A → Z : Xserve

モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

ミスターXに始まりミスターXに終わったXserve

2004-08-23 | ヌルヌルアーカイブ
今日は会社にミスターXがいないなと思っていたら、突然、彼から「警察は最悪だぜ」という奮ったメールを買ったばかりのauで受信した――そうしてはじまったその一日は、妙に濃い一日だった。予想してはいたけれど、事実として判明してほしくはなかったあることがついに白日の下にさらされて、

_| ̄|○<ガーン

という状態になったり、イマイチ振るわない仕事の数字を少しでも上げるべく社内をかけずりまわり、

ヽ○ノ
 /ヘ
<

こんな状態になったりもした。

――夜。
そのスポーティー(“馬っぽい”でも可)な後ろ髪が煌めく、生まれながらの心優しき冒険野朗であるI・Aさんが――本当の意味で彼の真価を発揮すべく――会社を辞め、青年海外協力隊としてバングラディシュに行くことになった……と、本人の口から聞いて面食らう。さみしくなるなぁ。あの後ろ髪に、もう柏手(かしわで)が打てないなんて……パン、パン、パン。まさか、ミスターXの差し金じゃないでしょうね。帰国したら、また雪山に行きましょう。

そのあと、なぜか昔フラれた女の子の誕生日会に、プレゼント持参で参加するハメになる。もちろん、黒幕はミスターXだ。ああ、何なんだ……このシチュエーションは……という気分をひとしきり満喫したあと、カキモトアームズで髪を切ったばかりのザンギリ頭の男が繰るチェロキーの、ベージュ(キャメル or ダークサンド?)で統一されたインテリアに、「やっぱり、これだ!」と10回くらい叫ぶと……すでに終電がなくなっていた。

しかたがないので会社に戻ろうとしたところ、ふと、あることを思い出した……そういえば、今日は短い間ながらもお世話になった、I・Mさんの送別会だ。TELを入れたところ、まだ盛り上がっているそうなので、飛び入りで参加する。

(なんだかいつもと違い、今日は普通の日記テイストだな)

そこには、なぜか、彼奴(きゃつ)――ミスターXもいた。相変わらず、手にしたナゾの赤い端末で――タチの悪い影のプロゴルファーたちに指令を出すべく――しきりに右手の親指を動かしている。

だが、ミスターXは……ミスターXは、それだけで終わる男ではなかった。ひとたびアッパー状態になった彼の口から発せられる、驚愕の事実の数々。英語教材「イングリッシュアドベンチャー」を買ったばかりの中学生のごとく、ただただ聞き入る俺。聞き上手なI・Mさんと、そのとなりで眠そうなYさん。出番が無くなり寝に入っている、タチの悪い影のプロゴルファー。

――朝。
ミスターXに始まりミスターXに終わった呪われた一日が、眠いまぶた越しの朝日に浄化される。まるで、背中から羽が生えたかのように、体が軽くなっていく。いまの……気分は……そう……“朝飛”……。

そんななか、しゃべりすぎて喉をつぶしていたミスターXは、お怒りモード。なぜ、お怒りだったのか? 書きたくないので、書きません。ていうか、書けません……。