お洒落道

リタイアしてからどこへでもジーパンで出かけるようになった。そしてスッピン。

先月だったかテレビでマラソンを取り上げた番組で、マラソンタレントとして頑張っている可愛い女の子が、マラソンを始めたらこんなメリットがあります、と幾つかあげていた中で「スッピンが平気になる」てのがあったけど、本当に平気になる。

すっぴんには普段着、が当然なのでスーパーへ行く格好で繁華街へも出かけるが、高級店やデパートはさすがに腰が引ける。お金持ちが普段着でも平気なのはお金を持っていると本人が知っているからで、私のような貧乏人はカタチから入らないとウインドウショッピングもままならない。

今日は暖かそうだったので久しぶりに春の洋服を出してお化粧して出かけた。そして高島屋の高級ショップが並ぶフロアーへ。いつもの「上から下までユニクロ!」フッションと違い、古いながらも、バーゲンで安く買ったものながらも、高級と言われるブランド服を着ているので胸を張ってウロウロ出来て久しぶりに目の保養が出来た。

一枚くらい品質の良い服は必要やなぁ、やっぱ格好が大事やなぁ、と小心者の私は思っているのであります。

もし「安物のヨレヨレ服でどこへでも行ける」と言うあなた、あなたはお金持ちなんです、と叫びたいくらい。


ご近所の同年の幼馴染奥様は、いつもロングヘアを縦ロールにしてお化粧もバッチシ、ヒールの靴にスーパーでは見かけないような高級そうな趣味の良い洋服を着て自転車に乗って買い物にお出かけになる。お金持ちというよりも根っからのお洒落な女性だと思うけど、お金が無かったらできないこと。

彼女も私も昔はとてもお洒落だった。私もいつまでもお洒落でいたいと思っていたんだけどなぁ、どこで彼女と歩く道が分かれてしまったんだろ、お金のせいにはしたくないけど、、、、