初の仲間送

日本語ボランティアで知り合った女性に誘われて奈良へ走りに行った。息子がよくネットのコミュ仲間と山や郊外へ走りに出かけるが、「ついに私もそんな仲間走が出来る」と喜んで出かけた。

ジムに数人のラン友がいるがみんなジムで走るのがメインみたい、近くの公園へ一緒に走りには行っても郊外へまで走りに行こうてことはない。同じ走るのなら景色の良い空気の良い環境で、仲間と喋りながら走る方が楽しいに決まっているし、喋りながらだと一人で走るよりはよく走れるはず。

でも誰かコースをよく知っている人がいないと走りにならないし、着替えや荷物、ラン後のお風呂や反省会という名の宴会まで計画するのは大変だ。初めてのコースだとわざわざ下見に行かなければならないらしい。それでもみんなと一緒に走るのが楽しいからあちこちでそんな走り集団が見かけられるらしい、私は見たことないけど。

息子に言わせると、息子の仲間はみんな早いので、郊外と言っても街中をかなりのスピードで走りぬけるのは快感らしい。人が多いとこは危ない気もするけれど。でも5人以上のグループで走っているのはそんな集まりに違いない。

今日の仲間は総勢10名、駅で待ち合わせて近くの「YMCA」に荷物を置かせてもらいそこからスタート。最長老は71歳のアイアンマン、すごく若く見えるのでびっくり、40歳過ぎから自転車、水泳、走りと順番にトライしていき鉄人レースにたどり着いたらしい、すごいなぁ。一人の男性が自転車にミネラルウォーターやコップ等を積んで伴走してくれた。

私は先週から風邪気味でなかなか治らない、この日のために節制してきたつもりがどうもすっきりしない。出かけるときに試しに駅まで走ったらゼイゼイ、うーん、こらぁあかんなぁ、みんなに断って途中で帰るつもりが走り始めたらなんとか走れる、みんなで走るってこういうことね。

15キロの行程らしいが完走できる自信が無い、去年のブランクからまだ立ち直れて居ないし地震の後はテレビにかじりつき過ぎて走っていないし。もし走りきったとしても帰りがツライかも知れないし、みんなから遅れて走るので完全に足を引っ張っているし、といろいろ考えて5キロ地点から一人引き返すことにした。

素晴らしい景色の中を写真を撮りながらゆっくりと走って帰る、ほんと気持ち良いなぁ。次回はみんなと一緒に走れるように練習しなくっちゃ。