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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

“幻の限定メニュー”で今年を〆たいXserve

2004-12-29 | ヌルヌルアーカイブ
今クォーター4つ目の重要案件が、本日ようやっとリリース。よかった……ほんと、よかった。明日は、いよいよ仕事納めだ。永い……ほんと、永いクォーターだった。

いろいろな意味で。

――夜の10時。仕事に楔を打つのには、ちょうどいい時間。だが、時期が時期だけに、この時間、会社にはもうほとんど誰もいない。ふと、俺はひとつのプランを思いつき、実行に移すことにしたんだ。

俺の、俺による、俺のためだけの秘密の宴。
「題名の無い忘年会」――と、しゃれこもう。

おあつらえむきの場所がある。麻布十番のある店で、携帯の特定の画面を見せると、そこでしか食えない特別メニューを堪能できる。今クォーター自分で仕込んだ企画だが、忙しさにかまけて行ってない。そう、今こそ……今こそ、この幻の限定メニュー「○○会員様恩典」……げふっ、げふふん!――これは思い出したくもない呪われし悪夢の禁句だった――もとい、「〇〇会員限定特典」をこの手で注文し、この舌で賞味すべし!

とはいえ、完全に思いつきの行動だったので、地図をプリントアウトしていない。携帯で表示できるのは、住所まで。ただでさえ“地図が読めない男、話を聞く男”である俺にとっては、非常に辛い状況だ。例えるなら、“モルディブの津波でケガをした人のなかからジェット・リーを探しだす”くらいのE難度だ……がしかし、手持ちのEZナビウォークのおかげで――某腹話術っぽい人ばりに――迷わず、「直行」することに成功。やっぱり、EZwebはすげぇ。

で、お店に着いたら……

「お一人ですか?」
「はい」
「今日はお食事はもう終わってしまったのですが、よろしいですか?」
「あ、じゃ、いいです」

本年は、大変お世話になりました。
来年も、何卒よろしくお願いいたします。

クリスマスを満喫しまくったのでXserve

2004-12-26 | ヌルヌルアーカイブ
クリスマスといえば、長崎ちゃんぽんに決まってる。というわけで、「リンガーハット」で豪華“ちゃんぽん”ディナーとしゃれこむ。まず、今日の第1の発見!

クリスマス リンガーハットは 空いている (字余り)

そして、今回初挑戦した「味噌とんこつちゃんぽん」はマジでオススメ。「激辛肉まん」は、大して辛くもないくせに仕込みに15分もかかって、ガックシ。2年くらい前はたしか「ラーメンとん太」だったこの店舗。歴戦の爪痕か、いたるところから冷たいすき間風が吹きすさぶ。俺の心にも冷たい風が……おっとっと、トゥーホッツなちゃんぽんでヒートゥアップしたバディを冷ますにはもってこいだぜ……?

あ~、うまかった~。癒された~。
しかも、持参の割り引き券で1,500円引き!(ヤッタネ☆彡)

え、誰と行ってきたかって? そんなヤボなこと、俺様に聞くンじゃねええええええええよ!(泣)

さぁ~、帰って「24」の第3弾みて、それからドラクエやるぞ。ドラクエ!


帰りたい帰れないXserve

2004-12-23 | ヌルヌルアーカイブ
ただいま、深夜の二時過ぎ。会社の一階のタクシー乗り場で、タクシーを待っているところ。

忘年会シーズン真っ盛り&祝日前とあってか、普段はガラガラなのに……見よ、この長蛇の列。まったく動かねー。アリエネー。ウルトラアリエーネー。

タランティーノの映画ばりに、コイツら全員を鉛玉でポアしてやりたい……もしくは、武空術で空を飛んで帰りたい……そんな、危機的状況。

ああ、辛い。マジメに、辛い。眠い。寒い。帰りたい。ウンコしたい。靴下脱ぎたい。風呂入りたい。あったかい布団にくるまりたい。手を繋ぎたい。この想いを伝えたい。伝えたけど無駄だった。この正月休みをインターバルにして、気分を切り替えよう。インターバルといえば、エアコンだ。フィルターの掃除もそろそろしないとなぁ。もちろん、俺の心のフィルターもね!……って、こんだけグダグダ携帯で打ってても、未だ一向に進まねええええええ!

しかも、たった今、へんなおっさんが俺の時価数億の肢体に体当たりしながら俺の後ろに割り込んで来やがって、後ろの人たちが「割り込むんじゃねー」と激怒。おっさんは「割り込んでなんかいないよ~。睡魔という名のトンネルを抜けたら、そこはゴーさんの後ろだったんだよ~」と、川端康成もクリビーな言い訳をかまし、一瞬にして、あたりは修羅場の様相を呈す。

しかし、みんな大人だ。久々にナマの殴り合いを鑑賞できるかと思いきや、川井一仁似のナイスガイの根気づよい理にかなった説得により、おっさんは遥か後方へと退散した。

って、もう三時回ってンじゃん!

はぁ……会社戻ろうかな。


そろそろ来年の抱負を考えたいXserve

2004-12-19 | ヌルヌルアーカイブ
明け方、何気に見つけた譜面――山下達郎の「クリスマス・イブ」を弾き語ってみて、おどろいた。こんないい歌詞だったんだ……。山下達郎は、曲だけの男だと思っていたのに。

夕方、家族とめしを食いにいく。めずらしく、酒をあおった。すると――まるで酒に押し出されるかのように――自然に、涙が出た。周囲にばれないようにして、紙のおしぼりで涙をぬぐった。

夜、TBSの「ダイアモンドシアター」でフランス映画「歓楽通り」を観る。なるほど、こういうのもアリか……でも、無理だよなぁ。と、思う。

……以上、「うーん、弱ってる」と実感せずにいられない1日でした。

ちなみに、仕事では今期のもうひとつの重めの案件が無事公開し、いよいよ年の瀬が身近に感じられてきた。

来年は、転機の年にしようと思います。

仕事も、それ以外も。

“哀☆戦士”もとい“哀☆侍”なXserve

2004-12-14 | ヌルヌルアーカイブ
またもや、俺の“哀☆戦士”としての個人史に、新たな1ページが刻まれた……。

時は、師走も中旬にさしかかる休日の午後10時過ぎ。
場所は、恵比寿のガーデンプレイス。

意外と控え目なイルミネーションを視界の隅に捉えつつ、俺は……こう言ったんだ。

「手、繋ごうか」
「イヤです(←能勢一幸ばりの速答)」

……残念!

「セクハラ?」
「恥ずかしくないの?」

斬りっ。


この冬、大人のライフスタイルをXserve

2004-12-12 | ヌルヌルアーカイブ
この3か月間、水面下で蠢いていた企画が、週末ついに一般公開された。例のポータルサイトのトップページの「特集」のなかにある、表題のハイパーテキストのリンク先がそれだ。

プロジェクトのコアメンバーは、26歳~29歳までの男ばっか若造4人。「こんなことができたらいいね」的なブレストから始まり、スキームの構築、情報提供元の選定、予算調達、根回し(←これ重要)、各種承認会議から多種多様な書類申請、広告商品の設定・販売、制作、関連部署との調整、最終的なクオリティーチェックまで、よくもまぁこんな短期間でできたもんだ。ほんと、馬力のある若造どもだと思う。マジで。

俺的には、ほかにそこそこ重い非定型案件3つを並行させながらの「ド新規ド非定型ド突貫案件」だったので、正直、先月後半からず~~~っと、もう泣きが入るほど忙殺されていた……人間、キャパを超えるとアドレナリンのようなものが脳内から分泌されるらしく、極度の寝不足でも比較的テンションを維持できていたのが不思議だった。でも、それを続けていると、なんか体の節々が痛くなってくる。特に、扁桃腺のあたりがなんかすごく痛い。「過労死」って、きっとこういう状態のちょっと先に、まるで「ヌリカベ」のように突如として立ちはだかっているんだろうなぁ……と、思った(←大げさ)。

とりあえず、リリースした当日はえも言われぬ達成感でいっぱいだった。だが、“達成感を感じる”というのは、あくまで制作者側の感情であって、何の予備知識のない第三者から見れば、ンなこたぁ関係ない。

どこの業界のどの成果物でもそうだと思うが、はっきし言って作った当人たちには「灯台下暗し」的に把握できていない、製作中の時点では潜在的な問題点がままある……もとい、非常にたくさんある。これが、一般にリリースされるまでのフローのなかですべて潰されればいいのだが(ていうかそのなかで問題点を潰していくのにも今回多大なリソースを要求することになってしまいとっても申し訳なかったわけだが)、それでも潰れなかった部分が残ってしまうと、ちょとマズい。ましてや、歴史の浅い業界だ。ちょっとでも新しいことをやるには、想像もつかないほどのリスクを覚悟しなければならない……って、あれ? こんなこと、俺、考えてたっけ……? いや~、いろいろ考えながら文章にすると、潜在的にくすぶっていた感情が表出して、自分でも面食らうね! そして、問題点は――

残ったのか。
残ってないのか。
残ってしまったのか。

はたして、それは、顕在化しているのか。するのか。しないのか。

ああ、来週も調整事項がたくさんありそうだ。
今日こそぐっすり寝とこ……。

引越してXserve

2004-12-05 | ヌルヌルアーカイブ
引越した。……つっても、かねてからの懸案事項たる“家”ではなく、会社のなかでの“席”の話だ。

……とてつもない量だ。私物が。謎の書類に始まり、謎の筆記用具、謎のCD、謎のチラシ、謎のマンガ、謎のグルメ本、謎の飴、謎の小袋、謎のタオル、謎の歯ブラシ、謎の割箸、謎のカップ麺、謎のマグネット、謎のスリッパ、謎の上腕筋を鍛えるゴム棒、謎の紙パック、謎のサプリメント、謎のエマージェンシーボタン……などなど、「世界ふしぎ発見!」の特番三本分くらいは編成できるボリュームの、ワンダーオブジェクツの数々……。

仕事は……クソ忙しい。カラダも……もうなんか最近フシブシが痛い。それでも……まるで台風にあらがえない稲穂のように、今日中に引越しを終えねばならない。「サラリーマンの悲哀」という言葉が頭をよぎる。嗚呼……お父さん、あなたもこの道を歩んできたんですね。何より、俺がとっとと移動しないと、次にこの席に入ってくる人が、いつまでたっても引越し作業にとりかかれない。ハッ。……もしかして、俺っていまこの瞬間……ボトルネック?

……いいから。もう、いいから。黙ってやれや……と、周りの視線がそう訴えかける。出てけ出てけとシュプレヒコールる。ああ、分かりましたよ。出て行きますよ。

暫し沈考すること、約三分。

「そうだ、庶務へ行こう」

台車を借り、意気揚々と引越し作業にとりかかる。黙々と作業する。ただ淡々と、作業する。するんだけど……終わんねー! 台車を転がせど転がせど、1ミリも終わんねえええええええンだYo!

……パシャッ。

記念に撮った、この一枚。いったい、何往復目の台車だろう。引越しは、ここからさらに二時間後くらいに終わった……。

最期に、この日云えなかった、ひとことを。

I川さん、お世話になりました。