現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

スティール・ボール・ラン完結

2011年06月04日 | 漫画・アニメ
荒木飛呂彦先生の「スティール・ボール・ラン(ジョジョの奇妙な冒険 第7部)」が最新24巻(写真右)で完結した。写真左は先月発売された23巻。

週刊少年ジャンプ誌上で連載が開始されたときには、まだジョジョのパラレルワールド的な世界という感じで、副題としてジョジョの第7部とは明記されていなかった。コミックスを買っているうちに、いつの間にか(ウルトラジャンプに連載を移してから?)正式にジョジョの第7部になっていて驚いた。

ストーリーは19世紀のアメリカを舞台に、北米大陸を乗馬で横断する人類初のレースと、そのレースに仕組まれた陰謀に巻き込まれていく主人公たちを描いている。主人公はジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースター。第1部、第2部に登場したツェペリ家とジョースター家の奇縁を感じさせられるネーミングに、ジョジョと謳っていなくともこれはジョジョの世界なんだろうと思っていた。

しかし、その大好きだったジョジョも、いつからか(第5部の後半くらいから?)スタンドの難解な能力とストーリー展開の複雑さについて行けなくなってしまっていた。このスティール・ボール・ランも週刊少年ジャンプで連載していたときはまだ良かったけど、ウルトラジャンプに移ってからはコミックスの発売間隔が空くことや、スタンド能力が複雑過ぎたことでかなりついて行けなかった。新巻が出るたび、まずは前巻を読み直すということを繰り返していた。

結局のところ、このスティール・ボール・ランについては、読み終えたという達成感よりも、ストーリーの消化不良の方が大きかった。時間があれば最初からじっくり読み直したいところだけど、それをやるのに24巻は少し長いと思ってしまうなぁ。

ついに完結したと思ったのもつかの間。すでにウルトラジャンプでは第8部「ジョジョリオン」が連載開始されているらしい。舞台は第4部と同じ日本の架空都市である杜王町らしい。さて、どんなストーリーなのか、またコミックスの発売を待ちたい。第4部の悪ノリした展開が主軸じゃないことを祈りたい。あれはあれで面白い部分もあったのだが…。
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