岡山大学医学部空手道部部誌

岡山大学医学部空手道部の活動報告を公開していきます。

一年間ありがとうございました。

2009-08-04 22:27:10 | Weblog
河野です。一年間お世話になりました、ありがとうございました。

 今日、沖縄から帰ってきて一息ついたところです。
 一昨日から、体重の1/3ぐらい減ったんじゃないかと思うぐらい足取りが軽くなったのですが、さっき体重計に乗ったら全く変わっていませんでした。

 昨年、金崎から主将が交代した時は現役部員でも不安だった人が多かったんじゃないかと思います。それまで大きな柱だった3人の元6年生の先輩方と4年生が抜けて、同期が居なくなった主将が片足だった訳ですから…。今年は、というより、今後は幹部は上手に引き継げそうな気がして安心ですね。

 昨年の夏から秋は、本当にどうしていいか分からない事の連続でした。ニッチもサッチも行かなくなった事も一度や二度ではなく、もうどうにもならないと思った事も結構あったので、一年主将でいられたことが何か不思議な気もします。

 私の独断と偏見も多々ありましたし、私の説明力不足はかなりヒドイものだったと自覚していますが、それでも先輩方には全面的にバックアップして頂き、後輩も黙ってついて来てくれたことに、本当に感謝しています。

 これでも私は「毎回練習に出る」という事がどれだけシンドイ事かよく分かっているつもりです。忙しくて疲れた日も、寝不足の日も、少し体調が悪いなと思う日も、テストが気になる日も、親や友達とケンカした日も、気になる人から誘いがあった日(?)も…、とにかく練習があるのです。私も17時半になっても道場に行く気が起らない事もたまにあります(…でも何故か20分後には道場にいます…)。
 だから、これまで部員が、特に1・2年生はほぼ欠ける事なく練習に出てきていることは、実はスゴイことだなぁと思ってみていました。そんな元気な後輩たちが毎回練習に来るのを分かっていたから、私もどうにか気持ちを切り替えて、道場に辿り着いたこともよくありました。どうかこれからも、忙しくて疲れた日も、寝不足の日も、…(以下略)、練習はうんと楽しんでほしいものだと思います。

 それから―、毎日の練習を確実に「こなす」ことで一歩ずつぐらいは上手になっているかもしれません。でも、これだけの人数が集まって練習しているのだから、同じ時間に10歩でも20歩でも前進するチャンスが転がっています。
 いや、本当は練習の時間だけじゃなくって、授業を受けている時、友達としゃべっている時、バイトしている時にもきっかけは沢山、しかも目の前にあったりします。どうかそれに気づけるようになってほしいです、というよりも私も含めて気づけるようになっていきましょう。

 私が2年生だったころに読んだ本で(私はY田先輩に負けず劣らずハウツー本が好きです)、今でも大事に思っている言葉があります。『固く閉ざされた信念を持つより、広く開かれた心を持て』…いい言葉です…ジーン。。。―自己満足ですみません、でも色んな事に沢山気づけるように、いつも心の眼を見開いていたいものです。

 これからも、新キャプテン的場のもと部員が空手をどんどん楽しんで、空手を通して沢山の刺激を受けて、それぞれの部員と空手部全体にミラクルをたくさん起こしていきましょう!

 ―自分の考えている事を投稿するのは、なかなか気恥ずかしいものですね。
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3 コメント

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先輩、お疲れ様でした。 (真賀里です)
2009-08-06 16:13:54
河野先輩、一年間主将、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
これを読んで、先輩も道場に足を運びたくない日があったんだということを初めて知りました。笑
この夏で一応、一緒に引退?を迎えた者として、河野先輩とはこれからもアツい関係を築いていけたらなぁ~、なんて、勝手に考えています。こんな私ですけど、今後ともどうぞよろしくお願いします。


あと、この場を借りて、私の思いも述べさせてください。


私は今回の西コメ女子で、個人戦も団体戦も優勝を手にすることが出来ました。本当に本当に本当に、ずっとずっと、私の夢でした。

個人戦での優勝は、本当に「気持ち」で勝ち取った、とうか、もぎ取った、っていう表現のほうが合っているのかもしれません。
・・・分かりやすくいうと、「神様っているんだ」って思いました。
それは、運が良かったとか、神様がそうしてくれたとか、そういう意味じゃありません。

「やろうと思えば、本当にできるんだ。やれば、報われるんだ。」そう思いました。

私だって、空手は大好きだけど、道場に行きたくない日なんてほんとにしょっちゅうでした。それに、今まで個人戦で入賞したことも1回もありませんでした。試合で沢山泣いてきたけど、多分、悔し涙しか流していないと思う。

私なりに、精一杯空手をがんばってきたこと、そして空手部への想い。空手への想い。
今までの私の空手部としての日々が、あの瞬間に報われたんだと思います。

初めて、試合で嬉し涙を流しました。
メンホウをとった瞬間に、声がもれるくらい。


こんな私を、空手だけでなく他にも色んなことを、見捨てずに指導してくださった、沢山のOB・OGの先輩方。優勝を知って、走って抱きついて、自分のことのように涙を流してくれた河野先輩。泣いて祝福してくれた大切な同輩たち。
愛する後輩たちからの祝福の声。

私って、こんなに幸せ者だったんだって気づきました。
そして、入学してから今まで、私を育ててくださった沢山のOB・OGの先輩方への感謝の気持ちは本当に伝えきれません・・・
まだまだ発展途上の私ですが・・・本当に本当に、ありがとうございました。



また、今回の団体戦は、本当に学びが多いものとなりました。

団体戦では、私は勝つことが出来ませんでした。本当に申し訳なくて、悔しかったです。
だけど、大切な同輩と頼もしい後輩が、優勝に導いてくれました。

私は今まで沢山の団体戦に出場させていただいたにも関わらず恥ずかしいのですが、この大会で、団体戦がどういうものなのか、とういうことに、ようやく身をもって気づくことが出来ました。
団体戦って、「団体戦」なんですね。

先鋒vs先鋒、中堅vs中堅、大将vs大将 じゃない。
先鋒中堅大将vs先鋒中堅大将 なんだ。

そして、部員全員、そして関わっている全ての人たちが一つになる、ってことが、何より大切なんですね・・・。
監督をしてくださったA先輩、本当にありがとうございました。

長々と書いてすみません、多分エンドレスなんでそろそろ切り上げようかと頑張ります・・笑

・・本当に、いつまでたってもアツくるしい私ですが。
こんな風にアツい魂を持っている後輩たちが見事にそろっているもんだから、これからが楽しみで仕方ありません。

いつかの部誌で「私は空手においては全然満足していない」と書き込みました。
最後の大会で優勝できたし、あ―――もう燃え尽きた~満足っ!!
・・・かという心境になるかと思いきや、違いました。
空手部にいる限り。卒業しても、空手部にいたものである限り。
どうやら永遠に「満足」なんて訪れないようです。
これから私はどうしていけばベストなのか、っていうのは私自身もまだよく分かりません。が、とりあえず、後輩の皆はいつでも飲める準備をしておくように!笑

河野先輩の言葉をお借りすると、空手部って、本当にミラクルが起こる部活であると思います。

ミラクルが起こる部活というか、ミラクルを起こせる人たちが集まっているんですね。

さっ、こっからは的場主将と永田、木田川のもと、1・2・3年生が、ミラクルを起こしていく番だからね。

それでは、本当に長々と失礼いたしました。良い夏休みを。


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夏休み気分が抜けない~ (カントク)
2009-08-09 12:45:24
Konoはお疲れ様でした。Konoの物語はまだこれからですからね。あと一年収穫の時間がのこってますから、心から楽しんでしましょう。

マガリは、本当に凄かったね。言葉がありません。マガリがこの時期、この部に出現したことがどれほど大きな影響を与えるか、多分、ずーっと後々まで感謝することになるでしょう。

個人戦は愛嬌でしたが、盤石の実力を発揮していたエースのカ○イ、蹴りが炸裂していたキタガワや、型に出場した面々をはじめ、すべての選手がいい試合でした。

仕事を放って駆けつけてくれたであろう、浅利先輩、ツノウ先輩、山口先輩、中家先輩、穂並先輩、育美先輩、ありがとうございました。
練習から事前にそれぞれ選手をみて、確認し、最善の指揮と、最高の結果を導いた浅利先輩、ツノウ先輩とも、監督として完璧でした。

多額の寄付をしてくれた、特に“若手”の卒業生諸先輩にも感謝します。

大会一日目に、ほとんどの種目でうちが席捲しましたが、成績という結果だけでなく、応援、振る舞いその他、岡大が間違いなく、一番誇れるクラブでした。

すべての先輩、部員に感謝します。

一日目の不幸な事故があり、選手の回復を祈りながら、その思いを深くしています。

カントクはいつも間抜けで、多分、A子さんや、永松と、全く個性も意見もことごとく違う三人揃うと、初めてどうにかうまく機能するというのが本当でしょう。
でも、まあ、指導者じゃあないし、カントクがアンポンタンなのも、この部の初期設定なので、これからもよろしくお願いします。


伝統とか、成績とか、自慢話のなかに空手部の真実があるわけでなく、一番大事なのは、

“バトンを受け取って、確実にバトンを渡したよ”

というところにあるのかもしれません。

マガリの、“次は君たちだよ”という言葉って、いいなあって。

奇跡なんて、ありません。必要な努力と実力と、そのときの条件が揃ったものだけが、勝利するだけです。今回は、マガリが最もそれを満たし、当然のように結果を受け取っただけです。

でも、本当に、奇跡的だと思う瞬間が確かにあって、この部は、何度もそれが起きて、今回もそのような“奇跡”を目の前で見せてくれたことに、部員と、卒業生、皆に感謝します。

P.S.
連れて行った、ウルトラ馬鹿息子達を、なにかと面倒みてもらって、ありがとさんでした。すいませんでした~。
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やっと国際学会の論文x2との戦いが今やっと終わった.勝敗は....聞くな(涙 (本学監督代行(?))
2009-09-01 00:49:04
おそばせながら主将の大役お疲れ様。

少し前まで僕とkonoって全然しゃべったことなかったのに、konoが主将になってから時々話し出しました。その時主将として僕に挨拶に来たりとちょこちょこ動き回っているkonoから主将として色々背負としているのがわかった。konoの背中は主将を一人で背負うには重そうだったんで医学部の練習見ようかと提案しました。これはkonoの頑張りが僕を動かした。僕が動くくらいだから、普段からkonoを見ている皆は、konoが頑張っている姿はとても励みになったと思うよ。

そして、行くたびに思うのだけど、岡大空手部の医学部の雰囲気はとてもいい。

なんていうんだろ...全体的に見て素直。俗にいえば「すれてない」って言葉が適当かな。

以前からあった空気なんだろうけど、それをちゃんと維持していくことも簡単な事ではない。でもkonoが頑張っている背中を皆に見せたから次の世代へ繋げるという大役を果たしたのだと思う。

本当にお疲れ様でした。

そして、真賀里がいいことに気付いたので触れておこうかと。

>先鋒vs先鋒、中堅vs中堅、大将vs大将 じゃない。
>先鋒中堅大将vs先鋒中堅大将 なんだ。

それに気付けたのは試合に勝つ以上に大切な事だと思いますよ。みんなの繋がりを大切にできる人は、また新たな繋がりを生み出せます。その波はきっと、真賀里がいう奇跡を再び起こせるでしょう。でも僕はその奇跡は奇跡じゃなくて、真賀里の頑張りや皆の努力があって神様が少し後押ししたのだと思いますよ。とても大切な思い出と想いができたなんて素晴らしいと思いますよ。

P.S1 9月は4回生を研究に目を向けるようにかじ取りしなければならず頭痛いですが、少しそちらにも慣れてきたいのでもう少し力発揮できるよう僕も努力したいと思ってます。

P.S2 N先輩にこの大会誘ってもらったのに行かなかったのは残念です。オープンキャンパスの準備のため参加できなかったのですが、公式ページの写真見る限りとても楽しそうで来年も誘っていただけたら参加したいですね。
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