近所のおばあちゃんが亡くなった。5年ほど寝込んでいて、親孝行な娘さんが毎日きちんと朝早くから通っていた、エライなぁといつも感心していた。
聞けば82歳とか、えーそんなに若かったんだ、もう90過ぎていると思っていたから驚いた。
だって私にとっての呼び名は「おばちゃん」だったから。
同じく近所の人に「お姉ちゃん」と読んでいる人がいるが、その人は80歳、2歳しか違わないのに、どうして「おばちゃん」と「お姉ちゃん」に分かれたんだろ。
近くの老人センタでのお葬式に参列したのは、義理で参列したと思われるどこかの議員さんや地域の役員さん、後は私達町内のものが7人だけ。
昨夜のお通夜はもっと少なかったとか。最近いくら家族葬になっているとは言え、なんか寂しい気持ちが拭えなかった。
同じ場所で生きてきた私達は60年以上も顔を合わせてきた、こうして忘れられていくのは仕方ないけど、寂しいね。
帰りに幼馴染とお喋りしながら歩いたが、普段は全く付き合いがないのに、話しだせば昔の感覚、懐かしい。そう言えば彼女と顔を合わすのはご近所のお葬式だけだなぁ、、、
