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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

肖像権の侵害からめぐりめぐって最終的に「ジンリッキ」が一杯無料になるとってもおトクなXserve

2004-11-29 | ヌルヌルアーカイブ
ピンチ! ピンチ! ピ~ンチ!
肖像権の侵害が、本人にバレた!

……ええ、刑事さん。悪いのは……あたしなんすよ。黙って勝手に激写したマスターの寝顔を、黙って勝手にネタにしたっつー行為は……今になってあらためて考えてみてみれば、たしかに度し難い所作でござんした。

……いや、ほんと、すみません。ごめんなさい。ゆるしてください。かんべんしくてください。連れを口説かないでください。

……分かった。分かったから! 「新宿の驚異の賄い酒場」とか、もう金輪際言わないからっ! えーと、なんでしたっけ……あ! そうそう……

「バーダケド コウキュウレストランナミノ リョウリモ デル」
「ナゼナラ カブキチョウデ ハチネンカン スペインリョウリノ シェフヲシテイタ」
「パエリアダッテ ツクレチャウゾ(ヨウヨヤク)」

――で、いいんだよね! 間違いない?

え、間違いないけど……「どうせ載せるなら、俺のカッコいい写真を載っけろ」……だって? 何だよ、めんどくせぇなぁ……ええと、↑でいい? いいよね?……っていうか、だから……連れを口説くなっつーの!

一体だれだよ! このオヤジに、わざわざ俺のブログをプリントアウトしてまでチクった奴は!

…………。

というわけで、「○○な感じで!」というアバウトな注文推奨で瞬時に出てくる完璧なカクテルと、季節変わりの美味しいサイドメニュー(今は牡蠣らしい)、元理髪師の経験を活かした華麗な手さばき、そして……過剰なまでに軽妙かつ刺さるようにスルドいトークが楽しめる、この東京砂漠にあってあまりに……あまりに稀有で、とてつもなく得がたい大都会のオアシス……「藤田バー」。

なんと、今なら、「ゴーちゃんのブログを見ました」といえば、

世界一(自称)の「ジンリッキ」が、一杯無料サービス!

すご~ゐ! なんだか、アタイ、書いてて手が震えてきちゃった……これって、もしかして、もう……アタイは……“「藤田ファミリー」の一員”ってこと?

ええと、もしそれが本当だとすると……
それって、喜んで……いいんでしたっけ……???

■「藤田バー」の詳細情報
・店名
ドン.キホーテ(「藤田バー」は通称)
・住所
東京都新宿区新宿5丁目11-29【地図
・電話番号
03-3341-6800

・おまけ1

「ゴルゴンゾーラアイスといちじくのシロップ漬け」
→これ、マジで激うまですた。

・おまけ2

伝説のリニューアル6周年記念「藤田バーワイン」
→ちょっとこわいけど飲んでみたい。

3つの事実から生じた諦めと哀しみと後悔でXserve

2004-11-27 | ヌルヌルアーカイブ
・嗚呼、カウント「10」を切ったロケットの発射を……誰が止められる?
・嗚呼、彼我の戦力差は「+∞」v.s.「-∞」……加えて、超優秀な斥候部隊を確認。
・嗚呼、かの日になぜ俺は“微分積分のできない応用物理学部生”だったのか……失われた時間は戻ってこない。

以上、3つの事実から生じた諦めと哀しみと後悔が、奔流となって我を襲い、とても凹みました。

……帰って、「ドラクエVIII」やります。

「ハウルの動く城」でXserve

2004-11-24 | シネシネアーカイブ
「ハウルの動く城」を観た。ふつーに面白いんだけど、え……あれ? これで終わりっすか? という感じで、正直物足りない。というかユルい。ユルユルだ。まるで……そう、ユルい肛門からはユルい糞しか出てこないように……。しかし、ではなぜ、ユルいのか? それは……彼が年をとってしまったからなんだろう。まだ、個人的なロリコン趣味全開にもかかわらず、その数奇な民話性を盾に世間(世界)を最後までだまくらかした「千と千尋の神隠し」の方が、はるかに希少価値が高かった。「老いてますます盛ん」という言葉があり、実際過去に“老齢期の作品の方が有名な水墨画家”などもいる。が、しかし多くの場合、人間老いるとユルくなる。それは、肛門に始まり、しまいにはすべてのアウトプットにまで及んでしまうんだ。残念ながら。

ところで、俺は「老いてますます盛ん」を目指している。さらには、身近で最強のナンパ師である某“舘ひろしにちょい似の男性”に、「君は29歳になったらモテるよ」と2年前に言われ……そしていよいよ……あとちょうど2か月たらずで、その29歳がやってくる……!

「老いてますます盛ん」の、第一歩

……だぜ?

「エビオス錠」で精○ドバドバXserve

2004-11-22 | エ○エ○アーカイブ
「精○がドバドバ出るようになる、エビオス錠という薬があるらしいよ」

――という噂を耳にしたのは、いたってひょんなことからだった。同僚の天才プログラマーが、とあるソーシャルネットワークサイトの日記に書いていたのだ。

彼の日記は、なぜか現時点で確認できないが、このサイトにリンクをはっていたように思う。

くだんの情報を仕入れた俺が、どうしたか。……どうしたと思う? たとえば俺は、かつて「特命リサーチ200X」で「冷却シートダイエット」を観て以来、ず~~~っとこのダイエット法を実践している。おかげで、約1年で8KGくらい痩せた。何事も、“継続は力なり”ということの、ゆるぎない確かな証左だ。

そんな俺が、こんなオモシロ情報をゲルゲットして、黙っていられようはずがない。速攻で、マツキヨにて「エビオス錠600粒入(←1番安い)」をお買い上げ。以来、毎日のように食後食間10粒ずつを、100円紙パックのウーロンティーで胃袋に流し込む俺は……さしずめ、ハルシオン漬けのうつ病患者か。はたまた、病的なまでに多量のサプリメントを摂取しつづける、三十路間近のOLか。

いずれにせよ、犀は投げられた。右手で投げた。
投げるだけじゃなくて、もっとがんばった。

………………。

いつもと同じ、量でした。

「クリスマス・イルミネーション」に闘いを挑む「月光仮面」なXserve

2004-11-13 | ヌルヌルアーカイブ
「クリスマス・イルミネーション」って、残酷だ。「樹に電球を巻きつけているだけじゃん……?」と思いつつも、その輝きはある程度の心を奪う美しさは持っている。が、それと同時に……せっかく、冬将軍の到来に向けて澄みだした夜空の下、星々の微かな呟きを隠す存在でもあるんだ。

輝くものと、隠されるもの。俺は、どっちだろう? そうだ――いや、どちらでもない。俺は、そう……いわば衛星だ。外からの光にむりやり照らされることも、突然その光をさえぎられて存在が霞んでしまうことも、それらの一切をいとわず……ただひたすら、ただひとつの軌道をまわりつづけ、毎晩遠慮がちに地平線からこうべをもたげる――

下弦の月。

だが、その“ただひとつ”と思っていた軌道が、じつは“複数あるかも”という可能性は? もしくは、思わぬところから思わぬ重力干渉が生じて、軌道が劇的に変化するかもしれない。ああ、悩ましい。ほんと……悩ましい。

というワケで(どんなワケだが自分でもさっぱりなワケだが)、俺はとりあえず「クリスマス・イルミネーション」に闘いを挑むことにした。

「ホワチャぁぁあああ!」
「かかってこいやぁぁあああ!」

そんな俺を、いつしか人々はこう呼ぶだろう。「月光仮面」――と。
っていうか、呼んでください。お願いだから。

約束だお!

※ところで、「月光仮面」って、こんなポーズだっけ?
※「月光仮面」の衣装のあの股間の“もっこり感”が、当時の主婦層にバカ受けだったって、本当?
※ほんとは「月光仮面」より、「仮面太陽」が好きです。

MINIで往く“スーパーホームシアターの夕べ”でXserve

2004-11-10 | ヌルヌルアーカイブ
……というタイトルの日記を書こうと思ったけど、ここで全部書かれちゃったので、わざわざこっちでも書く必要ないかな、みたいな。

いや、しかしそうもいくまい。なんとなくだけど。というわけで、できるだけカブらないように……そして、備忘録としても足りえるためにも、箇条書きでXserveしてみようじゃぁないか。

■フェーズ1:MINIで世田谷通りをひたすら南下!
・なんだか外野(主に後部座席)がすごくうるさい
 →「対向車来てるよ!」「信号赤だよ!」とか、それくらい、わかるよぉ。わかるんだよぉぉおおお……いや、言いたいことは分かるんでさぁ(どうでさぁ?)。いわば、「“車界の”帝国データバンクに照会すると、きっと確実に与信NGだぜ? お前の運転はよぉぉおおお」っつーことなんでしょ……。

・「自分の車に人を乗せると緊張する」というセオリーの意味が、ようやく身にしみて分かってきた
 →なんといっても、そのあいだ人様のお命をお預かりしているわけですから……すこし大人になった気がする、世田道の清秋。

・ロイヤルホストの「新 選べるイタリア定食」は相当イイ。お得感たっぷりで、お味もよろしい
 →“イタリアオヤジ”になりたい人は要チェック……でも、ほんとはまだ少年の気持ちのままでいたいんだ……でも、いつしか時は過ぎ去って、幼なじみだったあの娘ももう結婚して、イタリア定食は他のメニューを頼んだ人とのフィニッシュの時間差がはげしくて、締めの「チョコレートブラウニー」をメインディッシュと一緒にもってきてもらう。これってもしかして……すこし大人な気遣い?

■フェーズ2:開かずのスーパーホームシアターがついに白日の下に!
・毒舌と唯一絶対&唯我独尊のギャグセンスで社内を凍てつかせる氷笑の魔術師・I川さんが、素直に感心していた
 →勝った……もうこの際ことの仔細はどうでもいい。ついに……ついに、勝ったんだ。ガッハッハッハッハ……! この日のメーンの目的は、当にこれだった。いつも頭ごなしに降り続く矢のごときネガティブワード(と凍てついたギャグ)を、俺の心のそこここに浴びせる彼を……こう言わせることを。やってやった……やってやったんだぜ? 彼奴は、言いやがった。ご自慢のメガネを右手の甲の付け根でクイッとやりながら、こう一言。

すげぇ

――と。

まぁ、日常のメーンである仕事上では、それはぶっちゃけムリなんですけどね。

違うか☆彡

(いずれにしても)ガッハッハッハッハ!

MINI→納車→死にかけて…静秋Xserve

2004-11-04 | ヌルヌルアーカイブ
かっての製造元ローバーが買収され、今はBMWブランドとして生まれ変わった、MINIを買った。ローン期間マックスにしてやっとの、いわばギリギリの決断だった。ギリギリガールズもクリビーだ。そして待つこと約2か月半……ついに、ついに……納車された。そして――

死にかけた。

……それは、なぜか? 我ながら、問題点は枚挙にいとまがない。

・マニュアル車である
 →普通免許取得以来さわってない。

・任意保険未加入
 →忙しさにかまけて未手続き。

・カーナビが無い
 →あとで買い足すつもり(オプションでもあったけど、ヘンに一体化してて汎用性がなく値段も高いので)

・甲斐性が無い
 →“車の購入”が「甲斐性プロジェクト」の第1弾であることはもはやいうまでもない。

・気合が足りない
 →足はガクガク、ひざブルブル。

・愛が足りない
 →ほんと、飢えてます。

しかし、ディーラー御用達の隠れ駐車場で実車を目の前にしたその瞬間――すべての世迷言は消し飛んだんだ。営業さんがエンジンのかけ方からはじまって、エアコンカーステの使い方からトランクの開け閉めまで各種説明をしてくれたんだけど、それも一緒に消し飛んだ(ダメじゃん)。

そんな躁状態の極限たる俺は、「ジキル博士とハイド氏」でいえば明らかにハイド氏であり、「ハイドライド3」でいえば“宇宙空間で窒息死寸前”だ。そんな、極限状態かつ危険極まりない状態の俺に向かって、営業さんはこんな“モアファンキーな”セリフを口にするんだぜ……?

「じゃ、運転してみましょうか」

……で、できねぇ。なんといっても、マニュアル車の運転は免許取得以来だから……えーと、思い出すのも面倒だが、数年以上経過している。ねぇ、クラッチって……なんだっけ? サイドブレーキって……何?

無数のクエスチョンマークが頭の中を蹂躙する。なぜか、「あんみつ姫」のテーマソングが流れ出す。

♪ク ク ク ク クエスチョン(クエスチョン) MINIの仕組みを~
♪ク ク ク ク クエスチョン(クエスチョン) 誰か教えて~

それでも……やらねば。家にも「わしがやらねばたれがやる」という謎の掛け軸があるじゃないか。っていうか、ここで運転できるようにならなきゃ……帰れないぜ? そう自分に言い聞かせつつ、営業さん指導のもと顔面蒼白でディーラーの周りをひたすらぐるぐる周回する俺は、さながら――

「エンストのデパート」。

それでも、なんとかマニュアル車の運転を思い出し、営業さんも「仕事が残ってるので……」というセリフの裏に「いい加減、帰れや!」という想いが見え隠れしていたので、家路につくことに。しかし、先にも挙げたが「任意保険未加入」だから絶対事故れないし、「カーナビが無い」ので道がよくわからない。前者の対策としては、

・ギアを4速以上に入れない
 →一度、間違えて4速に入れようとしてバックギアに入れてしまい、死にそうになった。

・時速50Km以上出さず、車間距離も充分に確保
 →一度、流れまくってる国道でエンストして、死にそうになった。

後者の対策としては、

・「マップル」熟読
 →はっきしいって、俺が「地図が読めない男、話を聞く男」であるため、役にたたず。死にそうになった。

・携帯の「EZナビウォーク」を活用
 →これがすばらしい。GPSで曲がる必要のある交差点が地図付きで出る。が、さすがに音声案内は徒歩モードのときだけなので、いちいち停車してチェックしなければならず。死にそうになった。

・地元の駅行きのバスをストーキング
 →これが今回おどろくほど有効であった。しかし、停留所で追い越してしまう。死にそうになった。

というわけで、死にかけながらも、なんとか無事家にたどりつきましたとさ。もちろん、帰ってから速攻で任意保険の加入手続きと、カーナビの手配をしたのは言うまでもない……。

■オマケコーナー
コンソールのクロノメーター
コンソールのクロノメーター。
油温計や、水温計など、どうでもいいパラメーターが丸分かり!

■質問コーナー
Q:MINIの写真の前輪が右に曲がってるのはなぜ?
A:お父さん、勝手に運転するのやめてください。お願いだから。

激辛ラーメン「カラメンテ」に始まり心底泣けた一日でXserve

2004-11-01 | ヌルヌルアーカイブ
ある日――コンビニで、とてつもなくマズそうなそのたたずまいにたまらなく惹かれ、ジャケ買いしたカップラーメン「カラメンテ」。食べるのが恐ろしくてず~っとデスクの上に放置していたが、ついに……ついに、食べるときが来た。来ちまったんだ……。

聞くところによると、昭和60年にも販売されていたことがあるらしい、このラーメン。今回めでたく復活発売となり、そして……予想通りもうすでに店頭からのその姿を消したっぽい、うすばかげろうのごとき短命な、このラーメン。ジャケをめくると、まだスープ袋を開けてないのに、めくるめくスパイシーな香りがマイノーズをツーンと刺しやがる。これが、噂に名高きかの“ブラックカレーフレーバー”か。そして、俺の左耳に装着された「スカウター」のゲージが、みるみる上昇す……ッボン!……あ、壊れちまったぜ。これは、“戦闘力測定不能”ということだぜ……? 目測で、戦闘力820,000といったところか。

カップにお湯を注ぎ、満を持していざスープ袋を開けると……なんだ、これは……何なンだ? この……どす黒いど粉末は。これを俺に食えっていうのか?……いいさ、喰らってやる。毒を喰らわば皿までも。天地までをも喰らってやるぜ……?

――辛い。ハンパなく、辛い。ンだが、旨い。「美味い」ではなく、「旨い」。この微妙な違いを諸兄にお伝えしたいが、BLOGというツールが現時点で人間の持つ五感のうち、視覚と……がんばって、聴覚までしか伝えられないのが残念極まりない。そして……やっぱり、辛い。「辛」いスープを「絡めて」食べるので、「カラメンテ」。このネーミングセンスが、しょっぱいを遥かに通り越して、ンまた辛い。「カレーハウスCoCo壱番屋」でいうと、「7辛」くらいか……。

そんなわけで、「辛い」ものを昼めしに喰らったあとの晩めしといえば、「フランス料理」に決まってる。というわけで、銀座にある「アドリブ」へ。ここで煮え切らない“アドリブ”トークを繰り広げていたら、あやうくフィンガーボウルの水を飲み干しそうになる……が、なんとか踏みとどまることに成功。


■図1:幻惑のフィンガーボウル

そんなわけで、「フランス料理」に舌鼓を打ったあとの腹ごなしといえば、「キャフェで茶しばき」に決まってる。西新宿の「news DELI」で、中国茶をスローにすすりながら、「死ぬ直前、走馬灯を見るときにショボい映像ばかりで凹むことにならないために、いい想ひ出をたくさん作りましょう」という結論に達する。


■図2:レシート板に貼られていた業深いシール

そんなわけで、「キャフェが閉店」したあとに始発を待つための時間つぶしといえば、「カラオケ」に決まってる。ここで、俺は哭きの旋律に遭遇する。Sixpence None The Richerの「Kiss Me」だ。


■図3:歌本のなかの「Kiss Me」

朝方家に帰り、何気にPCを立ち上げて何気に「ちんこ」でググってみると……「ちんこ音頭ポータル」なるサイトを発見。ここで、またしても俺は哭きの旋律に遭遇する。その名も、

ちんこ音頭」。

……泣けた。心底、泣けた。