語学力の差はどこから

ボランティアで日本語の話し相手をしている台湾人女性に、私の町を案内しようと地図を用意して行ったが、風邪で休んでいた先週に止めたらしく会えずに終わって残念だった。4月1日に帰国すると言っていたが、地震で「早く帰りなさい」もしかして早めに帰ったのかもしれない。

今日の新しい受講生は中国人女性、ご主人の転勤で二年前に来日したとのこと。話を聞くと大学で「日本語と英語」を専攻していたので三ヶ国語がペラペラ、英語はTOEICが900点で日本語は一級を持っている、て「ひぇー!!」

それらは例えネイティブでも取得が難しいとされるハイスコア、以前勤めていた会社の募集資格がTOEIC750以上だったことを思えばいかに高い得点か判るし、日本語一級に至っては勿論私にも取れないだろうし、去年いたホーチミン市内で一級を持っているのは数人だけだと聞いていたし、本当に驚いた。

帰り道でいろいろと考えてしまった。本人は日本人くらいに話せるようになりたいらしいが、確かにもう勉強じゃなくて暇つぶしに世間話をして話術を磨くってことかも知れないが、本人が望んでいるように大学院へ行って専門分野を勉強するほうが彼女のためには良いと思う。ただご主人が子供を欲しのを理由に反対されているらしいけど、その語学力や頭脳を生かさないのはなんとも勿体無い。

まだ20代の若さ、羨ましい!の一言につきる。