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銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

Somewhere

2024-02-27 15:52:33 | つれづれ
どこかに 私たちのための場所がある
平和で静かで空が見える・・・
そんなどこかの場所が きっと私たちを待っていてくれる

いつか 私たちのための“時”が
共に過ごし 全てを味わい 大切にするべき
そんな時がきっと来る

いつの日か どこかで
二人で生き直せる
全てを許せる生き方がきっとある

どこかにそんな時と場所がある
さあ、私の手を取って
私たちはもう その道の半ばにいるんだ
手を取って
私がきっとその場所にあなたを連れて行くから ♫

1961年 映画「West Side Story」の中で
グループ同士のケンカの弾みで相手を殺してしまい、
恋仲だった相手の妹と、手を取り合って「逃げなきゃ」
という切羽詰まった場面で歌われる曲。
 絶望的に切ないセッティングなのですが、
どこかに浮世離れしたほわんとした感じもあり、
演奏だけでギュッとつかまれるような
美しい曲です。 レナード・バーンスタイン作。



「ひなライブ」のお知らせ

2024-02-14 12:57:16 | つれづれ
3月3日(日)14時~18時
今回は単独での「ひなライブ」を企画いたします。
五十嵐明要(As)下間哲(Cor.,Vo)袴塚淳(P)Jumbo小野(B)
+影山ミキ(Vo) and more??(^^♪
Live: 14:30~/15:45~/17:00~
ご予約のみ、3ステージそれぞれ定員15名様にて。
基本料金:\4,000(1drink付き)
続けてご覧になる方は、その旨ご予約の上、
各ステージ1drink以上の追加をお願いいたします。

 ご予約・お問い合わせはサイト:
https://jazzbar-ems.com [contact]に
アクセスいただくか、または平日17:30以降 
ジャズバーエムズ 03-3574-5508
にお電話で承ります。



Just A Gigolo

2024-02-13 14:20:31 | つれづれ
初めて彼を見たのは、パリのカフェだった。
フランス人で先の戦争の英雄
でも戦争が終った後、 平和が彼に与えたものは
いくつかの安っぽい勲章・・・ほかには何もなかった。
今は毎晩、あの同じカフェで彼を見かけるよ。
ご婦人の間を回ってはささやいている。
「マダム、私がお気に召したなら、どうぞ雇ってください。
佳き時代を知っているジゴロを。」

あなたはただのジゴロ
どこへ行っても あなたが何をしているかみんな知ってる
ダンスをしたり、疑似恋愛でお金をもらって
すぐにまた次のレディーに乗り換えて・・・

でも、若さはそのうち色褪せる
その時、人はなんて言うと思う?
本人もわかっているよね
「ただのジゴロだったのさ。
彼がいなくても世界は回って行くよ。」

 1924年にドイツ語で書かれたJulius Brammerの詩に、
1928年にイタリア人のLeonello Casucci が曲をつけ、
Austrian Tangoとして舞台にかけられた。
1929年には Irving Caesarによって英訳された、
という歌です。
1979年の映画ではDavid Bowie主演で、Marlene Dietrichが
歌っています。
 光井章夫さんのお得異曲だったので、私の中では
ジゴロ役本人が自嘲的に歌うイメージだったのですが、
Dietrichの説得力にヤラレて、やってみようかしら、と
思った次第(*´σー`)エヘヘ