もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

北方作品に感謝

2014年12月08日 | 社会・政治問題

土漠のベドウィン(グループ展出品作品)

 

 北方謙三氏の歴史小説にハマっています。

  かっての歴史小説は、司馬遼太郎氏に代表される資料満載の歴史エッセイが主流であり、人物(人格)設定が史実に埋没していたように感じられます。

 一方、北方先生の歴史小説は、絶妙な虚実の塩梅をもって人物が躍動し明快であります。 純文学を振出しに、現代小説、歴史小説と辿り、現在(ここ数年)は中国の演義を題材にした大作を発表され、そのいずれにも大喝采です。

  今年の冬は、北方先生に埋もれてはいかがでしょうか。


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