主人が旅行で居ないのを幸いに、飲んで酔っ払って地元駅に降り立って気づいた、「あー鍵持ってない!」
いつも鍵を必携の老眼鏡ケースに入れて持ち歩いているし、万が一の場合に備えて隠して置いてもある。
それが遠近両用眼鏡にしたこともあり老眼鏡の必要度が低くなっていて、そこへ画材を持って帰ったり着物を持って帰ったりで、リュックや大きなバックに入れたり出したりしたので、毎日していた眼鏡ケースの確認をすっかり忘れてしまっていた。
その上留守宅に帰宅した次男が、外に置いてある非常用鍵を使って元に戻してない。
どうしよう、家に入れない、このまま鍵を持っている長男宅へ泊まりに行こうか、ネットカフェで一夜を過ごすか、、、、歩きながら考えて、とにかくなんとか家へ入れるようにしよう。
次男がよくベランダから二階の自分の部屋へ帰っていた、もしかして二階の窓は開いているかもしれないし。最悪近所の中学生に朝になってからよじ登って貰うって手もあるし。自分でも登れるかも知れないし。
でもあの1階の窓は開いているかも知れない、窓というより風通しに作った小窓、もしくは洗面所の出窓、、、、どちらも小さいが細身になった今なら入れるかもしれない。
かくしてコートを脱ぎ、バックを放り込み、眼鏡をはずして我が家への侵入に成功したが、酔っ払ってるうえに暗い足場が見えない場所での冒険に今日はあちこちが痛い、、、、、
めでたしめでたし、だけど、ちゃんと戸締りしなくっちゃ。
