A → Z : Xserve

モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

う○こに酢を塗りたくった様なパフュームでXserve

2004-06-30 | ヌルヌルアーカイブ
朝から地獄を見た。

時間帯的には「おそよう」な小田急線の登り電車。俺の隣りに、ぱっと見――クラーク・ケントとチーマーがフュージョンしたかのような――ナイスガイがあらわれた。というか、座ったんだ。

ここまでは、何の不思議も不満もない。だが、ここを起点として、俺の今日の“ヒップでホップな”はずの一日の始まりが、音を立てて瓦解したんだ。

ある、懐かしいパフュームが、車内換気扇と線路の歪みが生み出す「1/fゆらぎ」のリズムとともに、俺の鼻腔を第11使徒ばりに侵食する。

――ワキガ。

それと気づいた瞬間、懐かしさは即刻「遠い日の花火」と散り、別の形容詞が「碧天の入道雲」のごとくセーコートーテーの気圧配置となりて、我を襲う。そう、まったくもって、生半可ではない、激烈なパフュームだ。

――うんこに酢を塗りたくった様な。

まさしく、この刹那だ。イラクの政治情勢や、FRBの追加利上げの是非を瞬考したのは。なぜなら、そうせざるを得なかったから……。そして私は、「ヘルシーリセッタ」のCMに込められた、真の意味を理解したのだった。

「たまんないだろう!?」
「たまんない!」
「たまらんだろう!?」
「たまらん!」

さらに、俺を窮地に落とし入れたのは、キャツの咳だ。お前はエヘン虫か!……とまではいかないまでも、1分間に約3回のペースで「ゴホ...」とやりやがる。せっかく、命をかけて座れるスペースをゲットした俺――慢性睡眠不足(&欲求不満)――の存在そのものを、根本から否定されたかのようだ。まるで、眠れやしない。そして、こんな俺のささやかな想いとは裏腹に、それは――小田急独特の「1/fゆらぎ」とともに――いつまでも、いつまでも続くかに思われた。

でも、止まない雨はないんだね。

今日、そのあと、一筋の光明が、ワキガとうんこと酢と咳を吸い取って、さらに浄化し洗い流したかのように、俺の前に燦然と輝き、そして降臨した。

詳細は次号で!

ち○んぼこらーめんでXserve

2004-06-29 | エ○エ○アーカイブ
この惑星(ほし)のどこかに、違いの分かる男がいて、そいつがラーメン好きだったとする。違いの分かる男は、自分が知覚できる「違い」を、より一般的で普遍的な共通言語として世に広めるべく、努力する。そんな涙ぐましい努力の結果、この世にひとつの形となったすばらしいラーメンが、こんなラーメンだったとして、誰が文句を言える?

ちょんぼこらーめん」。

…………。

ああ、月日は百代の海綿にして、行きかふ出汁も又ちょんぼこ也。文句どころか、ゴキゲンな「叙事詩」ができちまったゼ。

「ちょんぼこらーめん」のテーマ ~ちょんぼこ仙人とマラーの神~

玉子がひとつ、ありまして。
2つに割って、若干はなして並べます。
内角低めに、わかめ酒。
そこへ、行者があらわれて。
曰く、「麺とおつゆを足しましょう」。
画竜点睛、だるまの目入れ。

あら。アラ?
マラ。摩羅?

あっという間に、ちょんぼこらーめん。
さあさ、あついうちに召し上がれ。
いろんな意味で、召し上がれ。
パチパチパチパチ、パチパチパンチ。
貴様のデカマラ、ベホマラー。
ラスプーチンすら、ビビってる。

あら。アラ?
マラ。摩羅?

あら。アラ?
マラ。摩羅?


※告知んコーナー
作曲は俺がやるので、編曲者を大募集。今なら、抽選で1名様に「カリからほうばる『ちょんぼこらーめん』喰い契りの旅」をプレゼント。この機会に、ブルってご応募ください!

・追記ん玉
新潟では大人のチンポコのことをダンペと言い、子どものチンポコのことをチョンボコと言う説。

山○かつてないBBとバイアグラ時計でXserve

2004-06-27 | ぷらぷらアーカイブ
会社に2人だけ、山○という名字の人がいる。しかも、その2人が俺とタメ歳とくれば、飲みに行かない道理はない。飲みに行くなら、ゴールデン街に決まってる。

――というわけで、またまた(×2)ゴールデン街に行ってきた。ここんとこ毎週行ってるなぁ。そして、前のセンテンスで俺が宣(のたま)った表向きの理由の裏に潜む、あけっぴろげに隠された真の意図とは……?

詳細は次号で!

ってなわけにもいかないと思うので、ここはちょっと頑張って書いてみようじゃぁないか。

この夜をひとことであらわすキーワード。それは――
BB」だ。

・BBA(経営学学士)を持っている
・ブランデーベースのカクテル「BB」
・ビビ(BB)アン・スーにクリソツ
・情報漏洩はよくないと思うBB(←広末口調で)
・バックレやがって、バカヤロー!(略してBB)

などなど、ほかにもここには書けない「BB」がいくつかあったくらいだ。すべてが「BB」に始まり、「BB」に終わる。まるで、この宇宙の始まりが「ビッグバン(BB)」だったことを確認していくという作業を、一生命体として淡々とこなしているかのようだ。果たして、この宇宙の終わりとは? いま確かに存在しているが、量り知ることのできないダークマターの総量によって、この宇宙の終焉のシナリオが決定される。

・ダークマターが多すぎる場合
 →宇宙は縮小に転じ一つの点となる――ビッグクランチ
・ダークマターが少なすぎる場合
 →宇宙は膨張を続け破裂する――ビッグリップ。

(この2つの言葉のイニシャルを重ねても「BB」だ)

そんなことを脳裏に浮かべながら、俺はヨン様ばりに「フッ」っと息を吐きながら必死に「いいお顔」を作っては失敗し、作っては失敗する。どうしても、バックグラウンドには「冬のソナタ」のテーマのような哭きのメロディーは流れない。どうしても、オタ系ネタサイトを見てニヤついているキモヲタの顔になってしまうんだ。

「発見」→「選択」→「後悔」→「忘却」

……こんな負のスパイラルが確定軌道だった俺の人生が、たとえ少しずつでもいいので最後の2つを「確信」と「歓び」に変えていけるんじゃないかという、ささやかな希望。アインシュタインの「宇宙定数」のような逆転劇はあるのか。あっても、その時に生きていなくちゃ意味がないゾナ。

カクテル「BB」を飲んだ店を出たとき。時間は既に午前4時に近かった。ここで、一方の山○が家路につく。もう一方の山○と、始発を待とうということになり、「深夜+1」へ。

ここで見つけた、UTO(未確認テーブル上鎮座物体)――
バイアグラ時計。

なんて、なんて。なんて、BB(Big Boy)な存在なんだ!

――と感激してデジカメで写真を撮っているスキに、「……戻ってくるから!」と唐突に言い残し、もう一方の山○は店から出ていった。それから小一時間以上待つも、一向に戻ってこない。そんなこと、分かっていたじゃぁないか。と自分に言い聞かすも、2人分の支払いと、「藤田バー」でもらった謎のパンが、やるせなさすぎる哀しみのダークマターとなって、俺のコスモ(小宇宙)をビッグクランチさせる。

バックレやがって、
バカヤロー!(略してBB)

有名人の誕生日でXserve

2004-06-25 | ヌルヌルアーカイブ
有名人の誕生日を検索できるサイトを見つけた

ここで、hitomiが俺と同じ誕生日でしかもタメと知り、ショックを受ける。天才作曲家の馬飼野康二、肉弾系漫画家の叶精作、ソニー創業の盛田昭夫と同じ誕生日だったのは、ちょとうれしい。うわ、チャウシェスク元大統領やマッカーサー元帥もそうなんだ~っ。ンがくく。

ところで、全然関係ないんだけど、ある組織でやるべきこと(もしくはやった方がベターなこと)をやっていない人間がいたとして、その原因と責任は……

1.本人の自覚の問題
2.管理者の監督不行届

という2大ファクターがあると思いねぇ。俺は、この問題は1と2のフィフティーフィフティーだと考えている。そして、「自分という人間が一生の間で100%の実力を出すべき期間が今この時ではない」と、勝手に悟っている人間がいたとして、1の問題が顕在化したと仮定しよう。ここで、あまねく2の問題も浮上してくる。しかし、これはその管理者の上位組織の判断系統がちゃんと機能しているときのみしか顕在化しない。

だが、問題が明るみに出る出ないにかかわらず、管理者としては彼から見て自覚のないリソースに対しては、不快感を覚えるだろう。さらに、人間というやつぁ、不快感を感じたときに取る行動に、本性が出る。

その本性が「無言ですねる」「無言で無視する」だったときの、あのなんともえもいわれない気分というやつは、一体全体なんなんだろう。

後悔?
諦観?
焦燥感?
孤独感?
甘夏みかん?
さくらやホビー館?
期待のニューカマーオカルト雑誌の創刊?

ああ、それとも……BLOGに書き綴りたい感?(ダミだこりゃ)
――というわけで、結局何が言いたいのかというと、ナニが言いたい。

私の誕生日は、1月26日です。

デヴィッド・ボウイの目にロリポップがXserve

2004-06-24 | ヌルヌルアーカイブ
今までいろいろとXserveしてきたこのセクハラBLOGですが、さすがにこれはどうかと思います。

デヴィッド・ボウイの目にロリポップがXserveする(刺さる)――なんて。フツーにめちゃめちゃ痛そう。

そして、ここからがインターネットの恐ろしくも面白く、そして意義深いところなんだ。

このBLOGにアクセスして、歴史の証人になって欲しい。

最初は、「はだしのゲン」好きな人が、ボウイの写真を使って作った「お目玉ボロリ」アイコラかと思った。でも、そのあとに続く写真の妙なリアルさ。そして、先のニュースとの完璧なまでの符号。

そう、これはまさしく現場写真だ。

これこそ、インターネットの、なかんずくBLOGならではの即時性と偶然性……そして、最高のばかばかしさなんじゃないのか。
そして、それは、それだけにとどまらず、ジギイ・スターダストなボウイ伝説に新たな1ページを書き加える。
「俺も今のうちに42年後にそなえて瞳孔を開くための仕手を仕込まないと」と、本気で考える。

ああ……今……思ったことがある。

フリッパーズ・ギターの「EXOTIC LOLLIPOP」の歌詞って、今日のこの日を予言していたんだなぁ。

――ってオチって、やっぱり微妙ですかね。どうなんでしょうか。うるせえ。おやすみなさい。

恐怖の焼肉がチャイナドレスとマンガでXserve

2004-06-22 | ロクロクアーカイブ
その焼肉屋は、昼には特級茶&デザート付きの点心ランチが800円で食える穴場。
その焼肉屋は、夜に男2人で入ったときには、最高級三田牛とやらをそこそこの値段で食べられる隠れ家。

一 体 誰 が 、
予 約 し た ら こ ん な こ と に な る と 、
予 想 で き た … … ?

たしかに、昼も夜も店員がチャイナドレスのおねぃさんで、おかしいな、とは思っていた。
たしかに、元作曲家の例のあの人が常連と聞いて、おかしいな、とは思っていた。

ある、祝杯を揚げるべき日。

その宇多田似の女の子は、ひとこと「おじゃまします」と宣(のたま)い、まるで今時の世相に一石を投じるかのごとく、それはそれは律儀に断って、俺たち5人の輪のなかに入ってキたンだ。ここで、その健気な行為を断る道理が、この「和」を重んじる国のどこにあるって云うんだい?

しかも、その子ときたら、「ウルトラジャンプ」お抱えの読み切りマンガ家・鈴木詩央その人だってぇいうじゃぁないか。もう、大興奮ですよ、私は。

「アフタヌーンで一番好きなのは?」
「無限の住人!」
「篠房六郎って短編はあんなに面白いのに、連載になるとどうしてあんなにダメなんだろうー」
「短編のときはついてた編集が良かったんじゃない?」
「ジャンプの新連載『ぷーやん』は絶対伸びる!」
「いやいや、ダメでしょ」

まさか、六本木と西麻布の間の、言ってしまえば場末の焼肉屋で、こんな小粋なマンガトークができるとは……。あのときの気持ちを形容すると、こんな感じだ。

「焼肉とチャイナドレスとマンガと私」

平松愛理もクリビーの、至福のオノマトペが、清水信行のアレンジに乗って空中をデカダンスする――そんなひとときだった。

だったんだけど。

まさか、こんなシステムだったとは……。
まさか、最初からあなたが全額お支払うお心積もりだったとは……。

「ざわ… ざわ…」

さっきまでの至福のオノマトペが、いつのまにか福本信行のそれになっていく……(清水信行はマクー空間に吸い込まれてお星さまになっていく……)。

ああ。

ホント、ごめんっぴ☆彡

……いや、そんな。それは違うだろ。そもそも、中途半端に道化を演じて解決できるレヴェルの話ではないんだ。俺は、あなたに実弾を飛ばさせてしまった――。その罪は、同じく実弾をもって贖われるべき、原罪ともいうべき親告罪、もとい、決して落ちることのない交際費だったんですね。

そんな金があるのなら、「VHS付きHDD付きDVDレコーダー」を買って「ドドンパ」に乗っていた方が、どれほど有意義だったことでしょう。……いや、これは火に油を注ぎますね。忘れてください。

その、つまり。えーと。ね。

今度、おごるので、勘弁してください!(ゴールデン街で)

「スターシップ・トゥルーパーズ2」でXserve

2004-06-20 | シネシネアーカイブ
ものすごく、金のかかってない映画だ。いわゆる低予算映画であり、スターウォーズやジュラシックパークでアカデミー特殊効果賞を受賞している、特撮&CGのオーセンティックなオーソリティー=フィル・ティペットの初監督作品――

スターシップ・トゥルーパーズ2」。

前作の「スターシップ・トゥルーパーズ」がスキトキメキトキスな俺としては、これは見ないわけにはいかない。当たり前のように、公開初日にこの映画の数少ない上映館のひとつ、銀座シネパトスへと馳せ参じたのだった。

ところで、この銀座シネパトス。初めて行ったんだけど、とてもヘンなとこにありやがる。なんつったって、道路の下にあるンだぜ? 道路をくぐって、反対側にも出れるときたもんだ。そんな地下歩道橋のような場所に、映画館があるというミスマッチの妙。そして、たばこ屋やら定食屋やら飲み屋やら床屋さんやら、果ては大人のおもちゃ屋まである(!)という、昭和のダメ横丁みたいな雰囲気。オマケに、地下鉄が近いのか、映画を見てる最中たまに「ガタンガタンガタン...」と地響きとも嗚咽ともつかないような、心地良いゆらぎを感じることまでできるんだ――。ああ、アタイ…(以下略)。

で、「スターシップ・トゥルーパーズ2」は結局南極どうだったのか?

フツーに面白かった。

低予算映画であることはいい。フィル・ティペットの初監督作品ということも興味をそそる。しかし、前作の監督であるバーホーベンは参加していない。ネット上の前評判もイマイチ。一番の懸念点は、低予算映画であることについての理由だった。フィル・ティペットほどのビッグネームが初監督する作品であるにもかかわらず、なんで低予算なの……? という素朴な疑問。金を集めることができないということはつまり、

・企画がショボイ
・プロデューサーがヘボイ
・そもそも誰もやる気がない
・出資者がみな呪われて変死した
・出資者がゲーム化権が欲しいだけのエレクトロニックアーツのみ
・スタッフの誰かが金庫にあった金をすべて持ち逃げした
・実は借金のカタとして無理矢理作らされた

などなど、想定される原因はいろいろあるんだろうが、要は「フィル・ティペットがバ監督(←バカ監督の略)だからなんじゃないの?」という疑念があったんだ。スペシャリストとしての技能と、ゼネラリストとしてのパフォーマンスって、全然別次元だと思うから……。

でも、映画はフツーに面白かった。このフツーに面白いということに、なんか無意味性を感じた。しかし、作った側の満足度の高さは、(600円もする割にはレコショの無料冊子より薄くてちっこい)パンフレットを見て感じた。

帰り路。

ginzaPICT0167.JPG歩行者天国の銀座通りで、謎の着物族の一派を発見。頭のなかで、悪代官がよくやる例の「あ~れ~」がめくるめく。

この人たちは、一体何だったんろう。次の逢瀬では、シネパトスの地下道に連れ込んで「あ~れ~」を決行し、はす向かいの大人のおもちゃ屋でゲッツした極太電動マトリョーシカをねじ込んで、Xserveと夜のおかずのネタにしてくれるわ! ギコハハハハ……ひ、ひぎぃ~っ……そんなことを、思ったり。思わなかったり。

それでは、またね。

・追記
「世界に先駆け日本で先行公開」とか宣伝してたのに、メリケンでは今年の4月24日にテレビ放送されていた説。
そもそも最初からテレビムービーとして企画されていた説。
シネパトスで俺が観た前の回に喧嘩が勃発し警察沙汰にまで発展していたとの噂。

無料動画でXserve

2004-06-18 | ヌルヌルアーカイブ
最近の変態ネット……おっとっと、それは「俺業界ワード(注:“自分一人だけの世界で一般的な言葉”の意)」だったぜ。あらためまして。最近のインターネットでは、無料動画を見る機会が多くなってきた。これもしみじみ、ブロードバンドの恩恵だ。情報漏洩を憎んで人を憎まず。毎日遠い目をしつつ、ディスプレイにがぶり寄る。そして、今時の中学生は、本当に恵まれていると思います。

とかなんとか話をワザと錯綜させつつ、実は中学生以上に、おはようからおやすみまで目とアソコを血走らせてエロ動画の蒐集に勤しんでいる私です。なんですが、たまにはまともな動画にも行き着いたりするんですよ。まぐれで。

ええ、まぁそんなこともありますよね。モラモラ会社員ですから。いや、うん。ね。なんかもう、いま4半期末でいそがすぃんですよ。ほんと、勘弁してください。いや、ネタじゃなくて、マジなんだって……。すみません。ごめんなさい。申し訳ありません。もう自分の体液で虫を涌かせるようなことはいたしません。

と、そんなウジウジした気分の梅雨気祓いにちょうどいいのが、本当にくだらねーバカ動画。そのなかでも、ナンセンスマネキンドラマは外せない。

秋元きつねの「ウゴウゴルーガ」から始まり、「よいこっち」でトランスフォームし、「せがれいじり」で世界を革命し、「スーパーミルクチャン」でスペシャな存在になり……という感じで連綿と続く、デジタルミュータントな世代が生み出すナンセンスジョークコメディー。いまその最たる存在が――

オー!マイキー」なんだ。

「生涯一マネキン」のみを使ってドラマを作るという、川本喜八郎もクリビーなそのコストパフォーマンスの最大さ。「ナンセンスって何ざんす?」ってなくらいにまで開きなおった構成の妙。ああ、どれをとってもすばらすぃ。特に、あのクソ生意気なオモシロ双子の巻が完全にロハで観れるなんて……。

ああ、もうアタイ、思わず色んな体液が身体中から染み出してきちゃいそう。そして、まるで追い討ちをかけるかのように、アタイの頭のなかでおかしな肉塊がおかしな雄たけびを上げながら、「MP吸い取りダンス」をはじめるの。もちろん、BGMは例のメロデー。それは、そう――

My Yahoo!のテーマ

ダミだ。ダミだ。こんなんじゃ、ダミだ。

ええ~ィ。もうこうなったら動画じゃなくてもいいっしょ! 音声だけでも、ソウルフルなら――それは脳内動画と謂えないかゐ?

みんなで叫ぼう。

No No Bush!!!!!!

「六本木トンネル」でXserve

2004-06-16 | ロクロクアーカイブ
六本木トンネル」といえば、

・ドラマの定番ロケ地
・オダギリジョーが怪人と闘った場所
・お化けのメッカ
・米軍のヘリポートの下にある
・ヘリポートの土地は米軍に不法占拠されているらしい
・施主は東京都財務局で1992年に竣工
・となりで建設費400億円で2006年オープン予定の国立美術館が建造中

などなど、さまざまな顔を持つ都内有数の面白トンネルだが、ある晴れた初夏の日の「おはよう」ならぬ「おそよう」がマッチする時間帯に、おっさんたちが一生懸命に落書き落としをしていた。

確かに、六本木トンネルには落書きはほとんどない。ないんだけど、たまによく落書きされている。でも、ものの一週間後には、落書きは消えているンだ。無類の落書き好きであり、生来のラクガキストでもある私としては、とても淋しい。あまりに淋しすぎて、「淋病」になってしまいそうだ(←勘違い)。

っていうか、おっさんたち。
プリーズリピートアフターミー。

「落書きよりも、トンネルの中身をキレイにしてほし~ぃ(←松本明子の声で)」

――トンネルの中ってのは、雨が入ってこない。
――雨が入ってこないので、一度汚れると汚れが落ちることがない。
――汚れが落ちないのに、人通りはそこそこある。
――人通りのなかには、ゴミを棄ててく人や、犬を連れてる人もいる。
――犬がトンネルの壁に用を足す。
――犬だけじゃなくて、ホームレスな人も用を足す。

っつーわけで、すごく汚いんですけど。
そんななかを毎日闊歩している俺は、さしずめ「汚ギャル」ならぬ「汚ジン」?(アイタタタ)

そもそも、落書きを落とすにしてもチンタラチンタラへっぽこブラシでシゴいてないで、「べっぴんさん」もしくは「ブランカα」をビッグライトで大きくして、素早く華麗に、過激にそしてナイーブにホワイトニングしてみてはいかがだろうか。

あ、ビッグライトといえば、巷では
「ドラえもんの道具で何が一番ほしい?」
という、リスペクトオブ不二子・F・不二夫な質問の正しい正解は、「スペアポケット」である――ということで定説化しているようだけど、それって違わねーかぃ?(かぃかぃ…) だって、一番あってうれしいのは、「もしもボックス」でしょ。ここを間違えてはいけないと思うわけですよ(すょすょ…)。

だって、
「もしもこのズボンのポッケがスペアポケットだったら?」
と「もしもボックス」に告げさえすれば、それはもうスペアポケットなんだぜ?

というわけで、結局何が言いたいのかと言うと、ナニが言いたい。

六本木トンネルにラクガキするのはやめましょう。
あと、出来ればウンコやオシッコもほかでやってください。
アーンド、米軍出てけ。

以上、よろしくお願いいたします。

「スターシップ・トゥルーパーズ」でXserve

2004-06-14 | シネシネアーカイブ
巨大な昆虫型エイリアン(=バグズ)がいる惑星に宇宙艦隊で殴り込み、機動歩兵がマシンガンでひたすらバグズをブチのめして行く。世界は封建的で、人々は特権階級の「市民」と、それ以外の「一般人」の2階層に分かれている。兵役をこなすと誰でも「市民」になれ、市民権を得られる。そして、主人公は惚れた女のために、両親の反対を押し切って軍隊入りする――。

スターシップ・トゥルーパーズ」といえば、「ロボコップ」「トータル・リコール」「氷の微笑」で知られる監督・ポール・バーホーベンが、ガンダムとかの巨大ロボットモノの元ネタにもなったといわれるハインラインの「宇宙の戦士」を原案に制作した、スペクタクル宇宙戦争ラブロマン巨弾。

この素晴らしすぎる映画の公開は、1997年。当時は、フィル・ティペットが何か月もかけてレンダリングした、多種多量なバグズ軍団のCGが話題になった。しかし、それほど大ヒットはせず、世間ではすでに忘れ去られた映画という印象が強い。が、あえてここでXserveしておきたい。それは、この映画が大好きだからだ。

先に挙げたバーホーベンのどの映画と比べても、明らかに出色のデキ。面白い。面白すぎる。ところどころにあるB級テイストをバカにする人がいるが、それは違う。あれは、ワザとアイロニーを込めてああしてるんだ。

フィル・ティペットのバグズもスゴイ。リアルでグロテスクで、質感まで伝わってくる邪悪なその存在感。スターウォーズやジュラシックパークでアカデミー特殊効果賞を受賞しているだけのことはある。

宇宙船がカッコイイ。あの存在感、重量感、操縦感。特に、戦艦が真っ二つになって轟沈するシーンで、中身のいたるところで人が落ちたり火災が起きたりしているディテールは、ソニー・イメージワークスが150枚以上のレイヤーを使って何か月もかけて作りこんだというだけあって圧倒的。タイタニックなんざメじゃ9th(ナインス)。

俳優もヒロインがカワユイし、ビバヒルな人も出てるし。その他もろもろ、もう何もかもが本当に素晴らしいのれす。

この映画のDVDは2バージョン出ていて、通常版と特典付きのコレクターズエディションが出ているのだけれども、2千円近く多めに払ってコレクターズエディションを手に入れて本当に良かった。

まず、未公開シーン。これが、よくある“単なる尺詰めで切られた何気ないシーン”なんてなモンではなく、ストーリーの骨格にもなるヒロインの重要なシーンがここに入っており、なぜ本編で削除されたのか不思議でしょうがない。きっと、やはり尺の問題で削らざるを得なくなって、より戦争描写を濃くするためにこちらを削ったのだと思った。しかし、この謎はもうひとつの特典、バーホーベン監督と脚本のニューマイヤーによる音声解説(オーディオコメンタリー)で明らかになる。

そして、もうひとつの特典。音声解説。これがすごい。

まず、音声解説付きモードに切り替えたとたん、ブエナビスタとその親会社ディズニーから長ったらしいメッセージが表示される。「この解説の内容には、私たちは一切関係ないし、責任も取りません」みたいな意味なんだけど、こんな表示を入れつつもDVD化するって一体……?

内容はもう全編聞きどころなんだけど、特に印象に残った部分を。

・この映画は、アメリカを代表するメディアでも散々の評価だったらしい。タイムも、ワシントンポストも、ローリングストーンも、「ファシズム翼賛的な内容だ」と卑下し、「バーホーベンは特撮がやりたかっただけ」とコキ下ろしたそうだ。しかし、バーホーベンは「彼らもこの映画の真の意図に気づいていたはず」と言い放ち、「60年代の彼らは反政府主義だったのに」「すっかり怖気ずいた犬と化してやがる」「ヤツ等はみ~んな、バッド! バッド! バッド!」みたいな毒を吐く。

・バーホーベン監督は、子供のころにドイツ占領下のオランダで戦争を体験しているらしい。だから、劇中の数々の凄惨な描写も、彼にとっては経験してきた日常に過ぎないのだと。戦災者であるという点、反体制を貫いている点、だけど作るのはいつも娯楽映画という点……バーホーベンは、メリケンの深作欣治!?

・監督の戦争経験談に「ランカスター重爆撃機」という巨大戦闘機の名前が上がっていた。気になったのでググってみると、派生機のプラモを発見。もっとごつい、こう未来少年コナンのギガントみたいなのを連想してたのでちょい残念(そういえば、ソ連に実在した飛べないくらいデカい戦闘機って何だっけ?)。

あ~、面白かった。とても、もう7年も前の映画とは思えない。ブッシュ糞くらえ。

そして、今。プレゼントデイ。巷では、「スターシップ・トゥルーパーズ2」が公開中だったりする。
デイアフタートゥモローなんぞ、観てる場合ではないのダ!

・追記
m@stervisionさん。お願いだから、この映画のレビューを書いてくらさい。

新宿ゴールデン街の奇跡でXserve

2004-06-13 | ぷらぷらアーカイブ
その日、新宿ゴールデン街に奇跡が起こった。期せずして、俺はその証人になったんだ――。

元同僚のばななんと、ゴールデン街に行くことになったのは、本当にひょんなことからだった。

ある日、インスタントメッセンジャーのステータスに「ゴールデン街探訪本日決行」と出していると、「行ってみたい店があるんです」というメッセージが。聞けば、20年ごしに再会したい人がやっている店があるとのこと。

ゴールデン街でもかなりの古株にあたると思われる店、「唯尼庵」。ここの主が、ばななん意中のその人・キヨコさんであるらしい。

実際に訪れてみると、狭くて雑多で酒が旨くて懐メロが流れる、これぞゴールデン街! という感じの店だった。ちなみに、俺が座った椅子のカバーは、ガキにカッターでいたずらされた自転車のサドルみたいになっていた。

そして、↑の写真。キヨコさんが76年に記念で撮ったヌード写真とのこと。キレイだなぁ。っていうか、ず~っと髪形変えてないんだなぁ。あ、76年といえば、俺やばななんが生まれた年じゃん(ラムネもあるじゃん)――なんてなことを思っていると、ばななんとキヨコさんはまったりと20年ごしの再会を果たしていた。入店5分にして、すでになじみの常連みたい。なんか、俺なんぞいなくても、全然大丈夫じゃん……?

でも、来て良かった。本当に良かったんだ。

ばななんと、キヨコさんと、三人の同音異字のキヨシが折り成す、血の繋がりよりも強い絆で結ばれた愛の物語。俺の眼前で、それはまるでリアルな叙事詩のように語られた。

隣の席では赤軍くずれのダンディーなオヤジが、

「郵便局に資金調達に行ったがばかりに懲役15年くらって15年逃げたけど、実は8年余分だった」
「妹が韓国のKCIAに俺と間違えられて拉致された」
「仲間内5人集まりゃ、100年越すね。懲役が」

なんてな話をフツーにしている。そして、コテツという店のオヤジが、

「コイツがムショから出てきた仲間と20数年ぶりに再会したときは、なぜか服役してた方が『俺も辛かったけど、シャバにいたお前の方が辛かったかもなぁあ』と2人で号泣しながら抱き合ってたんだよ。バカだね~っ」

みたいな濃ゆいツッコミをここぞとばかりに入れる。

(回想シーン:45分)

トイレから戻ってふと見ると、ばななんの目に大粒の涙が浮かんでいた。その涙は、まるでブリリアントカットのダイアモンドのように、まるで幻の銀水晶のように、透き通った輝きを放っていた。

あらゆる偶然が、星々の運行やゲマトリア数秘術でも解き明かせないセオリーをもって積み重なっていく、絶対運命黙示録。プラスα、20年というもう戻ってはこない歳月が、一つの情動としてばななんの涙腺を緩ます――

そんな、奇跡の涙だった。

思わず「ゼルダの伝説」のリンクばりに、小ビンに採取して掲げたくなった。

♪チャ・ラ・ラ・ラ~ン

ああ。今夜も、最高のギグだったさ。

ありがとう、ばななん。
ありがとう、唯尼庵。
ありがとう、新宿ゴールデン街の、街の灯。

オンラインセックスゲーム「3Feel」でXserve

2004-06-10 | エ○エ○アーカイブ
本国で儲けた巨額の資金を元手に、日本でも着々と勢力を広げつつある「韓国産オンラインゲーム」。そのジェットストリームのなかで、つ、ついに。ついに真打ちが登場しやがったぜ。

「3Feel」~セックスをテーマにしたオンラインゲームが登場

あられもない格好をした男女が、オンライン上の仮想空間で、あられもないことをやってのける。それが前提であり、また目的でもある。「究極のエロゲーが、限りないバーチャル性とコミュニティー性を追い求めた先にこそ存在しているに違いない」という、制作者の崇高な志に涙せずにはいられない。

オンラインゲーム上でプレーヤー同士に恋愛感情が生まれ、ゲーム内でナンパしたりとか結婚しちゃったりってのは、今までにもごくフツーの行為としてままあった(つっても、まさか自分の母親がオンラインゲーム「FFXI」で結婚(通称:ヴァナ婚)するとは思ってなかったけどナ! ちなみに、オヤジにはもちろんナイショ)。

それを前提とするならば、オンライン結婚後の夫婦生活もオンラインで営みたいと思うのも、ごくごく自然な流れなのだろう。

それにつけても、である。

ネット上のエロコミューンって、出会い系サイトだけにとどまらず、ごくごくフツーのオンラインゲームやらチャットやら掲示板やらアバターサービスなどなどに拡散しているので、こういったサービスが普及すると、いい具合に住み分けが進むという意味では、とても進歩的で良いことなのかもしれねーぜ?

思ったのが、こういうゲームをきっかけにしてオフラインでもほんとに結婚まで行っちゃった! ってカポーの仲人さんは大変そうだなぁ、と。
俺だったら、はっきしくっきしありのままにスピーチするね。それはもう、「wwww」を連発しちゃうくらいに、ね。

【Xserve的オンラインセックスゲームカポーの結婚式仲人スピーチ】

えー、皆さん。本日はお暑いなかお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。クリス・ペプラーですwwww。

今日は天気もどんよりと雲っていて、オンラインゲームでハメハメ……げふ、げふふん! ハメをはずすにはもってこいですナ!

さて、「×××型ジョイスティック」を握りしめる手も汗ばんできたところで、新郎新婦のご紹介をさせていただきたいと思います。

まず、新郎のAdamuTokunagaくん。彼のゲーム内での職業は、ズヴァリ「性感マッサージ師」です。熟練スキルはもちろんMAX。催眠マッサージで新婦のハートというか、むしろボディを射止めました。ひとことでいうと、タフガイです。っていうか、催眠してる時点でタフガイじゃねーよなぁwwww。

そして、新婦のHakyu-nさん。彼女はのゲーム内での職業は、ズヴァリ「メイドさん」です。ご主人さまの大事なところを間違えて噛んでしまうというドジッ娘で、見せしめのため地下室PKされそうだったところを、新郎が持ち前のマッサージスキルで救い出したのでした。ってなんだよそれwwww。

2人は昨年秋にゲーム内で契りを交わして以降、オンライン上ではその名を知らぬ人がいないほどの名カポーでした。なぜ名カポーかというと、そのプレーぶりがあまりに変態チックだったからですwwww。

変態プレーはとどまるところをしらず、遂にはサービス規約をマッシブに破り、禁断のオフラインへと発展しました。しかし、最初に逢う約束をした日の前夜、2人の頭の中には、ちょっとした不安があったそうです。それは、「ほんとにあんなプレーを要求されたらどうしよう」という、身も蓋もない不安でしたwwww。

しかし、人間ってオンラインでは変態でも、実際に会ってみると案外フツーなものですよね。

かくして、オフラインでもめでたくフュージョンした二人は、「結婚」の2文字へと一直線にオーバードライブ。いやー、めでたいめでたい。って、ほんとにめでたいか?wwww。

最後は、かの目森べーしっの銘言をいささかアレンジして、この場を締めさせていただきたいと思います。

「おもしろいゲームは、やっぱりセクシャルだぜーーーッ!」

ありがとうございました~(パチパチパチパチ...)。

そういえば映画でも、原作者のスティーブン・キングが訴訟を起こしたなんつートホホさでも有名な「バーチャル・ウォーズ」でも、オンラインセックスシーンがあったなぁ(アレは相手がバーチャールだっけ?)。

一昔前なら、こういうトピックはメリケン発だったような気がするが、それが韓国発であるところに、21世紀的なテクノオリエンタリズムを感じる(笑)。

ああ、なんだかとても、ピリ辛キムチが食いたくなってキやがった。
今夜も、画面の前でビンビンだぜ?wwww。

「新感覚エラー」でXserve

2004-06-09 | ピコピコアーカイブ
最近、世の中の変化のスピードが鈍ってきている気がする。94年くらいからのこの10年間。それ以前の10年間のめまぐるしさと比べると、気合を入れて走馬灯をシムってみても、流れる映像は常に(デジタルな精彩さとは反比例するかのように)スローモーションだ。文明停滞感。代々木公園で、まっぴるまから青姦。俺をさいなめ続けるのは、諦観。

しかし、そんな思考をあざけ笑うかのように、世の中のエラーは進化していた……!!

あ、ファイルが無いッ
おあ、CGIが……エラー?

上記リンクをクリックし、5回はF5キーを叩いてみて欲しい。世知辛い世相を忘れ去るのに充分な、ハートフルなひとときを過ごせるはずだ。それは、エラーすらもコンテンツにしようという姿勢。これぞ、プリミティブな中学生マインドだと言えるだろう。わざわざFlashオーサリングまでしてエラーHTMLファイルをカスタマイズするなんて、大文字の「大人」であるナウなAdministratorには土台無理な相談だ。いや、話は前後するが。そもそも大体、最近の中学生は、しゃべり場なんかに出ているヒマがあるなら、なぜこういうネタに妄想をめぐらせないのだろうか。そして、帰宅後すぐにApatchやらActivePerlをインストゥールして、マイ☆エラーページを今すぐアクティブドライブすべきなんだ。どうせ、帰宅部なンだろう? そうすれば、しゃべり場なんぞに出なくとも、世界中に情報発信が de Kill! ンなもん誰も見ねーけど! な~んて、思ってはいけない。誰も見てなくてもいい。わんぱくでもいい。オナニーなんだから。たくましく育ってほしい。

♪ハイリハイリフレハイリホ~ (ホッホッホ) ハイリハイリフレホッホッ(以下略)

というわけで、これに限らずこの種の快感を知らずに大人になるなんて、Xserve的には相当ありえ9th(ナインス)。

……妄想したい。中学生のように。
……ふとんを丸めて股の間にはさみたい。中学生のように。
……好きなあの子の前で耳たぶまで真っ赤に染めてみたい。中学生のように。
……フィルムケースにドライアイスを入れてガムテープでグルグル巻きにした爆弾を彼奴の机に仕込みたい。中学生のように。
……7連発オナニーをしたい。中学生のように。
……小銭と股間を握りしめ、ドキドキしながらエロ本を買いたい。中学生のように。
……固有名詞の語尾に「IIダッシュターボ」を付けて呼びたい。中学生のように。
……「トップをねらえ!」にもう一度感激したい。中学生のように。
……なけなしの2千円を入れたのにビデオキャセが出てこない自販機前のハルマゲドンを味わいたい。中学生のように。
……いや、さすがにそれだけはもうイヤだな。中学生のように。
……しかし、実は今でも上に挙げたうちの2つぱかしは未だもってまったくリアル。中学生のように。

なーんつって?――そんな過去へと通り過ぎた素敵なサムシングたちを、何を今さら無理矢理思い返してみても、2004年度の俺にはすでに実行許可が下りないのさ。

ボブが損をして(BOBSON)――江戸がウィンする(EDWIN)。古くから続くメリケンVS岡山VS江戸の三つ巴のジーンズ戦争。しかし、そんなことはどうでもよろしく、むしろ俺はジーパンと呼びたいンだ。ジーパン刑事が好きだから。

そんなマインドを前提に。

だから、そのエラーだけはやめておくんなまし。切なくなっちまうからさ。

403 Forbidden」。

お前だけがキライさっ。

「孝太郎ラボ」で元横綱Xserve

2004-06-08 | ヌルヌルアーカイブ
トーク番組ってもうあんま見なくなったけど、「女神の欲望」と同じクールに(また違った意味で)こんなドギツイ番組が存在していたなんて。

孝太郎ラボ」。

――因果だ。ただただ、因果だ。なぜって? そりゃぁよぉ。ラボっていやぁ、ドルビーラボやソニーのエスパーラボ、ラボパーティーにサザンのハ(ラボ)ウ、そして怒りながら脱出したり、アフガンに行きたくもなってくる……そんなアカデミックでソウルフルなプレジャーワードなんだ。

それが、よりにもよって、あんなバカッ小僧に冠されるなんて。まかり間違ってもまだ間違ってる。人とトークする前にまずてめぇのオヤジと刺し違える覚悟でトークして(っていうか実際刺して)、男を上げかつ芸の肥やしとするのがスジなんじゃぁないのか。ないんだろうけど。ないんじゃないかな。まちょと覚悟はしておけ。

で、今日のゲストは元横綱の貴乃花光司。……なかなか破壊力のあるコンビだ。深夜の疲れきった身体に染み渡る、眠りながら死ねる毒入りすりリンゴのようだ。だけど、味はパサパサで甘味も酸味も感じられない。遠ざかる意識のなかで、おりしも岬くんと翼くんがスカイラブハリケーンをしていた。ある意味「ゴールデンコンビ」ということなんだろう。

【孝太郎VS光司の終わりなき戦いというか馴れ合いみたいなもののメモ ~消えかかる理性の狭間で~】

光司「人間って、欲でしょ? 食欲とか色々……。ほら、ねぇ」
→「性欲」って素直に言いましょう。

光司「元気、勇気、やる気。やっぱ、人間は「気」だよね」
→比類なき説得力。整体師のマインドコントロールから抜け、校長先生の「3本の木」理論に落ちついたんですね! ホッ。

光司「心・技・体じゃなく、むしろ心・気・体なんだよ」
→なんだ、まだ整体師の「教え」が抜けてないのかッ! 孝太郎ビームッ。捉えた! 貴様はこれから我が孝太郎ラボでその悪魔の思想を徹底的に除去してやる! たとえ、一生に限りなく近い時間がかかっても、だ! それが、人間に成るってことなんだよ。本来の人間なんだよ。本当の人生がそこから始まるンだ。逃げようなんて思うなよ。俺のオヤジがゆるさないぞ! 俺のオヤジは……あ、あなたはブッ、ブッシュ! もとい、サー・ブッシュ! ああ、それは取れたてホヤホヤの、しかも彼の地のパイプラインを経由したナマ原油じゃないですかッ。うひ~、イイか・ほ・り☆彡

光司「ていうか、オマエが貴乃花部屋に入れ~~~。その前に、俺のナマ原油をくらえ!(ライオンハント)」

ZASH×ジョビジョバ×三池崇史でXserve

2004-06-07 | ヌルヌルアーカイブ
ジョビジョバが再来したかのようなオモシロ演劇ユニット――ZASHの「再起動ロッケンロー」を観てきた。

といっても、つい最近まで「ZASH」という存在すら知らなった。アーンド、そもそも演劇自体、数年前に蜷川幸雄の「ハムレット」で熟睡して以来というもの縁がないので、あんま興味なかった。何より決定的だったのは、ZASHのメンバーがイケメン揃いだということをこれみよがしににウリにしているということ。なんつーか、単純にムカつくジャン? 非モテ系としては。しかもさー。そんな空間って、あれよ? 信者のグルーピーが沢山いそうじゃん。そういう売り方をしている限り。そんなところに不用意に飛び込んでごらんなさい。「スクール・オブ・ロック」の冒頭でライブハウスの床面めがけてハラぼてロケット☆ダイブしたジャック・ブラックみたいなことになっちまう。そんなの俺はハナっからご免の助だぜ? アルミホイルをチューイングしている方がまだマシってなもんでさぁ(どうでさぁ?)。

というわけで、まったく期待してなかったんだけど、講演自体はとてもオモシロかった。架空のライブハウスを舞台に繰り広げられる、三十路の悲哀と哀愁と夢と希望。笑いあり涙ありダンスあり生演奏あり、3on3あり中学教師のシャウトありプレスリーのモノマネありスモークでできたかめはめ派あり(←これスゲーと思った)etc...ともう色んな要素のありあり尽くし。おまけに、黒豆ココアがもらえたり、空からマシュマロまで降ってくる始末。もう、引き出しぜ~んぶ見せますぅ、って感じが漢らしかった。さしずめ、三十路版「ゴレンジャー」、三十路版「青春デンデケデケデケ」……そんな感じ。

メンバーのポテンシャルをこんだけ引き出せるってことは、ジョビジョバにおけるマギーみたいな人がいるのかと思ったら、意外や意外。ストーリーはプロの脚本家の書き下ろしらしい。

そうそう。演劇とか観ると、決まって折込チラシで1.5倍増量のプログラムをもらって、ゴミ箱直行の手続きが待っているじゃぁないですか。しかし、である。今回はそのなかに気になるチラシがッ。

それが、上の写真のチラシ――

夜叉ヶ池」。

あの三池崇史監督(@「21世紀、最も活躍が期待される映画監督10人」@タイム誌)が、舞台に初挑戦らしい。武田真治や松田龍平、丹波哲郎など、キャストもいつもの三池作品と違って微妙に豪華。ZASHのメンバーも何人か出るらしい。単純に気になる。すごく気になる。

でも、講演期間は2004年10月14日(木)~同31日(日)だそうで。演劇ってこんなに前からプロモーションやるんだぁ。浦沢直樹の単行本の巻末の次巻予告みたいですね。

・追記
ここでプレオーダーやってるらしい。