立読ブログ

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読了記録~土屋センセ~

2012-01-08 14:18:50 | 
幸・不幸の分かれ道 考え違いとユーモア [単行本] 土屋賢二 東京書籍

いやはや面白かった
土屋センセの自己啓発系?癒やし系?
昨今流行りの
肩の力を抜いて無理しないで生きようよ というメッセージ本
要約すると

人間は物事を過剰に深刻に受け止めるきらいがある反面
ふ とその深刻さのガスを抜く自由さを持っている

てところでしょうか
興味があったら騙されたと思って読んでみてください

さて感想ですが
僕らは人生に大事なこととか
如何に生きようか とか
世間てのはこういうもんだ とか
ま そういう常識や体面とプライベートの襞の部分について
けっこうネットやテレビや本のいい感じな人の言葉から
自分に都合のいいおいしいところをパッチワークして
「だから おれぁよお こう思うんだよぅ!」とか
言っちゃたりするもんですが…て それ俺だけ?
ま ともあれそんな思想の闇鍋脳が
なんとなーく ぼんやりと思っていた「まとめ」の思考を
ツッチーはみごとに言葉にしてくれました
「うん うん そう オレもソー思っていたんだよぉ」て感じでね
これは誰でも書けそうでなかなか 書けないもんですよ
読み手に上品かつシンパシーを感じさせる言葉を選ぶセンス
その点で100点満点です…ったって私に言われてもうれしかないでしょうが(笑)


最初の部分ではちょいと肩がこりましたが
後半に入ると実におもしろくうなずける内容でした
土屋センセ一流の自虐系ギャグも隠し味程度に抑え目で
ツチケンに食傷気味の方でもそんなにもたれないんじゃないでしょうか
もちろんこの本の真ターゲットはツチケンエッセイファン
というより少し自分は不幸なんじゃないかと落ち込んでいる人だと思いますけどね
いいシンパシーを感じる本だと思いますよ


さて 話は飛ぶんですが 冬の装備の話
今日久しぶりに自転車で12kmほどポタリング感覚で出かけたんですよ
荷物の少ない買い物をして図書館を回ってネ
装備としてジーンズと長T そして冬用ジャンバー
この冬用ジャンバーは実に風をシャットアウトしてくれて
具合がいい 
この寒さで長T一枚でも自転車で体が温まることを計算に入れると丁度いい装備です
風が強いので頭はバンダナ ただし手袋はナシこれは失敗
んで 重要なのがマフラーで
風を通さないことがマストではあるけれど
それを重視しすぎると あれだ…えーと
……むち打ちとかになると首に巻くギプスみたいなものがあるじゃないですか
ええ…あれほどカチカチではないにしろ
長いマフラーをがんじがらめに首に巻くと
まったく 首が回らないんですよ ええ
これが…自転車で前後左右を確認するときにえらい難儀でして
そしてなにより肩が凝る
と いうわけで短めのマフラーで出動したわけです
したら奥さん! 首が回るって楽なもんですねぇ( ̄▽ ̄)。
うああっ 首がっ 軽いっ 
と 喜びのあまりぐるんぐるん首肩を回して
怪しく喜んでおりました はい それだけの話です 

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