銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

言葉遊び

2017-11-21 13:52:02 | 言葉、言い回し

 以前に池田弥三郎さんと志ん朝さんの対談を読んだときに

面白かったのが「お」を付けるか付けないかで意味が変わる語、という話。

「ホラ、神とおかみはずいぶん違うでしょ?」

「はあ、そうですねえ、アタシんとこじゃさほど違わないかも」etc.etc....

「釜」と「オカマ」だの「かめ」と「おかめ」だの・・・

 

  それを思い出したのが、ラジオの日本語検証番組で、

「おにぎり」「おむすび」「にぎりめし」

・・・あなたはどれを使いますか?という質問で、全国の分布を調べていたもの。

その中で脱線気味に話題になったのが

「おにぎりとおひや」より、「にぎりとひや」だよね、という話。

いや~~言葉っておもしろいな~~

でも、最近は居酒屋で「ひやでお願いします」と言うと

キンキンに冷やしたお酒が出てくるので、「常温で」と頼まなければなりません。

なんか言葉が四角くなって興醒め。

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「逆チョコ」って・・・おかしくね?

2017-02-07 16:29:46 | 言葉、言い回し

 何年か前に「問題な日本語」という本があって、とてもおもしろく

読みました。「問題な」という言い方自体、文法的には問題がある

わけですが、それも時代の好みで5割以上の人がそう話していれば

それも正解とするしかない、日本語はある意味生きている・・・と、

その昔、池田弥三郎先生もおっしゃっていました

「おかしくね?」という現代の若者言葉は「おかしくない?」

(=おかしいよね?おかしいでしょ?)という意味で、親しい中では

使われていますよね。

 そういう言い回しよりももっと釈然としなかったのが、

「最近は逆チョコも流行っているから、別に女子が告白のために

チョコを贈るんだ、ということにこだわらなくてもいいのでは?」

というような話をラジオで聞いたことです。

Valentine Weekともなれば、巷はチョコのプレゼントをどうするか?

それより深刻なのは、下火になりつつある(たぶん)チョコレート商戦を

どうやって盛り上げるか?という流れからの話題らしいのですが・・・・

イヤ、待って

バレンタインにチョコレートを贈る、という伝統そのものが、

昭和の日本で生まれた「にわか」なわけで(それもチョコレート会社の

仕掛けによって)、もともと何の宗教的、民族的意味もありません。

 むしろ、オリジナルのSt.Valentineの伝説から言えば、家族や

それに近い親しい間で、しかも多くは男性の方から何か贈り物を

する風習がある、ということなわけですよね。

 

 巡り巡って本来の意味合いに近くなっていたりして

いや~~~言葉ってほんと~に面白いですね(*´∇`*)

 

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ちょっと違うかも

2015-11-15 23:53:43 | 言葉、言い回し

 日本人は、外来語を取り入れるのが本当にウマイというか

自由自在 そのままカタカナ読みで日常的に使っている語は

たくさんありますね。

 でも、もし英語圏の人がその語を聞き分けたら、ちょっと驚く場合も

いろいろありそう。

例えば

「オレ、結構マニアックなマスター好きでさ

つまりこれは、「オタク的に一つのことに詳しいとかこだわる人」

という意味で使っているのだと思いますが、英語の「maniac」は

「ちょっとイカレてる」目つきの怪しいような人のことを

指すことが多いようで・・・

 歌っている現場で

「ミキさん、今日、ムーディーで素敵だね

これは「好い(しっとりしたとか、色っぽいとか)ムードがある」

と言う意味でおっしゃっているのだと思うのですが、

「moody」は「気分屋・・・自分の気分しだいで安定しない雰囲気の人」

を表します。 う~~ん

 これはもう、日本語の日常で伝わる雰囲気で許容範囲を広げるしか

ないですね。 でも、英語の会話の中には入れないほうがよろしいかと

思われます

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空耳アワー(ド?)

2015-11-10 13:50:07 | 言葉、言い回し

 しっかり顔を見てご注文を聞いていたつもりでも、

思いがけない間違いが起こることも

初めての方・・・恰幅のいい中年の男性と、ずっと若い男性。

若いややナヨやかな方のほうが「ボク、モスコ・ミュールを」

年かさのゴツイ感じの方が「自分、ソルティー・ドッグしか

飲めないんですが」・・・ずいぶん変わったこだわりだな、と思いつつ

「かしこまりました。少々お時間を」

キレイにグラスの縁半分にだけお塩をつけたソルティー・ドッグを

運んでいくとうろたえて

「コレ、お酒入ってますよね」「ハイ?

ソフトドリンクしか飲めない、と言ったつもりなんですが・・・」

アチャ~~失礼いたしました。

う==ん

聞き間違いは言い手の粗相、と言うけれど、これはどうしても

聞いた側の耳の問題だなあ・・・

瞬間、違和感があったら、聞き返すべきですね

 

 

 

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敷居が高い

2015-10-28 13:57:25 | 言葉、言い回し

 不思議なことにこの言葉、本来の意味で使われるのを聞くことが

本当にまれになりました。 本来使われていたのは

「以前は親しく付き合っていたけれど(多くの場合相手が目上)不義理をして

(済まないと思うことや、長い間音信しなかった経緯があって)顔を

出しづらくなること」と言う意味です。

 ですから、まずは相手と古くから知り合いでないといけません。

ところがこの節はほとんどが

「初めて行く場所で、自分にはハードルが高いんじゃないかと恐る恐る」

と言う場合に使われます。

 元の意味をわかっている方でも、新しいほうの意味でも現実に使っています。 

 

   先日一人で「勇気をふるってジャズバー・デビュー」に来られた若い女性が

「敷居が高いんじゃないかととても緊張したんですけど、

居心地よくてアウェイを感じませんでした」と喜んでくださいましたが

なるほどなあ、と思いました。

 「言葉は変わってゆくもの」という現場をまさに見ているワケですね

 

 本日:10/28(水)高浜和英(P,Vo)酒井一郎(B)

息の合ったペアの小粋な演奏と歌と語りをどうぞ

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