こんな感じで、貫通寺モジュールと接続。
よく走ってくれます。転向時も手動操作の振動等で脱線してしまったりという事態もなく、なかなかスムーズです。
こんな風景でも良いから走らせてみたいな、という方は、軽便祭当日、車両をご持参くださいな。お持ちいただく車両は猫屋線に限りません。前回も書きましたが、近いうちに詳細をupしますのでご覧ください。ぜひ軽便鉄模談義とかレイアウト談義を致しましょう。
今回の展示でエンドレスではなくP to Pの線形にすると、リバースモジュールとは反対側のエンドはどうするんだよという問題に突き当たります。
当初は行き止まりのホームを持つ終端駅を考えていたのですが、製作時間の関係でムリということで、かつて製作したトラバーサーでも使うか、なんて思ってました。
でも、それじゃあんまり楽しくないんですよ。
やはり列車が向きを変えてくれるのがいいんです。
と、いうわけで反対側はターンテーブルにして、列車ごと転向させちまうプロジェクトの状況です。
まずはこんな感じで。
列車がテーブルの上にきちんと乗りましたら
ジョイナーを外し、バリアブルレールを縮めます。
手動でターンテーブルを回し、
バリアブルレールを伸ばし、ジョイナーをつなぐ(これも手動で)
無事に転向しました!
いやー、うまくいきましたよ。よかったよかった、って、まだ通電してテストやってないんですけど、天下のTOMIXファイントラックですから、たぶん大丈夫でしょう。
テーブルそのものは百均で300円で買った回転台(テレビ台? それにしては作りがチャチいです)で、ベース上にドンと置いて(接着はします)、その上に線路の乗る板を接着しただけ。出入りの線の方は、適当な木片を重ね高さを合わせた上に線路を接着しただけ。製作費は1000円ちょっとでしょうか。これで「お手軽」の面目が立ちます(笑)
リバースにつきものの逆転スイッチや配線も不要。だって、本線からジョイナーでつないで給電するんですから、常に本線と同じ方向の給電がなされます。テーブルが回っているときは無電だしね。唯一の問題点は、いわゆる「神の手」がないと動かないので実感的じゃねえよ!っておっしゃる方もあるんじゃないかという点ですが、そもそも列車そのものがテーブルで転向している事態の方が、もし実物にあったら結構シュールだと思うのでそれは却下(笑)ちなみに当栂鉄では、情景に関係なく運転の便宜のみを図ったモジュールはすべて黒塗りになっています。曰く「黒子の思想」(「ダックス・ストーリー」より)
参考にしたのは、以前ご紹介したPecoの小レイアウトのためのレイアウトプラン集と、これも先日ご紹介したSHIN企画のNゲージファインマニュアル3「小型レイアウト4題」です。
ターンテーブルで列車を転向させるアイディアはPecoから。隠しヤードの考え方やプランが満載、洋書なのがつらいところ(笑)なんですが、目からウロコが落ちまくりの好資料。TMSがあったらぜひともやってみたいです。(TMS、「鉄道模型趣味」じゃないですよ。この場合は、時間・お金・場所。)
「小レイアウト4題」の方からは、植竹保之さんの「天山鉄道有賀峠線」から、延長ヤードのセクタープレートをバリアブルレールで接続するというアイディアを借用させていただきました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
なお、軽便祭では、「猫屋線を走らせよう」のひとつの提案として、リバースモジュールとこのターンテーブルを両端に、間に以前出展しました貫通寺駅モジュールを挟んだ展示を予定しています。せっかくですから、みなさんもお手持ちの猫屋線(またはその他軽便車両)をお持ちになって走らせませんか? 持ち込みに関する細かい取り決めやお願いは今後アップさせていただきますが、基本、常識の範囲内で。なお、猫屋線は何か改造してないと見分けがつきませんので、猫屋線についてのみ「塗り替え、部品交換追加など、外観から容易に判別できる、何らかの改造が施されているもの」としたいかなと思います。細かくはまた考えます。ただし、パンタものはトンネルに激突しますのでご遠慮ください。
おっ、出勤しなきゃ(爆)