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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

「納豆コメッコ」「五穀コメッコ」で亡命Xserve

2004-08-09 | ヌルヌルアーカイブ
無類のコメッコ好き……そう、俺はコメッコが大好きだ。そして、コメッコといえば、焼きホタテ味に決まってる。あの香ばしいかほり、醤油とホタテエキスが織り成す芳醇なハーモニー、はじめサクサクあとクチャクチャな食感――そして、嗚呼……指にまとわりついた、あのナゾの茶色いゲル状の物体よ……お前を舐め取ると、やばい。やばいくらい、う・ま・い・ぞぉぉおおお~~~~っ(←巨大化して大阪城を破壊しながら、16秒後にフェードアウト)。

そんな俺が、会社の近くのコンビニでコレを発見したのは、必然……いや、いま思い返せば……運命だったのかもしれない。絶対運命黙示録。

納豆コメッコ
五穀コメッコ

おお、大地が……大地が震えておる……コメッコさまが……コメッコさまが……バリエーション豊かになっておる……! なんという、なんという、いたわりと友愛じゃ……。その者、納豆と五穀をまといてコメッコの野におりたつべし。失われし大地との絆をむすび、ついに人びとを青き清浄の地に導かん……。

ひとしきり感動を味わったあと、さっそく、買った。そして、喰った。喰らってやった。天地を喰らう。

……うまい。ふつーに、うまい。だが、巨大化して大阪城を破壊したくなるほどではなった。そう……なんというか、パンチがない。なんでパンチがないんだ? そうだ……ジャンクさが足りない。“二足三文のスナック菓子マインド”ともいうべきそれ――ジャンクさ――は、前提条件として「体に悪そう」とか「太りそう」とか、そういう要素が必須だ。それらの要素が、我々コメッコ世代(コメッコの発売が昭和48年なので、それ以降に物心ついた世代)のハングリー精神を刺激しつづけてきたのではなかったか? ちがうのか? そうじゃないのか? 教えてよ……教えてよ、コメッコ神!

ほんとマジで、「時代のニーズに合わせた健康志向をプラスした新商品を発売し市場の活性化を図ります」とか、プレスリリースで宣(のたま)っている場合じゃないよ!

おかげで、今、コメッコ界は創生期以来の混乱を極めている。まず、焼きホタテ味が手に入りづらくなった。近所のスーパー三和に必ずあったはずの「焼きホタテコメッコ」が、今日行ったら見当たらなかった。これは……これは、死活問題だ。マジで。しかも、納豆コメッコも五穀コメッコも置いてないじゃん(ラムネはあるじゃん)。

逆に今、コンビニでは納豆コメッコと五穀コメッコはあっても、焼きホタテコメッコは置いてない場合がほとんどだ。ほんと……ほんと、どうかしてる。この国は、今、どうかしている。

ああ……もう……亡命しようかな。
コメッコ亡命。

・追記
沖縄限定 コメッコ(ちゅらうみ物語)なるものを発見! 海洋堂の海の生物フィギュア(全13種類)が付いてくるらしい。コメッコ亡命先候補としての沖縄が、今アツイ。