銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

続・続々とold fashionned

2024-04-16 14:55:57 | つれづれ
🎶
私は古臭いのかもね?
月の光や窓を叩く雨だれの音や
四月になると聴こえて来るキラキラの春の歌
そういう古いモノにときめくんだから。
でも、あなたもそうでしょ?・・・・♫

 "I'm Old Fashioned"の一節です。
過去十何年にわたってこの曲と、カクテル「オールド・ファッションド」
は何度も記事にしました。

 昨年から増えた海外のお客様の、実に三割近い方々が
このカクテルを頼まれて、そのたびに驚き(結構若い方が多い)
ケンタッキーにこだわりがあるわけでもなさそうだし
(「ジャパニーズ・ウィスキーで作って」というオーダーも増えて😲
それはもはやold fashionedとは言いませんね^_^;)
お一人に聞いてみました。「どこで覚えたのですか?」
「Uh~~nn, Maybe, in a movie」
そーですか~~😲

 ウィスキーに甘みを加えて飲みたい、という感覚は
日本人には少ないと思いますが、でも、お酒を自分なりに
美味しく楽しくアレンジしてもらって楽しみたい、という
意味では、バーのスタイルに沿っていますよね😉 👍

A Hundred Years from Today

2024-04-10 14:04:38 | つれづれ
出し惜しみしないでさ
キスを振りまいておくれよ
だってそう言うボクにはちゃんとした理由があるんだ
君がキスの大盤振る舞いをした、ってこと
百年後に誰が気にすると思う?
女王様が住むようなゴージャスな屋上の部屋に住みたいって
この母なる大地の緑豊かな場所にいるほうが
ずっと天国に近いし
仮に君が億万長者だとしても、今日から百年後、
その富と贅沢に何の意味があるんだい?

だから笑って歌って
愛し合えるうちにできるだけ幸せに過ごそう
そんな風に感じさせてくれる人が
必ず一人はこの世にいるはずさ

月が輝いている ステキなことの起こる印だね
ボクに抱きついて「あなたのものよ」と言っておくれ
忘れちゃいけないよ、ダーリン🥰
百年経ったら、ボクたちはあの月の輝くのを見ることは
もうできないんだからね
🎶

 なかなかシリアスな内容の歌詞ですが、
大人な先輩諸氏は、噛みしめながらもコミカルに
またゆったりと諭すようにのどかに歌ってくれていますね。
 袴塚さんにこの譜面を出したら
「あっ!ドーリー・ベーカーさんの伴奏したなあ。
ゆっくりなテンポでいい感じだったよ~」と
懐かしんでいました(*^_^*)



A Tree in the Meadow

2024-04-06 15:47:37 | つれづれ
草原に一本の古い樫の木がある
かたわらを小川が流れて・・・
その木に刻んだ
「死ぬまで君を愛する」と。

いつも思い出す
君の瞳の中に感じた愛を
そして君もあの日 同じ木に彫ってくれたんだ
「死ぬまであなたを愛します」って。

でも、恋人たちの行く道の果てに
ボクは見てしまったんだ
君が他の誰かとキスしているのを
それがボクならよかったのに・・・

あの木の傍に いつも僕の心はとどまっている
そして君は どこに行こうとも
ずっと思い出すことだろう
ボクが死ぬまで君を愛していることを。🎶

 "I'll Close My Eyes"の作者 Billy Reid の1948年の作品。
何だか讃美歌のようでもあり、歌詞も相まってとても古い曲に
感じられるのですが・・・。さにあらず。
演奏者もほとんど知らないと言うし、私も何十年か前に
ある大先輩がとつとつと歌うのを一度聴いたことがあるだけ。
それでも強い印象が残りました。

Set List の一部

2024-04-01 00:15:42 | つれづれ
 3月29日(金)「Composer's ⑦」
1st: Vincent Youmans
 Carioca
 Time on My Hands etc...
 Tea for Two
 Sometimes I'm Happy
 More Than You Know

2nd&3rd: Hoagy Carmichael
 I Get Along Without You Very Well
 Baltimore Oriole
 Stardust
 Lazy River etc...
 Skylark
 Heart and Soul
 Georgia on My Mind
 Rockin' Chair
 Two Sleepy People
 The Nearness of You

 なぜか海外のお客様も多く、コンサート状態に
なってしまったため、特に後半のバラードの多さに
気持ちよくウトウトされた方もあったかも😛 
 でもねえ、オリジナルの時代には、現代のような
バラードは多くなく、楽団がダンステンポで演奏したため、
有名な"Stardust"でさえ、軽快な4beatであったそうな。
 バンド構成上の限界もありますが、オリジナルの
雰囲気にも想いを馳せつつ、自分たちのイメージも
時々生かしたりして、古くから愛される曲たちを
楽しめれば、という「スタンダード愛好会」なのです(^^♪