5日目は、フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院、
モン・サン=ミッシェルへ向かいました
パリから観光バスツアーで、5時間近くかかった記憶があります。 遠っ
(私たちはバスのいちばん後部の席でしたので、
ベッドのように使えましたが、他の方はしんどかったと思います。)
見えてきました~
バスから撮影した、モン・サン=ミッシェル
対岸との間に地続きの道路が作られています。
Mont(山) Saint(聖) -Michel(ミカエル)
かつては満ち潮の時には海に浮かび、引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていました。
最も大きい潮が押し寄せるのは満月と新月の28-36時間後といわれており、
引き潮により沖合い18kmまで引いた潮が、猛烈な速度で押し寄せるため、
かつては多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたといい、
「モン・サン=ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」という言い伝えがあったそうです。
さっそく島内に入って行きましょう
グランド・リュー通りから・・・
まずは、腹ごしらえ
このフワフワ感を再現してみたい
プーラルおばさんのお店
私たちがオムレツをいただいたのは、こちらのお店ではないのですが、
モン・サン=ミッシェルの名物として今や定番になっている「オムレツ」
今はグランド・リュー通りのほとんどのレストランのメニューになっているとか。
この名物のオムレツを生み出したのは、
「プーラルおばさん」の名で親しまれている、19世紀半ばのアネット・プーラル
夫と共に1888年に巡礼者向けの宿屋を開業しました。
長い道のりをやっとの思いで着いた、疲れ切った巡礼者たちのために、
ボリュームがあって栄養価が高い料理はないかと思案し、
この巨大なオムレツを考え出したのです。
この料理が評判になり、
「プーラルおばさんのオムレツ」はモン・サン=ミッシェルの名物料理になったそうです。
今もプーラル夫妻の宿屋はホテルとして開業しており、
レストランも伝統の味を守り続けています。
ビスケット菓子のガレットはお土産にも手頃ですし、素朴な味で美味しいですよん
(バスツアーのトイレ休憩で立ち寄った、サービスエリアでも売ってます。)
進んでいきましょう
階段を上っていくと うわぁ~
テラスから望む絶景
ボーっとしていると、ガイドさんに置いてかれちゃいますので、慌てて修道院内へ入ります
(その⑪へ続く・・・)