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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

この夏は忘れない――青山霊園でXserve

2004-08-27 | ぷらぷらアーカイブ
とてもキレイだった――外苑西通りをまたぐ青山陸橋から見える、六本木ヒルズは。あの中に……ミキティやらホリえもんがいるなんて信じがたいほど、それは神々しく……まばゆく輝いていた。

このまま歩いていくと……青山霊園の中心部。……中心部? 中心部か。うう、まじかよ……どうしよう。

そして俺は、頭の中で夢想する……煙草(ショートホープ)にZIPPOでシュバッと火をつけ、深々と吸い込んでから1拍 “間” を置いて吐き出す煙とともに――

「フゥーーーーーーッ」

と宣(のたま)う自分を。

いや、思えば、この夏勝負をかけたのは、俺だけじゃない。TWIGYフィーチャリングbirdとかで、夏をメロウに駆け巡ったアイツ。それか、ボーズとアニで「夏のせい」にしたかったアイツ。俺は、あえてトッド・ラングレンの「I Saw The Light」を高らかに歌い上げたかった……そう、マイクリレーは続くのだ。SHUREのワイヤレスマイクは、俺の右手に。熱いソウルも、俺の奥底に。グッドラックは、機上のアイツから。「目玉焼き焼けちゃいそう」なほど、熱いヤツをキメてやる!

――ある意味、アイツが期待していた奇跡は起こったのかもしれない。押し寄せる奔流は、約束の地へ導くべくモーセが召喚した “神の光” か。はたまた、単に一種の清々しさを内包するのみの “淡い苦味” か。いずれにしろ、ゴールドラッシュは終わったらしい。トッド・ラングレンの「I Saw The Light」は、いつのまにかビーチ・ボーイズの「Don't Worry Baby」に変わっていた――。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。

明日からも、よろしくお願いいたします。