宗教学者で、国際日本文化研究センター元所長の山折哲雄さんが、皇太子ご夫妻のことを語った内容が話題になっている。
皇太子妃・雅子さまの身体の状態が一進一退を繰り返すなかで、陛下のご健康やこの先の皇室の展望を考慮すれば・・・
秋篠宮殿下に皇位継承を譲位されるのも一つの展開ではないかという話だ。
確かに、皇太子のこころにはその優しさゆえに雅子さまのご病状を案ずる比重が高く、雅子さまの病状如何によっては天皇としての立場を兼ねるのはあまりにも負担が多くなるかもしれない。
技術的には皇室典範とかの改正と言うことはあるのだろうが・・・
山折哲雄さんのお話も一つの選択肢としてあり得るのだろう。
イギリスのエリザベス女王の父君も兄・ウインザ―公が自分の愛を優先して王位を捨てたため、王位についたわけだ。
色々な選択肢があるのだろうが、ここはもう少し国民的議論を高めて、話をまとめていただきたい。
残念ながら、猶予の時間がたっぷりあるとは言えない時期にもう差し掛かっている。