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女の怖さでXserve

2008-04-12 | ヌルヌルアーカイブ
会社へ行く前にラジカルを見ていたら、中国のリア・ディゾン――ローラ・チャンとかいう、ローラ・インガルスみたいな名前の中タレが出ていた。曰く、「自分の夢のために5年間つきあってた元カレを杭州に捨ててきました~☆彡」とのこと。こういうアリンコを石で無表情にすりつぶす園児のようなカワイ子ちゃんの言動を見ると、わが身が体験してきた酷な言動をつられて思い出す。女という生き物が先天的に持つバイオロジカルな恐ろしさに、あらためて驚愕する。俺の脳髄のごく限られた部分にごく少量ある「青春のフラッシュメモリー(暗黒面)」は、すでにオーバーライト寸前。それでもまるで深く打ち込まれた楔のように、生涯忘れることのできない泥玉のクリティカルワード・ワースト5。

【第5位】ゴーくん、おもしろい顔~。
中学のとき、ぜんぜん好きでもないのに俺が自分のことを好きにちがいないと勝手に勘違いしていた、どうしようもなく頭の悪い女に言われたセリフ。意味は「おもしろい顔のあんたは、はなからアウトオブ眼中よ!」ということ。好きではなかったが、ちょっとかわいかったので、とてもむかついた。「ちょっと自他ともに認めるポカリのCMに出てきそうなさわやかお嬢だからって、調子に乗ってんじゃねえええええええよ! 俺さまの特大黒なすびをくらえ!」と、無言で視姦してやったのは言うまでもない。

【第4位】フリフリマン。
小学生のとき、好きだった女の子につけられたあだ名。意味はいまだに定かではないが、「○玉フリフリさせてんじゃねーよ!」ということだったと思われる。当時通っていた香川県の小学校は、制服制だった。黒の学生服で、冬は長ズボン、夏は半ズボンだった。高学年になってくると、1年に10cm以上も身長が伸びたので、年度が変わって夏にもなると、たしかに俺の半ズボンはピッチピチだった。そして金○はフリフリしていた。とはいえ、よりにもよって好きな子にそれを、しかもあだ名という形で間接的に指摘されてしまうという最上級の辱めを受けなければならない理由が、どこにあるのだろうか?

【第3位】あなたは悪くないの。私の問題なの。
社会人になって、一瞬付き合った先輩に言われたセリフ。私の問題→私の見込み違い→私に見込み違いさせたあなたの問題という風に、男として容易にその意味するところを瞬時に捉えなければならないセリフである。とはいえ、瞬時に捉えられたところですでにリカバリー不可能であるところが、にんともかんともせつなさ炸裂。

【第2位】幸せを感じるポイントが違う。
これも非常に凹むセリフである。とてもかわいい普通の子だったが、花やしき遊園地でデートしていたときに感極まってマニアックなひとりツッコミ芸を勝手に披露したのが、最大の遠因だったと思われる。普通の子の前では、大人しく普通でいないといけないという、「普通革命」という名のマイレボリューションが分かりはじめた夜だった。

【第1位】今日は夜から明日の朝まで予定があるの。ごめんね。
これだけ口頭ではなく、ケータイメールである。前後の文脈から、意味は「今日は別の男が来るからあんたとは会えません。っていうかうっとうしいから2度と連絡してくんな!」ということ。仮にも付き合っていた相手にこんなことを言われてしまうと、怒り心頭を通し越してぶっ殺したくなり、その直後にそれすらも通り過ぎてあきれ果てるしかない。特に恨みを買うようなこともしていないために文面がやわらかく、それでいて「察しろ!」という空気が緊張感をもって文面に滔々と満ちあふれているあたりは、なかなかのコピー力だ。敵ながらあっぱれであると、いえなくないこともないこともない。

あー、女って、怖い。