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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

「今週、妻が浮気します」と29歳の印税考でXserve

2005-01-26 | ヌルヌルアーカイブ
OKWeb 今週妻が浮気します。

電車男も泣いたけど、これも泣ける。
勉強になるなぁと思う、29になった夜。

というわけで、これも本として発売されたらしい。身近なとこではあの「高円寺の女」も書籍化決定とのことで、うらやま……もとい、時節の到来を感じる。

こないだ当の高円寺の女に会ったので、初版部数は? 印税の料率は? MGあり? などなど、数字まわりを根掘り葉掘り聞いたった。ほほぅ、なかなかの額。うらやま……もとい、時節の到来を感じる。

そんなわけで、今日、29歳になった。全然関係ないが、さっき映画「ターミナル」を観てきた。俺はスピルバーグはやっぱり好きだなぁ、と思った。そして、29歳といえば、例の“舘ひろしにちょい似の男性”に、「君はモテる」と言われた齢である。2月4日に、新宿のめちゃめちゃ当たるという噂の占いバーに行く予定なので、そのあたりを特に念入りに確認せねばなるまい。しかし、最近なんだか何もやる気が起きない。ちょっとしたことでやたらイライラする。今、もし目の前に電撃イライラ棒があったら、トライアルをすると見せかけて、ものすごい勢いであのハリガネみたいなレールを破壊する自信がある……な~んて、中途半端なやさぐれぶりをプチ発揮しながら気づいたことが。

「電車男」も「今週、妻が浮気します」も、ああいうネット上での感動的な人生相談は、絵に描いたような善人が相談者じゃないと成立しない――ということである。これは逆にいえば、絵に描いたような善人になれば、感動をプロデュースできる――ということだ。そして、それがいかに稀有なことであるかは、こんなブログを読んでいるような因果な人たちには、言うべくもない……。

結局長々と何が言いたいのかというと、ナニが言いたい。

印税欲しけりゃ、絵に描いたような善人になれ

……う~ん、無理だわ。

“幻の限定メニュー”でアツアツ目ウロコなXserve

2005-01-20 | ヌルヌルアーカイブ
その「白子雑炊」は、見るからに美味そうで、見た瞬間に年末の苦闘の日々が走馬灯のごとく脳裏を駆け巡り、言いようのない感動を覚えた。

幻の限定メニュー”にやっとありつけた……しかし、周りに「おふ、感動してンの?」「おひ、泣けや?」とはやしたてられ、一気に冷めてしまった。初めて口にした白子は柔らかくとろけて、いつまでもアツアツだった。思わず、「この白子のなかに、一体どれだけの命の萌芽が蠢いていたんだろう」と、正直な感想を漏らしたところ、周囲に微妙な反応をされた。

人生相談タイム――。

「会社と自分は個人契約」

これって考えるまでもなくあたりまえなんだけど、今まで本当に考えてなかったんだなぁ、と。

曰く、少しでも雇用条件にあやふやな点があるならば、とことん交渉すべき。たとえば、入社してからの給料のベースアップが「成果と能力次第です」なんて言われてもそれだけで納得せず、実際の平均のベースアップを聞き出し、もし正当な理由なくそれを下回ったらそれを補填してくれ――と、こちらから会社に条件を提示し、それを呑ませる。もちろん、書面で。

そして、それができるのは、個人として一番自分を営業できる唯一のチャンスである、“入社時だけ”なんだ、と。
あくまで会社対自分の個人間契約なんだから、各人条件が違うのはあたりまえ。だから、他人と自分を比較してどうこう言うな、と。

……目ウロコだった。

・はりきりメモ
のどの炎症を「いんとうえん」って言ったら、「こうとうえん」の間違いだってバカにされた……けど、両方あるじゃん!
 - 咽頭炎 - 喉頭炎

MINIの修理代にビビッてXserve

2005-01-14 | ヌルヌルアーカイブ
午前半休を取って、あの劇的な納車以来初の――しかしすでに傷だらけのエンジェルとなりつつある――MINI Cooperの修理見積で、高輪にあるBMWの工場へ行ったんだ。

「う~ん、30万以上かかりますねー」

営業のおっさんが、かる~く、今年始まって以来の衝撃的事実を告げる。聞けば、数ある歴戦の傷跡(つってもまだ納車3か月目……涙)のなかでも、助手席側のドアの凹みがクリティカルらしく、ドアごとまるまる交換の必要あり……とのこと。

「車両保険入ってますか?」

……ああ、入っているさ。入っているともさ。だが、できることなら使いたくない。等級が下がって、次回更新以降の保険料が上がるからだ。しかし、かといって自腹で30万もありえねー。ウルトラアリエーネー。

失意に暮れた俺は、とりあえずラーメンを食うことにした。ラーメンといえば、麺屋武蔵に決まってる。麺屋武蔵といえば、新宿本店は混んでるので青山店に決まってる……が、久しぶりに来てみると、青山店ですらお昼時はご覧のとおりの混み様。

「ちょっと待ってください」

やっとのことで券売機までたどり着けたはいいが、券売機が新札に対応していない……店員を呼んでも、めちゃめちゃ忙しそうで、待てと言ったきり相手にしてくれない。右のコブシに握りしめた野口英世をうらめしそうににらみつけながら、ただただ立ちすくむ俺がいた。

あ~、凹む。
あ~、出社したくねー。


新年早々、こんなことでいいのかXserve

2005-01-06 | ヌルヌルアーカイブ
元旦、近所の薬師寺に初詣に行った。敷地のはずれに鐘付き堂があり、無料で除夜の鐘を鳴らせるとあって、深夜にもかかわらずそこそこの人出。とはいえ超ローカルなので、50人もいないくらいの、そんなささやかさ。

これが、“すこし大人”なワビサビだぜ……?

とか思いつつ、マジで鐘付く5秒前(MK5)――なんと、無料でお札(木製)を納められることが発覚。

その瞬間、そこで、俺がなんて書こうとしたと思う……?

「恋愛成就」

……と、書こうとしたんだ。アハハハハ。珍々にこにこアハハ園(実在)。
しか~し、若いお坊さんと、我がデキの悪い弟くん(今年高校受験)の目線に、俺のギザギザハートは子守り歌寸前。あわやマインドブレイクか、との憶測も(桜木町あたりで)飛び交ったが、すんでのところで――

「質実剛健」

……と、書いてしまったんだ。

新年早々、こんなことでいいのか? 俺!

そんなことは兎にも角にも、である。

昨年末の3か月間は、俺的にはかなりがんばったつもりだった……が、まったく評価されていなかったことが発覚。俺は、今、モーレツにア然としている……

新年早々、こんなことでいいのか? 俺!

というわけで、3年ぶりにあの活動を再開。2~3か月後にはニンマリできるように、がんばろー。


紅白歌合戦でXserve

2005-01-01 | ヌルヌルアーカイブ
めくるめく美川憲一の最終形態よりも、中越地震で自粛な小林幸子の地味な黒振りそでよりも、ハロプロよりも、マツケンサンバよりも、ギター侍の微妙なネタよりも、今回印象に残ったのは……

・アシスタントのお姉さんのヘそ出しルック
 →NHKのほかの番組じゃ、ありえなくない……?

・オレンジレンジの「ロコローション」
 →ラストの「刺激たっぷりの穴ヘエスコートしてぇ!!」を字幕付きで流すのって(以下同文)

だった。

話は変わって、去年の仕事納め。ちょっとむかつくやりとりが。

俺 「○○よろしく(←ある仕事をお願いしている)」
相手 「いやです」
俺 「いそがしいの?」
相手 「いいや」
俺 「じゃぁなんで?」
相手 「やりたくないです。ていうか、△△が××なので、できないです」
(1時間ほど経過)
相手 「あれ、大丈夫ですか?」
俺 「だいじょぶだいじょぶ」
相手 「了解です」

俺は普段めったなことでは怒らないが、これには去年1年のなかでも1、2を争うむかつきを覚えた。もう、無理矢理“へそ出しルック”にして、“刺激たっぷりの穴へエスコート”してやろうかと思った。

上記のやりとりは、次の2点においてアリエネー。ウルトラアリエーネー。

■ありえない1 低レベルな理由で仕事を断るのがアリエネー
 →彼ができない理由としてあげた「△△が××なので」という部分は、今回の状況下においていたしかたない部分ではあったが、代替手段はいくらでもあるので、決定的な理由にはなりえない。「めんどくさいのでとりあえず言い逃れしたい」という魂胆がみえみえ。

いやはや。こんな低レベルなやりとりをするために俺は会社に来ているのではない。つーか、こんなこと言うヤツには金輪際関わりたくないので、速攻で別のリソースを手配して作業を進める。すると、その次に出たセリフがまたアリエネー。

■ありえない2 自分の職能の範囲に責任を持たないのがアリエネー
 →最後の「了解です」が、「了解です」じゃねーよ、っていう……。てめぇの職能の範囲の仕事を、埒外の人間がいつのまにか「だいじょぶだいじょぶ」にしたと言っているのを鵜呑みにし、確認もしないとは……それはイコール、仕事の放棄と同義だ。

ってここまでいろいろ書いたけど、賢明な方はもうお分かりだろう。1番ありえないのは、そう……

ここまでナメられている、オマエだよ。

と、いうことを……。
「あんた、ありえないわよ」と、↑の美川憲一がループでしゃべるネタFlashが、脳裏に浮かんだ。

あけましておめでとうございます。