20200531 g.kishiの夕暮れを背に！ 第８７回東京優駿（日本ダービー） 第１３４回目黒記念

東京11Ｒ東京優駿（日本ダービー）　Ｄ
ダービーはスケール勝負。

なのだろうか？

と、疑問符がつくほど、位置取りと枠が重要になっている「ごく近年の」ダービー。マカヒキ、ワグネリアンがその後パッとせず、あくまでこの時点で一番強い馬を選ぶ、というよりもこの時点で一番うまいこといった、馬が勝っているというのが印象。ロジャーバローズもワグネリアンも早めからの抜け出し、レイデオロは位置取りを上げていっての押し切り。そういう意味で言うと騎手の工夫と、前に行けるスピードと両方が求められている。上がり３５－３６秒台でのしのぎ合い、そんな時代は終わった。

皐月賞上位組はとにかくスピードに長けている。05コントレイルは上がりが速い競馬も押し切り、馬群渋滞した皐月賞も大外を回して一気に交わす競馬でねじ伏せる競馬。現世代では存分にスピードが上位かつ、多少馬群が不利な形でも自分の能力で解決している。問題は完全に馬群が囲まれたときだが、スピードがあるという点である程度の位置取りを鞍上が工夫してくれれば、そのような状態にならないのではないかと感じる。

12サリオスは初戦をパドックで見た際、まったく見栄えのしない、かつサロミナ産駒にしてはかなり大型に出たなあという印象だったが33.1という上がりを楽々と出した内容に度肝を抜かれた。間違いなく姉たちとは違うこの産駒の現時点での最高傑作。レース内容も位置取りがうまく前走も内でしっかり脚を溜められれた。01コントレイルには屈したが他に対してはアドバンテージがある内容で簡単には落とせない。距離は問題になる可能性は残す。

それ以外は上２頭のミス待ち。11ガロアクリークは後出しで伸びてきた前走だったが、基本的には上がりが速い競馬の方が向く馬でレース内容がどんどん良くなっている現状では評価したい。01サトノインプレッサは前走は完全に展開が逆で無理をしていない。近年ダービーで一番優勝に近い01番枠で巻き返しに期待。09ダーリントンホールも11ガロアクリークと同様上がりの競馬になる状況の方が向くタイプで。17ヴァルコスは手先が強く前走も自分でスタミナを示しているので上がりの競馬にならない状況ならこちらの方が。08ビターエンダーは上がりに特化すれば。逆に皐月賞で唯一前で粘った18ウインカーネリアンはまだ力を秘めている可能性があって位置取りもできるのなら。
◎05コントレイル
○12サリオス
▲11ガロアクリーク
☆01サトノインプレッサ
△09ダーリントンホール
△17ヴァルコス
注08ビターエンダー
注18ウインカーネリアン

東京12Ｒ目黒記念　Ｄ
05キングオブコージは３連勝中。とにかく位置取りがうまく好位内にしっかり収まっている内容ばかり。今回枠の利もありさらに内枠がかなり有利なこのレースならいきなりも。12ゴールドギアは手先が強く上がり能力はかなり上位で内枠勢に意識が強くなるなら。04アイスバブルは逆に内枠を存分に使いたいクチ。
◎05キングオブコージ
○12ゴールドギア
▲04アイスバブル
☆02ノーブルマーズ
△11ステイフーリッシュ
△01タイセイトレイル
△03ポポカテペトル
△17ボスジラ
注08アフリカンゴールド

京都10Ｒ安土城Ｓ　Ｄ
10ドナウデルタがかなり手先強くかつ京都1400は２勝とかなり得意で。
◎10ドナウデルタ
○04エントシャイデン
▲05ラセット
☆17プールヴィル
△13アマルフィコースト
△11リバティハイツ
△02ロケット
△06ボンセルヴィーソ

京都12Ｒ朱雀Ｓ　Ｄ
内を利せる競馬が出来る01オールザゴーが最内引いた。
◎01オールザゴー
○13メモリーコロネット
▲04ブライティアレディ
☆05エムティアン
☆08タイセイブレーク
△02ミッキースピリット
△09ブリッツアウェイ
注06コウエイダリア