元気が一番! Look Forward!

リタイアしてから早や17年、、、
「元気が一番!」より「加齢にどう抗うか」に取り組み中?

みにくいあひるの子

2009-02-18 11:41:46 | 日々ダラダラと
孫の生活発表会へ行った、昔の「学芸会」という言葉は死語になったようだ。

孫のクラスの出し物は「ジャックと豆の木」で、孫は「うしさん」役と聞いていたが、案じていた通り出演できなかった。

自閉症児にとって、みんなと一緒に狭い舞台で決められた筋書き通り演じるというのは無理なんだろう。運動会では広い運動場を自分の思うままに演じたり走ったりして楽しそうだったけど、それでも先生に追いかけられたり無理やり連れ戻されたりして、それは本人にとってストレスだったことだろう。

「お兄ちゃんは今日は無理ねぇ、」と下の1歳の孫をあやしながら、他の園児の3つの出し物を鑑賞した、みんな一生懸命に演じる姿が健気で本当に可愛い。

「みにくいあひるのこ」では、主人公のあひるのこが、みんなに苛められ疎外されながら寒い冬を一人ぼっちで過ごし、そして最後に美しい姿で飛んで行く演技に思わず目頭が熱くなった。

両手を広げしなやかに羽ばたかせ、身体を上下に揺らしながら飛ぶことに、どれだけの練習が必要だったのだろう、おばちゃんには綺麗に飛ぶ白鳥に見えたよ、みんなに苛められながらも頑張った白鳥に見えたよ、、、

勿論主役は交代で、みんな平等に割り振られていた模様。

帰りの車の中で思い出した。
私が小学校高学年の頃、学芸会(今思えばリハーサル)で演じられた物語に深く感動し涙したので、帰宅して母親に「すごい良かった、泣けるよ」と薦めたこと。
本番当日、出席した母親は感想を聞いた私にこう言った「別にぃ、どうてことなかった」

おいおい、それが母親の正しい態度か、今はそう思う。

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