にしているものだが・・・
映画としてどういうメッセージを発しているのか・・・全く理解できない。
拷問シーンが問題になっているようだ。日本で公開されているシーンは割愛されているようだが、拷問はすでに周知の事実だろうし、それがなければ自白も出てこないだろう。
それに大統領選やアカデミー賞を意識した映画の公開時期といい、どうもきな臭いものを感じる。
アメリカ人はこういう映画が好きなのだろう。最悪のテロリスト殺害をテーマとしたものだから・・・日本人も嫌いじゃないけれど・・・
ただ、アカデミー賞を競うような映画ではないだろう。
勝手評価 ☆☆